THE KEY

鍵ー実際の遭遇 (翻訳 Ver.2-6)

ホイットリー・ストリーバー(Whitley Strieber)のThe Keyです。著者は20以上の小説やノンフィクションを出す世界的なベストセラー作家です。著書Communion(邦題:コミュニオン 異星人遭遇全記録)の中で、1985年に起こった未知の生命体との遭遇体験を述べています。その他にUFO関連では、Transformation(邦題:宇宙からの啓示)、Breakthrough(邦題:遭遇を超えて)、The Communion Letters、The Secret School、Confirmation、Solving the Communion Enigmaなどを発表し、The Keyは2011年に出版されました。夢と現実の判断が難しく、そして最後に記憶を不鮮明にするような白い液体を飲まされた可能性を、本のあとがきで述べています。また、前作まではいわゆるグレイに似た生命体の訪問でしたが、今回は滞在中のホテルの部屋に、人間(のような生命体)の訪問をうけたという内容で、これまでと少し趣が異なります。映画「デイ・アフター・トゥモロー」のきっかけとなった、ということも気になる点です。

1. 序説 鍵のマスターとの出会い

2. 会話

3. 断片的な内容

4. あとがき

5. 付録

6. 序文(オリジナル版)

7. あとがき 彼は誰?(オリジナル版)

8. 鍵の預言(オリジナル版)

1. 序説  鍵のマスターとの出会い

当時はわからなかった事だが、1998年6月6日の夜に、私の人生は新しい局面にはいった。午前2時半頃、私は驚異的な対話をした。あとで「鍵のマスター」と呼ぶようになった人と話すことで、実際に私の人生が変わった。

彼と半時間ばかり過ごしてから、もう10年以上になる。注意して受け入れれば、彼の話は深くて斬新だ。彼はファンとして来たのではなく、それどころか利用価値のある考えを親切にも示してくれた。なかにはまだ知られていないものもある。古代人の道のりについて、重要な新たな光を当てるものだ。

私はトロントのホテルの部屋にいた。Confirmation(証拠)という著書のための、1日ツアーの最中だった。その日は1ヶ月間のツアーの最後の日で、ヘトヘトだった。ルームサービスで夕食を食べて寝ると、ドアをノックする音が聞こえた。てっきりウェイターがトレイを取りに戻ってきたと思った。

深夜だという実感もなく、ドアを開けて彼を部屋に入れた。彼はトレイに目もくれず、机に座って話し始めた。しばらくの間、私は混乱したが、本当はウェイターではないことがわかった。次に考えたのは、私の本が理由で私と仲良くしたい誰かが、ホテルの部屋を見つけた、ということだ。真夜中を過ぎて知らない人から電話や訪問があった場合、それは話したくない相手であることが経験的にわかっているので、すぐ帰ってもらうように努め始めた。

その男は、人類は鎖につながれている、ということを言った。そして、ホロコーストにより、あるカップルが殺されたため、重力の謎を解明したであろう人物が誕生せず、その結果、われわれ人類は死につつある惑星に閉じ込められたままだ、という興味深い考えを述べた。

こうして、私が今まで経験したことのない驚異的な会話がはじまった。会話のメモをしていたのだが、その内容を発表するのに2年もかかり、しかもそれは内輪向けであった。というのも、会話の内容を一部誤解しているのでは、と心配し、本を読んだ彼が訂正しに来てくれるのではないか、と少し期待したからだ。

会見後、2度と彼に会えなかったので、このようになったのだ。名前も住所も知らないし、わかっているのは彼の人相と、会話の途中で彼自身について述べたちょっとした内容だけだ。彼が窓枠に腰掛けて私の前にいた時、彼の名前や住所を聞いたり、名刺をお願いしようなどという考えは、その時は思い浮かばなかった。メモをとり、質問をするのに忙しかったのだ。

しかし翌朝になって、彼を探すのが難しそうなことに気が付いた。彼を見送ってすぐに眠りについたのだが、このことは出来事の異常さを考えると奇妙に思える。しかし、当時は全く普通に思えた。その男にどこか不自然なところは少しもなかった。

起きてすぐに、とても奇妙な体験をしたことがわかったが、何が起こったのか自信がなかった。もっとも、出発の準備が整うまでは、私は会話したことをはっきりと覚えていたのだが。少しばかりのメモ書きがあったが、少なくとも当初は解読不能だったので、私は最初に考えた。私は妻のアンに電話をして、その男が現実の人のように見えたことを後で否定しないように頼んだ。これまで長い間、異常な体験をしてきたので、遅かれ早かれ自分が今回の出来事を否定するだろうことは分かっていた。

その日の朝、著書の広報担当が今回で最後だとわかったので、その男について話してみた。彼女はその男が何者か、さっぱりわからなかった。彼女の事務所の何人が私の宿泊場所を知っているのか尋ねたが、彼女は知らなかった。そのような情報を秘密にする理由はなかった。作家は迷惑なファンを引きつけるタイプの有名人ではない。実際、たいていの作家は1人でもファンをひきつけたがるが、私も例外ではなかった。

それで誰か私のいるホテルを知っている人がいたかもしれないが、その場合は受付で部屋番号を聞かないといけないだろう。事実、彼女自身が部屋番号を知らなかった。

誰も私を訪ねて来た人のいないことは分かっていた。というのも、服を着て、まず最初に下の階に降りて、そのような依頼がなかったか受付で聞いたからだ。ホテルの規定では、宿泊客に電話で確認することなく個人情報を教えてはいけないことになっていたし、緊急の場合を除き、真夜中を過ぎてそのような電話は一切してはいけないことになっていた。

また一方で、ホテルでそのような規則を通り抜けることは難しくない。つまり、たぶんビジターが単に誰かにチップを渡し、私の部屋番号を知って、階を上がってきたのだ。彼は少しも怪しく見えなかったので、危険人物に見えなかったのだろう。

その後2年以上、色んな方法を使って彼を探そうとしたが、うまくいかなかった。最終的に、彼の言葉を個人的に公開することを思いついた。こうすれば彼が連絡しに戻って来てくれるかもしれない、と期待したからだ。その本は10年間私のホームページで販売されたが、名乗り出ることはなかった。

そういうわけで、あの晩に一体何が起こったのか疑問が残っている。彼は実在する肉体を持った人物であったのか、想像上の人物であったのか?

10年以上たった今、あの晩のことを振り返ってみると、あれほど私の人生に大きな影響を与えたのに、この男が実在の人物であったかどうか、正直なところ確信が持てない。しかし、この点について彼が単なるわたしの想像の産物ではない、という事もはっきりと言える。そういうわけで、今この本を一般の読者に公開しているのだ。

彼の話した内容のあまりに多くが、当時の私の想像力を越えていたからだ。そして、当時は実際に根拠がなさそうな発言の多くが、あとから科学的に真実であることがわかったからだ。メモを書き直している時、いっそ丸ごと削除したくなるようなものがあったことを、よく思い出す。たとえば、彼が「インテリジェントマシンをつくるには、気体が重要な構成要素となる」と言った時、なんて変なことを言うのだろう、と考えたことを思い出す。彼は続けてこう断言した。「亜酸化窒素は記憶を担うことができる」と。亜酸化窒素は笑気ガスである。だから、何か変わったジョークを試しているのか?と当時は思っていた。

それはジョークではなかった。「鍵」を実際に個人的に公開した1998年から2000年の期間を調べてみたところ、彼の発言で重要かもしれないことを示唆するものは少しだけあった。しかし、2005年に非常に変わった発見が発表された。再酸化された亜酸化窒素は、電荷トラップする不揮発性メモリのためのゲート誘導体として使えるかもしれない、と言うのだ。このように、彼は正しかった。亜酸化窒素は確かに「記憶を担う」のだ。

彼が会話で述べた多くの科学的発言をさかのぼって調べていた時、このことは直接確認できないことだった。しかし2005年に確認できたのだ。

インテリジェントマシンについて会話していた時に、彼は次のように付け加えた。「また、非常に高速で、非常に有用な量子メモリチップを重ね合せる方法を見つけてもいい」と。

2010年には記憶媒体に使う別の気体が発表されて、今回は先ほどの会話内容と結びついた。高密度で超低温の原子気体が、量子メモリを応用する際に個々の光子を記憶するための有望な媒体である、ということがわかったらしい。

しかし、彼が再び現れてくれないと、彼が誰だったのかという謎が解けるかどうか、かなり疑わしい。この謎を解くため、彼について思い出すいくつかの特徴を述べるのは、ここでは差し控えた。そういうわけで、誰かが要求しても、確認試験に合格する必要がある。彼が誰なのかすぐに分からない、とは思えないが、私の死後にこのことで混乱が起こってほしくないのだ。

会話は長くなかったが、今まで経験した中で1番豊かであった。率直にいえば、一種の宝の山だと考えている。確かに、私にとっては宝物だった。

彼がバイオロボットのようなSF的なものだったとは思えないが、インテリジェントマシンについて彼に尋ねたことを思い出した。

最初に彼は、私たちの文明の複雑さがある点に到達したと指摘し、私たちがインテリジェントマシンを必要としている、と答えた。そして次のように述べた。「インテリジェントマシンは、常に賢くなるために自分を再設計する。というのも、知性は生き残る手段を意味するからだ。ある時点で、マシンは自己認識できていないことがわかるほど知的になるだろう。あなたたちは、自分たちと同じくらい知性のあるマシンをつくれば、それはさらに知性を持つだろう。」

もちろん、これは危険なことだと思ったし、彼も非常に危険な可能性のあることを認めた。2010年6月号のScientific Americanで、自己認識ロボットの出現が懸念事項として議論された。記事ではこう述べている。「機械が自分自身の存在と構造を理解できるようになると、それ自身を改良する設計ができるはずだ」と。SimCityのビデオゲームの創始者であるウィル・ライトは次のように言っている。「個人的に、他の多くのもの以上に、このシナリオを恐れている。これは私たちの生きている間に起こる可能性がある。この地球で何らかの超知性と共存すれば、すべてが白紙に戻る。」

彼がインテリジェントマシンやその類であるのか、率直に、なかば冗談で聞いたところ、彼は面白い返事をした。「仮に私がインテリジェントマシンだとしたら、あなたをだましているだろう。」

会話は非常に幅広い範囲に及んだ。そしてそれ以来、私は何とか彼の主張の多くを検証することができた。その中には当時は全くあり得ないような内容も含まれているのだが、私は彼の言ったことを広く読者に公表することが倫理的に適切だと思った。

私は生涯、この他にもありそうにもない主張をしてきたし、正真正銘の謎の体験が本当であることを全力で主張してきた。それと同時に、明らかに観察されたことだけに限定しないといけない道義的義務が生じる。そして、可能な限り常に検証しないといけない。

この時点で、私が「鍵のマスター」と呼ぶことになるこの男を従来のようには理解できない、と言っていいと思う。なぜなら、彼の言葉が多くの扉を開ける鍵となり、複雑にからまったアイデアや全く新しいアイデアを鮮やかに解き、落ち着きと自信を持って答えたからだ。

彼は謙虚で素晴らしい人間性だった。彼の髪は白く、短く刈っていた。目はライトブルーだった。ダークグレーのタートルネックと濃灰色のズボンを身につけていた。やや細く見え、多分5フィート11インチ(180cm)で170から180ポンド(77.1~81.6kg)に見えた。

彼は普通の身体に見えたが、私や他の人と同じような人間であったとは思えない。私たちのいるこの場所と時間に組み込まれたようだった。そうでなければ、証拠の出るずっと以前に、記憶を保持する気体のような曖昧な話題を、あれほど説得力をもって話すことができただろうか?

もちろん、この問題に関する論文はどこかで入手できたかもしれないのだが、当時私はかなり探しても見つけることができなかった。しかし、彼の特定した内容は、当時の既知のものだとは思わない。

彼はインテリジェントマシンについて確信をもって話していたので、彼はそのようなことを直接経験しているのではないか、と思った。もしそうなら、彼は未来からのビジターかもしれない。

それともただの幻想だろうか? 時間を超えて移動することが可能なことはわかっているが、その場合、肉体に多大な影響がある。たとえば光速を超えて加速する場合などだ。でも、その場合はホテルの部屋でそんなことができるとはとても思えないだろう。あるいは、実際に素粒子や光子より大きい何かが作用していたのかもしれない。

しかし100年前は世界にほんの数千台の自動車しかなく、飛行機も壊れやすく効率の悪い手作りだった。だから、これをひとつの可能性として軽視することはまったく愚かである。特に、超知性をもつマシンが、未来において解決手段として使用される可能性だ。

そうは言うものの、もし彼が未来から来たとすれば、どうして自由に行動できたのかがわからない。というのも、自然界には最小作用の原理があり、将来誰かが過去を変えるために戻ってくるのを防いでいるように思えるからだ。これは、自然は必要なことをするためには最低限のエネルギーしか使わない、という原理だ。つまり、水は常に低いところに流れるし、同様に自分の祖父を殺すような時空間の矛盾は引き起こせない、ということだ。

だが興味深いことに、あなた自身の人生に影響を与えないのなら、あなた自身の過去にいくつかのことをすることができる、と言えるかもしれない。「祖父の矛盾」が、自分自身の過去を変える未来の能力をどの程度妨げることになるのか、を推測することはできる。実際、もしタイムトラベルが可能であれば、科学も発達し、タイムトラベラーにとって現在の利益になるように、過去を安全に変えることができるだろう。

タイムトラベルは、私のような部外者のバックドアを通じて、このようなアイデアを仕込むのに役立つかもしれない。それらのアイデアは、その起源となった時代に近づけば近づくほど、より多くの人に広めることができるだろう。そういうことで、最初は鍵のマスターが実在のものだと受け入れられず、会話を書き写すまで2年もかかり、長い間出版をためらったのは、「祖父の矛盾」がおそらく影響していたのだ。よって、私の中で反対意見やためらいがあったのは、深いレベルでは他にとり得る行動がなかった、ということだ。

もしこれが真実なら、このまま私が年をとり、鍵のマスターが若い頃の私に関与する目的でタイムトラベルしようとしたその時代になれば、私は彼と再会することになるだろう。もちろん、もう1つの可能性は、彼が私の死んだあとの時代からやって来た、ということだ。しかし、彼が魂について述べた驚くべき発言が本当であれば、やはり未来に彼と会うのかもしれない。実際、私が彼なのかもしれない。

インテリジェントマシンは、「例えばそのようなアイデアを社会に仕込むために、人目を避けて宇宙人が存在している、といった錯覚をおこすかもしれない」と彼は言い、ついでに時間旅行には制限があるようなことを言っていた。

もし同様にそれも未来から来たのであれば、私たちの時代に溶け込んで少しでも自由に行動するために、このようにするのかもしれない。タイムマシンは例えば宇宙人の存在のように私たちの現実生活の外側から侵入者だ、と観察者に信じ込ますことは、最小作用の原理を少し逸脱するのかもしれない。

「時間旅行は可能か?」という問いに対してスティーヴン・ホーキングは「その観光客はどこにいるのか?」と答えたことは有名だが、それが正しければ、これに対する答えとなる。彼らは大挙してここに来ている。彼らは、自分たちは宇宙人でタイムマシンは別の惑星から来た宇宙船だ、と思わせただけなのだ。

もちろん、宇宙人との接触に巻き込まれた人間として、この見解は色んなことを考えるきっかけになった。私の著書「コミュニオン」で述べた出来事を、しばらく誰も正確に語ることのできないことは明らかだった。1985年の12月、異様で不可解だが明らかに知的な生命体に囲まれて目を覚ました時、それは宇宙人とコンタクトしたように思えた。しかし、他のコンタクトストーリーを何万も聞いたり読んだり、私自身がさらに多くの体験をしたので、それが何か他のものを完全に隠すための入念な錯覚だとしても、少しも驚かないだろう。

私は、すでに1998年にこの考えに達していたので、私たちの周辺に出現する見たところ宇宙人のような存在に関する彼の発言は、示唆に富む偽装である、ということがわかった。そして、今もそう思っている。しかし、ほとんどの異常体験と同じように、彼は背後の問題を解決することを何も話していない。他の可能性を付け加えただけだ。

この推論がより多くの人に公開されていないのは、とても残念だ。いずれにしても、蜃気楼のように未来を永遠に引き延ばす結論にせず、問題を発展させ続ける限り、それは非常に知的な挑戦であり、喜びである。この理由から、私は自分が遭遇体験したことを、今も感謝している。もっとも、それらを議論することで、私は社会から孤立したが。

彼はまた、私に強い影響を与えた環境に関しても、いくつか話をした。彼と出会ったとき、私はすでに環境科学に精通していた。事実とフィクションを織り交ぜた環境問題に取り組む推論の本Nature’s Endの共著者となっていた。

チャールズ・ハプグッドのPath of the Pole(極の経路)からローズやランド・フレム・アットやグラハム・ハンコックの本に到るまで、壊滅的な気候変動に関する数多くの本も読んでいた。

しかし、鍵のマスターは、突然の気候変動の要因として、地殻変動の事は触れなかった。その代わりに、大気のゆがみの結果、時間が経つと限界点に達して突然の大災害がおこる、という全く異なる意見を述べた。

もっとも、このプロセスは化石記録ではよく見られるが、気候の突然の大変動によって惑星が氷河期にいたるメカニズムは、未だ議論の途中である。そういうわけで、「次の氷河期は、すぐにやって来るだろう。惑星から脱出できないことを考えれば、この結果、人類が絶滅するか、あるいは人口が大幅に減少することになる。この惑星は今、死の落とし穴にはまっている」と彼が言ったとき、私はとても興味を覚えた。

私と同じように、地球上のすべての人にとって自分自身が貴重で大切であるということを、決して忘れないようにしているので、これは非常に憂慮すべき話だと思った。私はすぐに警告を発したかった。私は私たち全員を救いたい、と思った。

その当時、地球温暖化の大きな危機は、地球が恒常的に暑くなり居住不能になるがそれは的外れで、よく考えてもっと後に解決すべき問題だ、と考えられていた。

鍵のマスターは、それがはるかに差し迫った問題であることを示唆した。極地の氷が解けて、北部の海が淡水で水浸しになり、北大西洋海流が機能しなくなる、その結果、「ワンシーズン」で広がる急激な気候変動がおこるだろう、と彼は言った。

そのようなことが起これば、人類が大いに苦しむことは明らかだ。さらに悪いことに、北アメリカやヨーロッパの最も経済的に活発で教育レベルの高い住民にとって、最も厳しい災害となるだろう。

しかし、それは真実であったのか? 当時、私はまだその男の考えを検証する方法があまりなく、このことは非常に極端に思えた。あの出会いのすべてが単に想像の産物だったのかどうか、まったく自信がなかった。私がすべてを忘れないために、妻は私が彼女に電話をかけたことを、絶えず私に思い出させなければならなかった。

当時、氷河期を引き起こした原因について論争があったが、その変化は緩やかなものだと一般に認められていた。しかし、私は1998年1月のAtlantic Monthlyの中に、ウィリアム・H・カルビンの「大気候は急変する」という記事をみつけた。それは変化が急激に起こるかもしれないことを示唆していた。

グリーンランドと南極から採取された氷の解説に、これと同様の示唆があるが、そのような劇的な変化を速く引き起こす仕組みがはっきりしていないようであった。

マスターから聞いたことと、私の研究を考え合わせて、私はThe Coming Global Superstorm(来たるべき地球規模の暴風雨)を書いた。それは、ローランド・エメリッヒによって「デイ・アフター・トゥモロー」という映画になった。

映画は大ヒットし、何百万人もの人に、初めて「地球温暖化」という概念が予期せぬ重大な結果につながる、ということを考えさせるきっかけとなった。

しかしほとんどの場合、報道機関や環境保護団体は変化の期間を短く圧縮しすぎだ、と映画を非難した。

1億3700万年前、劇的で突然の気候変動を引き起こす出来事があった。それは、地球上の動物に深刻な影響を与えたに違いなかった。13000年前、カナダの巨大な氷河湖から北大西洋に淡水が突然流入し、ヤンガードリアス期として知られる氷河期の状態に戻った。

これら2つの出来事や他の多くの出来事が、今では明らかになっている。それは、まさしく鍵のマスターが起こるかもしれない、と警告したことだ。このプロセスは次のとおりだ。二酸化炭素の濃度が上昇し、温暖化を引き起こす。この温暖化は永久凍土を溶かし、膨大な量のメタンを大気中に放出する。メタンは恐ろしいほど効率的に熱を閉じ込め、地球の温度は劇的に上昇する。この結果、極地の急激な融解がおこり、解けた大量の水が海洋に流入する。淡水は海水よりもはるかに急速に加熱され冷却されるので、海洋温度が上昇する。これにより、北から南への水温の差が減少し、メキシコ湾流として温水を北に流す自然のヒートポンプ効果が弱まる。

その次に、メタンは排出が止まると同時に、二酸化炭素と違ってかなり早くに分解され消失する。その結果、気候は非常に暑い状態に移行し、その次に極端に寒くなる。これは、非常に短期間に起こる可能性がある。

2008年、ポツダム地質センターのAchim Brauer博士らは、火口湖の堆積物を毎年分析し、13000年前のヤンガードリアス期がワンシーズンで始まったことを発見した。これは以前考えられていた10倍の速さで、マスターの恐ろしい警告の通りであった。

これが書かれている2010年6月の時点で、地球は記録上もっとも暑い6月を迎えているところだ。この先は、さらに飛躍的に暑くなる。そして現在、北極海で凍っているメタンハイドレートが溶けると、過去と同じように温暖化が急激にすすみ、その結果も全く同じになる。

最近激しい気候変動を地球に及ぼしたのは、ヤンガードリアス期だけではない。

5200年前、ペルーで急激に氷河が形成され、落葉植物の細胞壁がそのまま残るほど急速に凍結されたことがわかった。これが起こるためには、数分以内に温度変化が起こっていたに違いない。言い換えれば、これらの植物が享受していた温暖な気候が、急激に確実に1日以内に変化したのだ。その恐ろしい日に形成された氷河は、5200年たった今も存在している。

また、1991年にイタリアのチロルのSchnalstal 氷河で、溶けて遺体で発見されたアイスマンのエッツィは、5200年前にアルプスの牧草地に吹雪で埋められた。彼は氷河が溶けて初めて発見された。言い換えれば、牧草地を凍らせた吹雪は、5000年以上にわたって溶けることはなかった。

私たちが理解していない、または理解したくない自然の力が存在するという警告だ、というのが私の結論だ。それどころか、過去の大変動の直前と全く同じような状況が現在の気候に始まっているので、その警告はますます緊急のものとなった。

彼は次のように警告して、テーマを残した。「人間の産業と文化の大部分は、もっとも教養のある人種と一緒に、ワンシーズンで破壊されるだろう。これは突然、警告なしに起こり、むしろ警告が何なのかわからないであろう。」

私は、最も明確な警告は北極海でメタンの泡が出現することだ、と考えている。

2010年7月、国際シベリア棚調査のイゴール・セミレトフ教授は、「東シベリア棚からのメタン放出が進行中で、過去の想定以上に激しいようだ」と述べた。

これは、彼が述べた警告かもしれないし、もしそうなら、多少なりとも関心が向けられていることを知って、非常に驚きだ。しかし、気候が激変して私たち人間が苦しんでから、多分その意味がわかることだろう。

鍵のマスターに耳を傾けるならば、私たちは少なくともそのような災害を幾分か改善する危機管理プランを立てることができる。しかし、彼に注意が払われることはないであろう。実際には、彼の警告に従って行動する立場にある人たちのほとんどは、そうはしないだろう。なぜなら、その男の存在を説明できないし、彼はもう2度とやって来そうにないからだ。もし彼がやって来たとしても、彼のメッセージの重要性が認められる、とは思っていない。

別世界、別惑星、あるいは目では見えない場所から誰かがここに来ている可能性は、一般に科学では否定されている。しかし、著名な科学者が、おそらく他の世界からやって来た奇妙なビジターと交流することで社会に役立つ重要な仕事をしている、ということを私は知っている。しかし、こんな著名な科学者でさえ、真実を公表すれば、専門職から追放されるだろう。

これは不幸なことだ。しかし、宇宙人や人間、または非物質的なものであったとしても、それは謎の背後にある同じ存在によって作られた何かだと思う。

それが何であっても、その知識は私たちのものよりはるかに進んでいるのは明らかだ。こういう理由で、秘密になっているのかもしれない。

1977年5月6日の「サイエンス」で、T.B.H.カイパーとマーク・モリスは、ここに来る宇宙人は姿を隠しているだろう、という推論を発表した。というのも、そのような旅ができるほど発達した人々の動機は、私たちから新しい知識を発見したいだけだからだ、と。そして、「私たちの自然な進歩に介入すれば、地球外生命体は、彼らにとって何らかの価値のあるこの惑星の唯一の資産を失ってしまう可能性がある」からだ、と。それはつまり、人類の経験のユニークさ、だろう。

私たちと他の世界のビジターの唯一の違いが、重力をコントロールできる技術だとしても、そのギャップは非常に大きい。しかし、ギャップをさらに大きくする他のものもあるかもしれない。

例えば、1985年から1993年までの私の経験では、宇宙人のような生命体には驚くべき副作用があった。それは、ビジターと同時に死者にも接触する、ということだった。幽霊ではない。それらは完全に物質的なもののようだった。

おそらく、私たちが魂をもっとはっきり理解すれば、私たちとこの不可解な知性体とのギャップはせばまるだろう。多分、そういうわけで、マスターは魂についてたくさん話をしたのだろう。私に魂について、新しいやり方で理解させようとしたのだ。

「魂は自然の一部である」、そして「魂の科学は単にもう1つの科学にすぎない。超自然的なものはなく、物理学があるだけだ」と彼は言った。

科学はこれを信じていない。科学では、魂は存在しないので、それを検出することはできない、と考えている。しかし、マスターはそれを自然の一部とみなしていた。たとえ能力のある人がこの力を使って悪用したとしても。

現代の西洋文明は、ローマ帝国時代と同じように、魂に関して矛盾をかかえている。当時、教養のあるエリートは、教養のない人々に対し、魂はばかげたものだとして、神々と同様に迷信だと片付けた。

同様に、西洋の科学者や知識人で、魂が有望なアイデアだと考える人はほとんどいない。魂はどこにあるのか? それはどのような形になるのか? 「意識の座」である脳が機能を停止した後も、意識を保つ何かがどうやって存在し続けるのか?

鍵のマスターは、アイデア全体にまったく新しい方法でアプローチする。彼は超常現象を否定している。自然界だけが存在し、私たちが理解している部分と理解していない部分がある、と言うのだ。

理解していない自然の部分を否定することは、人間の思考や文化に特有なことだ。ヴォルテール(フランスの哲学者)は、旅行者がポイ捨てした魚の骨を化石と考えなかった。かつて隕石は、馬鹿げたファンタジーだと思われていた。ライト兄弟がキティホークを飛行する8日前、ニューヨークタイムズ紙は、空気より重い機械を使って飛ぶ馬鹿げた考えのうわさをするのはやめるべきだ、という意見を発表した。当初、タイムズ紙とScientific American(雑誌)は、飛行はデマだと主張していた。

そのように否定することは、人間の心の習慣であり、今も常に私たちの中に深く染み込んでいる。私は幽霊みたいなものを数多く経験したのだが、私自身は魂について常に疑念を抱いていた。そのエネルギーは、どこで得られるのか? 一体どんな物質が、魂を有することができるのか?

この理由から、私がビジターと面と向かって座っていた時、彼の魂に関する説明に、当初は反感を覚えていた。というのも、私には1986年に起こった異常な体外離脱体験などのたくさんの証拠があるのだが、肉体の死後に何かが存続する理由がどうしても理解できなかったからだ。

しかし、彼は全く予想外のアプローチをとった。最初に彼は、私たちは「魂に盲目」だ、という表現を使った。それは以前聞いたことがあり、異論はなかった。しかし、見えないから、あるいは人間がひどく不十分だからと言って、私たちは魂に盲目ということになるのか?

彼が魂は単に自然の一部だ、と言った時、私はラジオのような物も常に自然の一部だが、長い間考え出されることすらなく、まして検出などできなかった、ということを考えていた。そして彼は、基本的には魂も単に検出の問題だ、と言っていた。これは、「意識のエネルギー」は基本的には自然界の電磁気だ、と彼が主張したことと一致する。

しかし、それはどのように機能するのか? そのような場はプラズマか? もしそうなら、それらを結び付けるのは何か? 魂はどんな物理特性か?

90年代半ば、私たちはテキサス州のサンアントニオに住んでいて、ある友人宅に招かれた。その人は、ゴーストハンターや超心理学の分野で「オーブ」と呼ばれるものの写真をたくさん撮っていた。彼が自分の家の中や外でランダムに撮った写真に写った大きな塊は、結露やほこり、またはそのようなものが、カメラのレンズに非常に近くにあったために違いない、と私は思った。しかし、家に行って、違う角度から2台の異なるカメラで正確に同じ場所の写真を撮ってみると、その物体は両方の写真に写っていた。カメラの近くの小さなゴミではなく、3,4フィート離れたもっと大きなもので、非常に得体の知れないものだった、ということだ。

その後、私は裏庭に出て、間違いなくはっきりとした存在を感じた。それは、ずっと前に亡くなった母であった。まるで、彼女がそこにいるかのようだった。触れることもできた。私はそこに立って、目を閉じ、彼女とコミュニケーションをした。その時、グループのメンバーが知らない間に私の写真を撮っていた。

その写真には、私の上方で多分10フィート前に、輝くオーブがあった。それは大きくはなく、むしろ一種の火花に近かった。しかし、どうしてそこに発生するのか? それは死後も魂が存続することを示唆しているのか? 私の母親がそこにいるように思えたのは確かだ。

鍵のマスターは、魂は物質的な現実の一部である、と言う興味深い主張をした。そして、要するに意識はエネルギーという形態ではあるものの、一貫して保たれ続ける、と主張した。

幽霊の出現が磁場と関係している証拠が長年にわたって多く集められているので、私がそのことで主張する点はほとんどない。

マスターの話を聞いて、私の中のバリアが壊れたようだ。彼のアイデアを聞く以前に比べ、私は死者の存在に対して、より敏感になった。

私は頻繁に死者を見るようになり、それらとコミュニケーションしようとしていた。例えば、最近私の妻の父が、通常の思考や記憶よりも強く、私の意識に侵入してくる感じで頭に思い浮かんだ。彼の存在を感じることと、彼が是非とも彼女とコミュニケーションをとりたがっていることを、私は彼女に伝えた。彼が生きていた時、彼女との関係がギクシャクしていて、どうやらそれを改めたかったようだ。

彼と一緒に1人の女性もいたが、それはアンの母親や2番目の妻ではなかった。彼の人生に他の女性はいなかった、とアンは私に話した。

彼女の父は私に「それはマルセルだ、と彼女に伝えてほしい」と言った。それで私は彼女に伝えた。アンは「彼には確かに妹がいた。それはマルセルおばさんだ。私は1度だけ彼女に会ったことがある。それ以来、彼女のことは考えたこともなかった」と言った。

アンが私にマルセルのことを1度も話さなかったことを証明できるか、と言えばあやふやだ。だが、私には1度も話さなかった、と彼女が言っているのは正確だと思う。

もし、これが私の人生で死者とコミュニケーションした唯一の出来事なら、疑わしいだろう。しかし、これだけではない。

私たちにはオーストラリアの友人のグレニーズ・マッケイがいる。とても実力のある霊媒師だ。彼女は余計な物は全く必要とせず、リーディングを希望する人の持ち物を必要とするだけだ。彼女は依頼者に何も聞きたがらない。性別すら聞かない。

アンは試しに、私たちの美容師の髪の束を彼女に渡した。彼女はしばらくそれを手に持ち、「誰かがハウイー、ハウイー、と呼んでいるのが聞こえる」と言った。 アンがこまめに記録していたことがもう少しあった。しかし、美容師の名前はジェイなので、時間の無駄に思えた。

そうは言うものの、彼女はその結果をジェイに知らせた。その時、彼はこう言った。「何てことだ、それは亡くなった私の妹だ。彼女はいつも私をハウイーと呼んでいた。私の本当の名前はハワードだ。」

私は、マスターが「魂とは意識のエネルギーである」と説明したことを思い出した。科学技術を使ってそのようなエネルギーにアクセスすることは可能で、彼は悪用される可能性のあることも不安視していた。そして、私は死者とビジターが一緒に出現するように見える事を思い出した。

かつて、ある男性が私に電話をかけて、彼の7歳の子供が寝室で多くのこのような生命体に起こされた、と説明した。その子の兄も、一緒にいたらしい。兄は両親に、自分は大丈夫だ、と言っていた。その直後、彼の妻は巨大な光がすごいスピードで家から離れていくのを目撃した。

彼は、私の著作権代理人を通じて連絡してきた。そして、これが他の人にも起こっているのかを、非常に知りたがっていた。

私は、それはよくある接近遭遇体験だ、と教えることができた。もっとも、それはUFO研究家が報告しているわけではない。というのも、実は全く予想外の、ほとんど知られていない何かが起こっている、と明らかに言えるからだ。

彼がこのことを熱心に知りたがったのは、彼の17歳の長男が、前の週に自動車事故で亡くなったからだ。

もう1つ事件が起こった。これもグレニーズ・マッケイが関わっていた。このことで、魂に関するマスターの詳しい説明が、ある意味で正しいことを確信した。魂は肉体の死後も実際に存続し、おそらく生きていた人の幻影のようなものでなく、理路整然として存在する。

アンと私は、グレニーズと彼女の夫を車に乗せて、ディナーに向っていた。私は彼女に、いつも死者を見るのか、と尋ねた。彼女は見る、と答えた。それで、その時に私たちと一緒に死者がいるのか、と聞いた。彼女は、ええ、死者があなたと一緒にいる、と言った。その男は、タキシードを着て、ピアノを弾いていた。それから彼女は、バイオリンも、と付け加えた。

私はクラッシック音楽が好きで、かなり広い範囲の演奏者を聞いて、楽しんでいた。しかし、彼女は「彼は自分の名前はミルトンだ、と言っている」と言った。

私は驚いて、高速道路から転落しそうになった。彼女は誘導尋問をしなかった。実際、全くしなかった。彼女は単に見たものを言っただけだ。

私が子供の頃、通りの反対側に住んでいた年長の少年が、ピアノとバイオリンを弾いていた。彼は地元の交響楽団のバイオリン奏者になり、演奏中はタキシードを着ていた。

彼の名前はミルトンだった。彼が70年代の初めに亡くなったことは知っていたが、少なくとも30年は、彼のことを全く考えていなかった。

あちらには、何かがいる。何かが生きている。そして、それは私たちの生活や交友関係を見事に把握している。それは鍵のマスターが言った通りだ、と思いたい。

私は彼に、魂とは何か、と尋ねると、彼は、潜在的な「光の体(radiant body)」だ、と答えた。「意識のエネルギーから作られるもの」だと。

それは取り扱えないことはないが、実際それに関与するには、それとの関係性を作らなければならない、と彼は言った。そして、こう付け加えた。「それは電磁スペクトルの一部分であり、現在の科学で簡単に検出できる」と。

ウィリアム・ロールのような研究者は、プラズマが幽霊のような存在と関連している証拠を提示し、比較的単純な機器を使って、これを行った。マスターは、この分野をさらに勉強する素晴らしいきっかけをくれた。つまり「未知の国がすぐ近くにできるかもしれない」ということだ。

こうなると、私たちの世界は根本的に変わるかもしれない。実際、私たち人類は2つの部分、つまり1つは肉体で、もう1つはプラズマ状態のようなものに分かれているように思える。まるで、1つの脳が脳梁離断術を受けたように、2つの半球に分断されたようなものだ。

結局のところ、私は魂が実際は物理世界の一部である、ということを受け入れるようになった。それは電磁界が物理世界の一部であるのと全く同じだ。しかし、この正確な意味は、はっきりしていない、と思う。私の中では「魂は存在するのか?」から「どうしたら魂の存在を理解できるのか?」に質問が進歩した。

多分、死者は彼らの側から私たちの間の亀裂を修復する手助けができるのだろう。もしそうなら、彼らと有意義に交流すれば、私たちは他人との間のギャップをなくせるかもしれない。

いずれにしても、もし死者が存在し、彼らと信頼性と再現性のあるコミュニケーションが可能になれば、世界史的に大革命となるだろう。

彼は、私たちの世界は「堕落」した世界だ、と表現した。そして、「あなたたちは自分自身に対する計画を持っていないので、あなたたちには計画がない」と言った。彼はあからさまには言わなかったが、私たちが世界をありのままに見ることができず、死後の世界があることを絶えず否定する理由は、自分自身が罪深くて不十分であるという未熟で耐え難い真実に向き合わねばいけないからだ、ということを強くほのめかした。

この驚くべき男は、会話の初めから終わりまで、力強く一貫して道徳を奨励した。まるで、道徳的な人生を送れば本当の自分が見えてくる、と言わんばかりだった。

彼は、罪について独創的な定義をした。「繁栄する権利を否定すること」だと。

この定義を重く受け止めることで、私の中の道徳がより明確になった。この言葉を自分の行動に当てはめてみれば、自分自身のことがよくわかるだろう。道徳的な人生を送ろう、と努力している人にとって、本当に強力で役に立つ言葉だ。

社会的責任に対する彼の態度は、妥協のないものだった。「全員が全員に対して責任がある」と。私が80年代半ばに関わったビジターと同じで、彼は道徳的な人生を送るには謙虚さが絶対必要だ、と考えていた。そして、同じように世の中をはっきりと見るためにも必要だ、とみなしていた。

自我は私たちの死、とりわけ私たちの弱さと葛藤する。数年前に知り合った宇宙飛行士は、科学的で知的なグループが存在することを、忘れられないくらい雄弁に話していた。彼は、私の遭遇体験が嘘や病気や妄想でないと分かるくらい私をよく知っている、と言うことを私はその時に指摘した。彼は「それはおそらく真実だろう。しかし、たとえ嘘をついてでも、私たちが食物連鎖の頂点であって欲しい、と言わなければならない」と言った。

彼はまた、「火星への進出がお決まりのパターンであって欲しくない」と言った。それは当然だ、と思う。私も、視野を広げるのに伴う、わずかだが重大な危険がある、と思う。西洋の科学文明が入り、多くの先住民の文化が排除された時と同じだ。それは無益で不適切な判断だ。

世界のベールがはがされると、私たちは理解し始めることすらできていない広大な超意識の中のささいな物である、と言うことが分かってくるだろう。しかし、それは発見や革新などを余計な物とみなす、ある種の独断的な知識によって、たいてい印象づけられるだろう。

注意して読むように。鍵のマスターの言葉には、闇が含まれている。魂は支配される可能性がある、と示唆しているのだ。そして、誰もがある程度は意識のエネルギーに加わっているが、保持に注意を要する「光の体」を、すべての人が持っているわけではない、とすら忠告しているのだ。

死者の大多数が消滅するように見えるのは、こういう理由なのだろうか? 普段、私は知り合いが死ぬと、数日間彼らを見るが、そのあと消えてしまう。ごく稀に、数年後に完全な状態で戻ってくることもあるが、頻繁にはない。彼らが戻って来る時は、まるでコミュニケーションや理解をしやすくするためだけに、わざわざ姿を変えているように思えることが多い。

しかし、私の心の中には、継続的で慎重な死者が確実にいる。1989年から1993年の間、私はそのような人たちと一緒に、ほぼ毎晩のように瞑想をした。

1989年の夏のある晩、私は毎晩11時頃に瞑想している来客用の寝室にいた。その時、突然無視できない程はっきりとした存在を感じた。最後には、私は大声で、「誰がいるのか見えないのなら、私は部屋から出て行かなければならない」と言ってしまった。しばらくして、私は部屋から出た。

大目に見ても穏やかでない出来事の後、私は眠りに落ちた。そして朝の3時頃、肩を優しく叩かれて目を覚ました。過去何年にもわたり、何度もこのように起こされ、奇妙な経験などをしていた。しかし、今回は全く信じられないことが起こった。

チュニック(ゆったりした服)を着た小さな男が、ベッドの足元に座っているのが見えた。彼はぼろ切れの人形のように、ベッドの枠組みにもたれかかった。私はベッドカバーを振り払い、彼の所へ降りた。間近で見ると、彼はコンパクトだった。目は深いが、姿は人間だった。私は彼と握手をした。手は空気のように軽かった。私はそのような出現を経験したことがあったので、彼の皮膚の匂いを嗅ぐことで、自分の理性を保とうとした。彼は、驚くほど臭いがした。まるで、入浴する習慣がないようだった。

そのすぐ後に、彼は姿を消した。私は広間に降りて、瞑想を始めた。間もなく、背後で機械のように規則正しい呼吸が聞こえた。

その後3年にわたり、私たちは一緒に定期的に瞑想をした。彼は瞑想室の天井をガタガタと大きな音を立てて出現し、そして一緒に瞑想を始めた。たびたび彼は3時頃に寝室に入って来て、そして一緒に瞑想をした。

1度、妻も一緒に瞑想しに来たことがある。しかし、天井で大きな音がすると、彼女は「私はまだ準備ができていない」と言って、部屋を出た。

私は世間の笑いものにされていたので、大衆は私の本を買うのをためらうようになり、私の財政は悪くなっていた。私たちが山小屋を立ち去る前の晩、私は彼の本当の姿を見せてくれるように頼んだ。私たちが衣服を着替えるのと同じように肉体を変えるような人は、結局のところ私たちとは異なり、厳しい肉体の制約がないことは明らかだった。

私は待ったが、何も起こらず、最終的にベッドに戻った。突然、前庭にすごい光が現れた。とても明るかったので、家が火事になった、と一瞬思った。

窓に駆けつけると、瞑想室から庭を越えて、おそらく今まで見たことのないくらい立派に光る何かが滑空していた。それは輝く光で、地面から20フィート浮いている巨大な星のようだった。そこから、実際に針で刺すような鋭い光が出て来た。まるで、私の皮膚を貫通するようで、光が体に入ると、まるで昔からの親友に抱きしめられたような、他人の優しさを感じた。もちろん、それは本当に起こっていたことだ。

1998年、鍵のマスターが光の体について述べた時、私はその意味をはっきりと理解できた。というのも、このような状態の人を見たことがあったし、何年も一緒に暮らしたことがあったからだ。彼が肉体をコントロールできたことは、興味が尽きない。

かつて、彼が何者なのかを尋ねてみたとき、彼は私の書斎の「Life Between Lives」という本を指さした。それが、彼の出身なのだろう。彼はいつか生きた状態に戻るのだろうか、そして、その経験は彼にとってどのような意味があるのだろうか、と思うことがしばしばある。

はじめに、鍵のマスターが何者であるかに関する見解を述べた。そして、次に同じ質問を再び取り上げて、結論付けたいと思う。

私は彼の正体がわかる。彼は私たちの誰かだ。彼の正体がどんなに謎めいていても、彼には馴れ親しみがあった。しかし、もし彼にお願いしても、彼が正体や光の体を見せたかどうかは疑わしい。彼がトロントの通りを歩いていたり、夕食をたべたり、本を読んだりするとは思わない。彼は、生存中に肉体の限界を超えて見る能力を得た人なのか、あるいは、私たちの間を思い通りに歩くスキルを完成させた肉体を超越した人だと思う。

私は、これまでお会いできた驚くべき人たちとの思い出に、どれほど浸ったことか。しかし、その中で、極めてはっきりと愛想よく話してくれたのは、今から話すこの親切なマスターだ。他で見たことがないくらい知識が豊富で、賢く、ユーモアのセンスがあり、道徳的に完璧だった。あの晩、私は偉大な人に会ったのは確かだ。私の生活に素早く巧みに出入りしたので、抗議の気持ちは微塵もなく、彼を帰した。残された私は、感謝と驚嘆の念だけでなく、欲求不満さえ感じた。他にしたい質問のことを、考えない日はない。

私はコミュニオンを出版し、拒絶されるような知識を初めて提唱して以来、常にできる限り正確に正直に、これらの異常で重要な体験を証言しよう、と努力した。それらは大衆にはとても受け入れ難い内容だ。というのも、私たちが迷信、混乱、闘争といった痛ましい歴史を経て築いた現実のイメージが、根本的に不十分である、と言うことを意味するからだ。

鍵のマスターは、現在の混乱の原因を明確にしている。そして、彼のメッセージとその新しい考えを取り入れれば、予期せぬ発見が広がる。それは、今の私たちが想像もつかない疑問に対する新しい知識を約束されているようなものだ。しかし、それらはちょうど良い時に出て来る。というのも、人類の世界と文明は、リニューアルが必要なくらい見通しが破綻しかけているからだ。私たちは、今ある私たち自身の現実の発想で、できる限りのことをした。人類の旅に次のステップ、つまり上向きのステップがあるならば、新たなビジョンが極めて重要だ。

2. 会話

あなたは何故ここにいるのか?

あなたたちは地面に繫がれている。

失礼ですが、もう1度?

私は善人を代表して、ここにいる。少し時間をください。

「善人」とは誰?

人生がアセンションに向っている人たちだ。

宗教上のタイプの意味?

信仰は自由の妨げになる。私が言うアセンションとは、内側に神を、外側に宇宙を見つけ出すプロセスのことだ。

どういう意味?

人類は閉じ込められている。あなたたちが罠から脱出する手伝いをしたい。

あなたにどうやってできるのか?

私が示す鍵は、自己を解放する新しい自分の見方だ。

全く独創的なもの、というものはない。

考えもしなかった思想や、話されていない言葉がある。例えば、次の時代や過去の時代に関するメッセージだ。

敢えて聞いていいですか?

この前の時代に関して最も重大な出来事は、ホロコーストだ。

「時代」とはどういう意味?

一時代は2000年を少し超えている。

黄道十二宮の期間?

はい。

では、ホロコーストが過去2000年で最も重大な出来事だったのか?

あなたたちは、今頃はもう惑星を脱出できる運命だった。でも、まだここに閉じ込められている。もう取り返しがつかないかもしれない。これは間違いなく根本的に重要なことだ。というのも、地球はもうすぐあなたたちを養えなくなるからだ。でも、あなたたちは脱出できないだろう。これは、ホロコーストが原因だ。600万人の滅亡が60億人の滅亡につながる可能性がある。だから、この時代で間違いなく重大な出来事だ。

どうしてホロコーストが原因で、惑星を脱出できないのか?

ホロコーストは、最も知的で能力のある人々を多く殺しすぎて、人類の知性を減らした。それが、発明して75年も経っているのにジェット機を使用している理由だ。殺害されたユダヤ人の夫婦の子供が存在しないので、あなたたちは重力を理解できていない。この子供は、重力の秘密を解き明かしていただろう。しかし、彼は生まれなかった。彼の両親が去ったので、全人類が留まらないといけない。

私たちが現在直面している破滅的状況、つまり、人口過剰と惑星から脱出できない、ということは、ホロコーストの罰と言うのか?

いま起こっているのは結果であって、罰ではない。ホロコーストは、人口過剰が原因でだまされたと感じたドイツ人の間で、経済の混乱と結びついて起こされた。感情が爆発した結果、ドイツ民族は他の民族、特にその中に住んでいた1つの民族を攻撃した。不幸なことに、彼らはあなたたち種族が持っている最も知的な遺伝子を持つ人たちを殺した。

なぜ私たちは盲目なのか?

より深いレベルでは、あなたたちは見た目と全く異なる種族だ。人間の堕落と楽園からの追放、という聖書の話が、実際は先史文明の破滅の例え話であるのと同じで、堕天使の話があなたたちの堕落した心の例え話だ。悪魔と言うのは、破滅に飢えたあなたたちの一部だ。

なぜ私たちはこういうことをするのか?

ここは堕落した世界だ。

堕落した世界とは何?

野のユリのようになりなさい。あなたたちはこの言葉を聞くと、「一体どうしたらできるだろう? 家を作らないといけない。食べ物を集めないといけない」と考える。あなたたちは、自分の運命と闘っているのだ。

神の計画で闘っている種族?

あなたたちは自分自身に対する計画を持っていないので、あなたたちには計画がない。神は嘆願者ではなく、仲間を欲しいと思っている。神の仲間になれば、自分の計画が見つかるだろう。

神とは何?

自然の肉体は、神の配慮を肉体に導く何百万という神経終末で満たされた構造だ。

それは質問の答えになっていない。

答えた。とても正確に。あなたが神の仲間なら、理解しただろう。あなたたちの背後には、はるかに広い世界がある。人類はこの世界が見えていない。人類は魂に盲目で、神に盲目だ。

どうすれば変われるのか?

神に身を委ねることだ。 

自由意思はどうなのか?

自由意思は、神だけが使うことが出来る。堕落した人の意志は奴隷と同じだ。

どうやって神に身を委ねるのか?

森に戻ることだ。さもなければ、地球と自分自身を破壊してしまうだろう。

60億人が森に戻ることはできない。森は私たちを養うことはできないだろう。

同感だ。それは無理だ。

しかし、もし地球を破壊すると、私たちは死ぬことになる。そうなると、私たちはどうなるのか?

例え準備ができていなくても、前に進む。

前に進む? どこへ?

もう1つの状態だ。自然の肉体につながることはなくなる。

とにかく、自然の肉体とは何?

肉体は化学元素から成り、ちりから取り出されて生まれた物だ。

元素を持たない場合、どんな種類の体があるのか?

光の体になる可能性がある。それは、意識のエネルギーから形成される。

これはどんなもの? どうやって使えるのか?

意識のエネルギーは、無意識のエネルギーとは違って、法則を理解している人が使うものだ。意識のエネルギーにアクセスするには、それとの関係を深めなければならない。必要なものを学び、それを満たすことだ。しかし、それは電磁スペクトルの一部分であり、現在の科学で簡単に検出できる、ということも覚えておくように。あなたたちはメッセージを送ったり、聞いたり、回答を記録したりできるようになる。世界のベールがはがされるかもしれない。未知の国がすぐ近くにできるかもしれない。

でも、どうしたらこれができるのか?

はじめに、あなたたちは分離されていない、と言うことを認識することだ。超自然はない。あるのは自然界だけで、あなたたちはそのすべてにアクセスできる。魂は自然の一部である。

それにしても、私たちが物質世界のすべてにアクセスできる、とは思わない。たとえば、私たちはここ地球上に閉じ込められている。わたしたちの宇宙計画は緩慢だ。

外の世界からあなたたちに名乗り出た時、あなたたちの政府は、公には認めず秘密にする方法を選択した。これは間違った方法だ。公に認めてオープンにする方針に変えなければならない。

地球に宇宙人がいる秘密のことを話しているのか?

あなたたちがその立場でいる限り、閉じ込められたままだろう。あなたたちの政府への秘密の脅迫は、ひとつのテストだ。合格するためには、それに挑戦しないといけない。自分の立場は与えられるものではない。勝ち取るくらい強くなければならない。

アメリカ政府はほとんど知らない、という印象を持っている。

それは間違った印象だ。しかし、政府は非常に複雑で、その大半は見た目と全く違うことを覚えておくように。政府の職員には多くのことが隠されている。この世界は、秘密裏に動かされている。

政府は見た目と違う?

秘密に攻撃をする。あなたたちが政府の秘密と戦う事は正しい。これは現在の最大の悪だ。

政府のほとんどの人たちも、これを理解しているわけではなく、宇宙人の話となると、否定するのが常識だ。完成したこの本を見てほしい。2,3千人が買うが、誰も行動しないだろう。

あなたはやり方を見つけなければならない。そうでなければ、より上の世界でのあなたの立場を否定することになるからだ。

より上の世界とは何?

それを聞いてどうなるのか?

私はそれとの関係を調べている。

すべての人間が光の体というわけではない。しかし、すべてがそうなる可能性がある。

私たちの全員が魂を持っているわけではない、と言うこと?

あなたたちの全員が分別のある光の体というわけではない、ということだ。しかし、全員がある程度は意識のエネルギーに加わることもある。死後も独立した存在でいたければ、光の体の構造を注意して維持しなければならない。こういう理由で、私たちはあなたに瞑想するよう執拗に求めたのだ。そうでなければ、あなたが死ぬと私たちはあなたを見失ってしまうだろうし、それを望んでいない。肉体の死後に、もはや自動的に自己を維持することができなくなれば、意識のエネルギーの流れに吸収される。言ってみれば、光の中に入る。

これは天国に行くことではないのか?

エクスタシーの要素はあるが、完全というわけではない。その個別のパターンに当てはまる別の肉体が形成されると、より多くの感覚を求めて肉体に戻って来るだろう。あるいは、そうでない場合は、満たされない欲求が、記憶の織物の一部として永遠に残るだろう。

人間はこれを理解できるだろうか? 幸せと感じるだろうか? 騙されたと感じるだろうか?

これらの記憶には、ある程度の自覚はある。しかし、彼らは自分が存在していることを知らない。子供の頃、あなたがマイクとゲームをした記憶が、それ自体存在するものではなく、むしろ、もっと大きな全体の一部であるのと同じだ。

私の子供の頃を覚えている?

もちろん覚えている。しかし、その事は後にしよう。

人はどのようにして、この光の体を発達させるのか?

経験して本質を心に刻むためには、努力と注意が必要だ。それが、より高い意識へ近づくすべての「小道」と「道」の目標だ。それが、本当の祈りの目標だ。まず、瞑想をしなければならない。瞑想しない人は崩壊する。

何か具体的に助言は?

肉体の感覚に注意を払うことは、エネルギーの感覚に注意を払うことだ。自分自身や周囲に目を覚ますと、印象の強さが増し、神経系に存在する電子のスピンに影響を与える。この文脈で、目を覚ますということは、自己を意識しながら、同時に外部からの印象を吸収することを意味する。スピンが増加し、パターンがより複雑になることで、光の体のタイプがさらに増える。あなたは死後に、自分自身が誰で、何をしていて、その存在理由と将来に望むことを覚えているだろう。一言でいえば、あなたは真の目的を学び、神の仲間たちと一緒に、お互いとすべての恍惚とした意識の融合への旅に参加するだろう。それが植物とレンブラントの違いだ。植物は少し自己認識できるが、レンブラントは非常に複雑で、十分に自覚のある才能と自己認識があり、より高いタイプの仲間になる価値がある。

レンブラントは聖者だった?

レンブラントは自覚していた。しかし、彼が聖者であるかどうかは、忘れるように。光の体と聖者は同じではない。私を信じて。

では、彼は光の体として存続していたのか? 彼は今どこにいるのか?

それは彼の問題だ。

この独立した空気のようなものを身に付けていない人たちはどうか?

死後にあなたたちは盲目になれないので、あなたたちは変化することができない。そこであなたたちは待つ。

何を待つのか?

それを理解するためには、生きている人と死んでいる人が同じ世界を共有していることを、まず理解しなければならない。あなたたちの死者は、宇宙の外にはいない。それらの生命と存在は、あなたたちと結びついている。彼らはここで過ごす全てを見るが、生きている人の心の中を聞くことができても、間接的にしか影響を及ぼすことができない。しかし、生きているあなたたちは、今、変化している。この変化が進むにつれて、死者の存在をより感じることができるだろう。あなたたちは、生きている人のすぐ近くで死者を見かけるだろう。というのも、ほとんどの場合は、自分を包む磁力があるのに、自分の身を守ろうとして、自分の記憶にこだわるからだ。

では、光は私たちの友人ではない?

光は眠っている人の運命だ。目覚めた人は、自分自身の光を、神の歌(言葉)を永遠に歌う輝く合唱団の一部のようにする。

しかし、大昔の人はどうか? 彼らがここに残存していないのは確かだ。

あなたが他に残存する場所はない。あなたが死後に独立した存在でないならば、再生と向上のチャンスを待って、引き続き地球の生命に参加する。自然の生命は、魂を形成する電子のパターンを変化させ、スピンを強化する。偉大な死者は、光の体の進化と成長に専念し続けて生きている。しかし、あなたたちのほとんどは、死の状態では、人生のほんの断片しか覚えていない。単純なパターン、弱いスピン、光の体もはっきりせず、それを維持することもできない。あなたたちは再生の過程に強く支配されているので、光の体を除いて大昔からのものは誰もいない。

過去の人生にどのようにアクセスするのか?

誰もがすべてを記憶している可能性がある。あなたは、自分が何者かを理解していない。

そうすると、死自体はどうか? 私たちは何を期待したらいいのか?

死は顔と同じくらいユニークだ。あなたたちは期待しながら死んでいく。しかし、ほとんどの場合は存在し続ける。

魂を信じていない人は?

彼らは偉大な発見をする。

では、光の体になる者もいて、残存して再挑戦する者もいて、神の記憶に入る者もいる、ということか? 誰が神の記憶に入るのか?

全く将来性がなく、少しも成長しなかった人だ。しかし、彼らの経験はどこにも行かない、ということを思い出すように。生き残るほどの力がないので、自然の肉体と一緒に死ぬ。生き残るのは、わずかな本質だけだ。これは、生前の姿がほとんど識別できない火花だ。

本質とは何か?

好みだ。個々の存在の経験のやり方だ。本質とは基礎になるものだ。

では、悪い本質が神に戻って、神は泥だらけになる?

すべての人生は、実験のようなものだ。すべてが成功するわけではない。しかし、たいていは肉体が一貫して存続する程度には成功し、地球の記憶の領域にくっつく。その本質に一致する肉体が創造されると、抵抗できない磁力によって肉体に引き付けられる。この世界に誕生することは、もう一方の世界での死であり、逆もまた同様だ。再生は大きな呼吸のようなものだ。

これらの魂は、待っている間は何をするのか?

彼らは平和を経験する。なかには、存続に必要なことを、ようやくゆっくりと気付き出す者もある。また、生命の気性が原因で、取り乱す者もある。多くの苦悩があるかもしれない。と言うのも、愛する人たちをありのままに目撃し、また、しばしば彼らの人生の恐怖を目撃することになるからだ。強迫観念に取り憑かれるかもしれないし、決して満たされない人生の欲望に、果てしなく夢中になるかもしれない。というのも、彼らは物質の世界を見ることはできても、触れることができないからだ。でも、彼らにも思いやりがある。秘密がなく真実しかない世界では、他人への思いやりの心がとても深い。

死者は生きている人に影響を与えることができるのか?

少なからず、多からず、だ。彼らは自分自身を聞こえるようにする知識や知恵を持っていない。

霊媒とは何か?

神経系を満たす電磁場の一部は、体の皮膚の数センチメートル上にある。この電磁場は、心臓や脳と同じで、1つの器官だ。それは、量子を重ね合わせた状態の、宇宙のどこにでもある電子で、どこか特定の場所にあるのではない。いつでもどこからでも情報が刻み付けられる可能性がある。それを使って、他の世界を見ることができるし、過去や未来、そして自分の周りの人たちの生涯を見ることもできる。神に出会うかもしれない。しかしながら、自分に情報を刻み付けるプロセスが原因で、その器官が量子を重ね合わせるのを中止し、それ以上の情報にアクセスできなくなる。霊能者は、この器官が微粒子に集中してしまわないように、注意深くバランスをとる能力を生まれつき、または学習して持っている。この器官をコントロールする能力は発達させることができる。

どうやって?

たくさん練習をすれば効果があるが、1番いい方法は、心が肉体の感覚に集中するように瞑想することだ。これにより、物理的な世界から電磁気の体に入って来る影響を減らし、より拡大することができる。

どこまで拡大できるのか?

誰もが神になることができる。

生きている間?

生きている間。

ただの不完全な人間が、どうやって宇宙のマスターになることができるのか?

不完全なのは、あなたたちの視覚だ。あなたたちはたった今、この瞬間から常に、完璧を見つけることができる。

この視覚とは何? あなたの言うこの素晴らしい視覚とは?

あなたは視覚と想像の違いを理解しなければならない。本当の精神的な視覚は、間違いなく自発的に広がる。見えるものは、個人の間でも同じだ。しかし、宇宙は広大なので、本当の達人だけが他人と同じものを見ることができる。あなた自身とそこの誰かの間にコミュニケーションの線が開いていない限り、1度見た場所に戻ることは実に難しい。

これは科学的に有効なコミュニケーション手段となれる?

それはすでに、ここにもある。あなたたちは現在のところ不確定性の真の意味を理解していないにも関わらず、いわゆる量子物理学は、物質世界の仕組みを部分的にうまく説明している。あなたたちの科学者がいま理解しているように、量子通信は素粒子のもつれに依存している。もつれさすためには2つの光子を物理的に引き離さなければならず、だから超光速通信は、もつれる光子を物理的に離す距離によって制限を受ける、とあなたたちは考えている。しかし、すべての素粒子が通信している時間があるので、すべての素粒子がもつれている。このことに気がつけば、あなたたちの量子通信で、瞬時に世界中と通信できることも真実となるだろう。しかし、それに気づいて理解するまでは、あなたたちにとって真実ではない。自分の存在を完璧にするのと同じで、量子を現実に操作するには、視覚が非常に重要だ。

あなたは、科学の進歩と精神の成長を同じレベルで述べているように思える。

それらは同じだ。あなたたちの精神の進化と同じスピードで、あなたたちの科学は全世界と通信するように進歩する。動物は自分の世界から離れることはできない。というのも、相手が必要としていることを理解できないからだ。

私たちは動物?

真の人間には、4段階の心がある。あなたたちのほとんどは3つと、おそらく4つ目の痕跡しかない。あなたたちは、宇宙の人類の一員となる運命だ。しかし、それは実現しないかもしれない。

宇宙人が誘拐するようなことはあるのか?

4つ目の心が成長するにつれて、より多くのことがわかる。

これらの遭遇の多くは野蛮だ。

子猫は獣医を恐れる。小さな生き物を抑制するために、乱暴な処置はやむを得ない。

しかし、食肉処理場も野蛮だ。

あなたたちは、肉食牛の運命とは違う。

私たちは、より進化した世界のための食物ではないよね?

あなたが賢い質問のできることは分かっている。遊ぼうとしないで、ホイットリー。

それは、さらに賢い答えだ。とにかく、あなたの名前は何?

もし、ミカエルと言えば?

タートルネックの大天使?

では、レジオンと言えば?

あなたは、普通の母親と普通の名前を持った、全く普通の人間だと思う。

私は人間と呼ばれることほど光栄なことはない。

量子問題に戻してほしい。というのも、それは私たちが理解できる具体的な問題だからだ。あなたはコミュニケーションの手段として、量子の重ね合わせを使用することを話し始め、それから量子もつれに関する話に変えた。より高度なコミュニケーションでは、量子の重ね合わせはどのような役割を果たすのか?

皮膚の外側にあるわずかな電子の層は、目や血液と全く同じで、それ自体が1つの器官だ。それは感覚器官だが、先ほど述べたように、2,3の例外を除いて、生まれつき活動するものではない。その場合であっても、より発達した意識がなければ効果的に使うことはできない。それは、発達した意識でできた器官だ。あなたたちは見ることもできるし、同時に見ないこともできるに違いない。このことを学ぶと、脳に入ったイメージを処理する時でも、重なり合って見えるだろう。

第3の目が開くことを言っているのか?

神経系はこれらの印象を、松果体に最も近い脳の領域に伝達する。松果体は、この器官の中心だ。

人工的に作ったこの器官を利用して、「見る」機械を作ることは可能か?

もつれた光子によって通信する機械は、すでに作られている。これらの機械が、他の世界の声を検出する最初のものとなるだろう。先ほどから話している例の器官を模倣した機械を作ることも可能だ。しかし、これらの機械を稼働するには意識がないといけない。

意識を持った機械?

そのことは後にしよう。まだ尋ねていない質問が残っているようだ。今、尋ねてほしい。

あなたはあの世にいる怪物のことを話した。

人生の行いは、あらゆる細かいところまで死者の姿に影響を与える。すべてが、しばしば予期しない方法で、魂に刻まれる。ほとんどの死者は無邪気な子供のようになり、世俗的な生活にあこがれ、体がそれに合うように活気づくことを望む。なかには、アセンションの努力をして光の存在になることをよく分かっている人もいるが、彼らは常に押し戻されるか、あるいは迷子になって地球に戻って来る。

光の存在によって?

はい。

この光の体を作る事は、あまり降伏する事のようには思えない。

それどころか、完全な降伏だ。辛うじで生きているやり場のない生命のかけらは、神のエクスタシーに貢献しない。神は本当の仲間を求めている。エクスタシーは、分かち合わなければエクスタシーではない。

光の体が物質世界に入ることはできるのか?

もし光の存在が望めば、自然の肉体に生まれる可能性はあるが、しかし、これらは意図した結果だ。あるいは、そのようにして自然界で使命を果たすことを頼まれる可能性はある。これらは輝きを落とす原因となる危険な任務かもしれないが、同時に彼らのエクスタシーを大いに増やす可能性もある。なので、彼らは冒険を続ける。今は非常に多く起こっていて、そういう理由で、あなたたちの中には、非常に多くの輝かしい子供たちが生まれている。生まれて肉体に入るだけでなく、なかには自分の過去の肉体が歩いているイメージを完璧に思い描ける高度な存在もいる。

彼らは赤ん坊を持つことはできるのか?

これは神の行為だが、もちろん可能だ。

イエスの誕生を説明しているのか?

イエスは自分を人の子だと言った。彼の言葉をそのまま受け取るように。もっとも、彼は神で、自分が何者かを十分に自覚し、自分をすべてに十分ささげた光の体ではあったが。彼は故意に肉体に入った。でも、思い出してほしい。すべての人が神で、すべての人がキリストであることを。違いは、彼がそれを知っていたことだった。

彼は復活したのか?

神だ。

イエスはどうか? ブッダはどうか?

それらは2つの異なる質問だが、つながっている。まず、ブッダの教えがイエスの住んでいたヘレニズムのユダヤ人地域にまで届いていたことを理解しなければならない。なので、それらはキリスト教の一部となった。彼は、想像を絶する恐怖の世界に、慈悲と思いやりと人間の尊厳というメッセージをもたらした、精神の革命家だった。ローマ人の支配は行き当たりばったりで、残虐で、言い表せないくらい貪欲だった。古代の知識はローマ人の無知と権力によって台無しになった。この知識というのは、あなたたちが肉体に蘇らないよう故意に光の体となり、自由となる方法だ。キリストはこの知識を保護し、伝えるために、ここにいた。しかし、彼の知識さえもローマの政治家によってダメになり、彼の活動は死後に宗教に変えられた。

それでは、彼は復活しなかった?

いや、それにはちょっとしたポイントがある。しかし、あなたたちはそれを理解できなくなった。福音書では起こったことを忠実に述べている。彼は現れた。たしかに死後に歩いた。それは彼の双子ではなかった。

どうやって?

彼は自分の光の体を意識でコントロールした。彼は思い通りに自分の肉体のイメージを映し出すことが出来た。死者のなかにも瞑想と集中の訓練があることを分かってほしい。天使が歌う時、これは彼らの務めで、エクスタシーの1つの訓練に従事しているのだ。思考を自由にすることで、自分が存在しない場所に、自分自身を出現さすことができる。彼らは意識を無限に広げることができる。それから、すべての世界を見ることや、特に宇宙を満たすエクスタシーに参加することができる。神は、すべての人とすべてのものを分かち合うものだ。

キリストは再び現れるだろうか?

彼は何度も現れているし、ブッダもそうだ。しかし、彼がちょっとした暗がりで泥棒として現れることを、忘れないように。私が説明したように、彼の光の体は本来なら宇宙を満たしているが、外見があらゆる点で肉体のように変化することが出来る。現在の大きな誤りは、あなたたちの宗教がキリストを具体化していることだ。あなたたちはいつもキリストに呼び掛けている。そうではなく、自分自身の心に呼び掛けた方がいい。というのも、彼の住み家はあなたたちの心の中にあるからだ。

ではブッダは?

彼は輝く世界に心を開き、そこから教えを得て、正確に伝えた。しかし、より知識の多い現代の専門用語で言い換えさせてほしい。瞑想の目的は2つある。1つは、肉体構造に依存できなくなった後も、エネルギー体がきちんとまとまるようにすることだ。もう1つは、これは相互に関連しているが、エネルギー体を客観的な感覚で満たすことだ。客観的な感覚というのは意識だ。あなたは人生を歩んでいるが、完全に自分のものにはしていない。あなたの一部は、離れたところからあなた自身を観察している。これを覚えておくように、注意して見なければ見えないし、見えないものはエネルギー体を形作る電子のスピンに何ら影響を及ぼさないのだ。あなたが見ていない人生の部分は、あなたと一緒にエクスタシーに持ち込まれることはない。そして、光の体を形成するのに必要なのは、エクスタシーだ。

私には忘れたい人生の部分があるのですが。

いや。たとえどんな苦しみや罪があっても、すべての人生はエクスタシーになる可能性がある。すべての人生だ、子供よ。

なぜ私たちには肉体があるのか?

肉体は成長に不可欠だ。人類の目的は、エクスタシーに入ることだ。しかし、これを果たすためには、すぐに悟らなければいけないことがある。それは、あなたはすべての経験を持って死に入ること、この経験を客観的に意識すること、そして、非難や後悔に敏感にならないことだ。

誰もがすることだが、もし人生で他人を傷つけたとしたら、一体どうすれば後悔の念から解放されるのか?

神は許す。しかしこれは、あなたが空にいる賢者に許しを乞うて祈ることではない。あなたを許そうと我慢している人を、心の中で見つけないといけない。そのような後悔の念を背負っているエネルギー体は、暗闇のようにそれらを背負い、そして、もしその記憶が肉体に表れた場合、それは痛みとなる。

それから、私たちは何度も何度も生まれ変わる―なぜ? 再生する理由は何?

エクスタシーに向うボートを漕ぐためだ。あなたは完璧な光の体を作り上げるために、何度も生きなければならない。この世界に生まれるには、ほんの1時間くらいしかかからない。でも、次の世界に生まれ変わるには、多くの生涯が必要だ。自分の本当の生き方に従う場合を除いて、もっと早めることができる。このことを覚えておくように―心の中の道を、そして、心の外の道しるべを。

道しるべ、とは何?

あなたたちは人生や愛や宗教の中に、自分自身の道しるべをみつける。しかし、このことを理解するように。ブッダ、キリストとムハンマドの教えは、相互に関連している。それらは3つで1つの体系で、別々の3つの宗教ではない。このことは長らく秘密だった。

三位一体? 三つ組?

三つ組だ。キリスト教は三つ組の能動的な側面で、イスラム教は受動的な側面で、仏教は調和の側面だ。キリスト教は神を求め、イスラム教は神に降伏し、仏教は神を見つける。これらを3つの別々の体系とみなすと、それぞれのすばらしい教えを見落として、部分的になってしまう。キリスト教徒として神の国を探し、イスラム教徒として自分自身を神に捧げ、仏教の活力に満ちた静かな瞑想によって、新しい仲間をみつけなさい。

それでは、真の探求者はすべての教義を探求しているのか?

これら3人のマスターは1つの体系を作った。しかし、別の方法で発展し、当初のものよりも成長した多くの体系がある。

例えば、ヒンドゥー教? 

ヒンドゥー教の神々は、その本質の意味に絞り込んだ人格の構造だ。ヒンドゥー教は、魂を認識する方法だ。というのも、神々を認識することは、魂を認識することだからだ。自己認識のすばらしい体系は、エジプトの宗教とヒンドゥー教だ。「無意識」を体系的に理解するには、ヒンドゥー教の神々と適正な関係を結ぶことほど、エネルギー体のためになることはないだろう。

ムハンマドとブッダは誰だったのか?

彼らが誰であったかは、まさに歴史が描いている。しかし、彼らに起こったことを理解するためには、あなたたちの完全な神殿はあなたたちであることを理解しなければならない。神はあなたたちだ。天使も悪魔もあなたたちだ。だから、ムハンマドに洞窟で話しかけたのは人間だった。菩提樹の下でブッダに話しかけたのも、砂漠でキリストに話しかけたのも同じだ。彼に平原の街を見せたのは誰だと思う? 悪魔は人間であり、全く同様に神も人間だ。悪魔は探し求め、神は待つ。しかし、あなたたちは降伏しない。イスラム教徒ですらしない。もっとも、イスラム教の神秘主義者の中には、何人かは神に降伏した人はいたが。自分の意志で神に挑戦するならば、悪魔はあなたたちを見つけて生け捕りにする。

なぜ、私たちは降伏しないのか?

自分の意志、つまり、行動ができて自分自身のために行動しなければならない、という錯覚は、神の意志に参加する妨げとなる。そして、私が話す神は、天国にいる遠い存在ではない。あなたたち自身が、遠くで探している存在だ。

でも、もし自分自身が神であるなら―

いいえ、よく聞いて下さい。神は、あなたたちの西洋文化で想像される「自分自身」とは違う。神はすべての存在だ。神に降伏することで、あなたたちのエネルギー体は透明になり、その結果、神の光があなたたちを透過する。この西洋を魅了する「自分自身」は、人生において自分らしく思わせるフィルターのかかった脳の概念にすぎない。それは非常に小さなものだ。そこには、あなたたちが他の人生で蓄積した経験が全く含まれていない。歴史上のこの時点で、多くの人間は素晴らしい。しかし、自分自身に関するあなたたちの理解は深まっていない。その理解は、この一生涯にしか繋がっていない。あなたたちの中にいる神は、想像を絶するほど巨大だ。

あなたは自己完成への旅の話をしている。でも、私たちが完全になるのは無理ではないか?

あなたたちは完全になれる。ブッダはなった。ムハンマドはなった。キリストはなった。歴史の中に埋もれているが、多くの人が同じことをした。ブッダが公園のベンチで寝ていたり、ムハンマドがガソリンを給油していたり、キリストが裏通りで飢えているのを見かけるかもしれない。

しかし、もしキリストが神であり、神が完全であるならば、どうして彼は完全になる必要があったのか?

キリストは完全ではなかったし、そうでなければ人間にはならなかっただろう。彼は人間らしさから聖杯を持って行くように頼み、神々しさから意識的な死を迎えた。しかし、彼の不完全な人間らしさと完全な神々しさは、同じものであることを理解しなければならない。それは矛盾しているみたいだが、そうではない。というのも、キリストは苦しんでいる時ですら、エクスタシーの状態であったからだ。あなたに自分自身が神々しいこと、つまり、肉体の人生でもエクスタシーに参加できることを分かってもらうために、私は来た。新人類は、たとえ牢獄で暮らしていても、エクスタシーの状態だろう。

エクスタシーを定義して。

エネルギー体にはスピンや振動がある。これは、非常に速く進むことができる。光速よりも速く、完全に時間から抜け出すことができる。これが起きると、肉体はひとりでに輝き始める。同時に、それは神と神のパートナーである仲間となる。神の一部であるあなたたちは、ケーキのかけらのように全体に加わるだけでなく、全体にふさわしい多くのエクスタシーを得ることができる。あなたたちの運命は、あなたたち各々が、すべて神になることだ。しかし、この過程は、エネルギー体と肉体の間にある何兆もの結合部と接触することで速度が落ちる。だから、ブッダが言ったように、欲望からの自由がエクスタシーには不可欠となる。正しく瞑想すれば、第三者と関係者の両方の視点で、人生を見ることができる。第三者は、スプーンに反射する太陽のかすかな光や、口に入る食べ物の感覚に気が付く。というのも、彼は感動するために人生を使っているからだ。関係者はただ食べるだけだ。そして同じように、第三者は自分の周囲にいっぱいの遺体を見て、汗や尿のにおいを嗅ぎ、全く客観的に落ち着いて水晶のカチャカチャ鳴る穏やかな音を聞き、周囲の不正や残虐な行為や恐怖を全く確認することなく、焼き付くような苦しいガスを吸い込む。しかし、関係者は悲鳴を上げ、肉体に激しい苦痛を感じ、史上最大の恐怖を経験する。これは、ホロコーストの暗いガス室で経験されたことだ。

あなたは死んだ?

はい。

すると、あなたは収容所でユダヤ人として死んだのか?

私はユダヤ人のめいめいと、そして全員と一緒に死んだ。あなたたちが1人を殺せば、全員を殺すことになる。わたしは1日に100万回死んでいる。私は今、死にかけていて、殺害されていて、餓死していて、細菌に貪食されていて、押しつぶされていて、焼かれていて、撃たれていて、切られていて、虐殺されている。しかし、同じように私は生まれていて、新しい人生に目覚めていて、芝生で遊んでいて、自然界の隠された真実を発見していて、日光を楽しんでいて、読書をしていて、食事をしていて、既知のあらゆる性の喜びに関わっていて、今あるすべて、ここにあるすべてを常にしている。

あなたはエクスタシーの状態?

(彼はただ私をじっと見ることで答えた。)

では、あなたは生者に囲まれた死者として、まだここにいるわけだ。あなたはアセンションした時に、立ち去らなかったのか?

全ての人が立ち去り、誰も立ち去らない。アセンションは空のどこかへ飛んでいくのではなく、宇宙を満たす存在に広がることだ。あなたたちは時間と無限の宇宙を超えてアセンションする可能性があるが、私たち全員と同じで、ここに留まることになるだろう。

こことはどこ?

あらゆるところだ。

ああ、わからなくなった。

全員が地球の全ての要素を含んでいて、それ故に、全員は全員の肉体の一部だ。私たちは、人生の全てを発達させるために使っている惑星レベルの意識だ。私たちめいめい、そして私たち全員。私の存在は覚醒した地球だ。あなたたちと同じだ。地球の運命と人類の運命は1つだ。私たちが地球をダメにすれば、それは自殺することだ。もし私たちが早死にすると、私たちは統一体としてエクスタシーに入ることはできないだろう。あなたは統一体ではない、子供よ。すなわち、「ホイットリー」はあなたのほんの一部分だ。全人類は常に統一体だ。

私たち全員がエクスタシーに達する前に地球をダメにしてしまうと、どうなるのか?

私たちのエネルギー体のすべての結合部にふさわしい肉体を、もう1度地球が作り出すまで、私たちは待つ。そうでなければ、私たちは永遠に待つ。私たちは不完全なままだ。 

待つ、とはどういうことですか?

エネルギー体は輝きたがっている。それらはエクスタシーを味わい、喜びが実現するよう必死になっている。しかし、エクスタシーを妨げるものを復元できる時期に、エネルギー体が戻る必要がある。もしそれができなければ、後悔して苦しみ、喜びを見ることはできても入ることができない痛みを味わわなければならない。エクスタシーを味わえば、あなたの渇望はさらにひどくなる。それは恐ろしいほどだ。そういう理由で、私は世界をさまよい、この肉体を作り、あなたを探し出し、メッセージを持って来て、幼い子供のあなたに主人として仕えざるを得ないのだ。

もし、地球がこれらの新しい肉体を決して「生み出さ」なければ、どうなるのか?

私たちは同じ状態の別のものに加わるだろう。別のものはたくさんある。

そうなると事実上、私たちは地獄の人種となるのだろうか?

私たちはエクスタシーを逃してしまったことを、常に自覚することになるだろう。今、私が感じるこの苦痛は、永遠に続くだろう。

だから、人類の永遠の喜びは、地球の健全さによって決まるのか?

全くその通りだ。

私たちは自分のことを個人と考える。私の罪は私のもの。隣人の罪はその人のものと。

全ての喜び、全ての悲しみ、全ての善、全ての悪は全ての人のものだ。全員が全員に対して責任がある。全員が全員に依存する。人類は1つだ。

しかし、全てが知的な生命体とは限らない。私たちは1つの人種だが、他にはないのか?

神は1つだ。最終的には、全ての存在が全てエクスタシーに参加しようとする。その言葉になることが、全ての石、全ての星、全ての知的生物と単純生物の宿命だ。そして、その次にその言葉が肉体となるだろう。

わからない。それは、すでに起こったことではないのか?

それは常に起こっている。しかし、星々自体が崩壊する時期が来るだろう。宇宙は呼吸し、拡張と収縮をしている。これまでに何度も起こった。最終的には、すべてが野球のボールくらいの大きさに収縮するだろう。それから再び爆発し、もう1度広大な旅をするだろう。しかし、それが死ぬたびに、新しく、より強く生まれ変わる。ついには、再生のエネルギーが強くなり、「ビッグバン」の速さが光速を超える時が来るだろう。その瞬間、物質世界自体が時間を超えるだろう。その時、「わたしはある」という預言が成就するだろう。

そうすると、私たちは神のすべての部分?

私たちは神の部分ではなく、私たちが神だ。

では、他のすべての種はどうなのか?

木、虫、オオカミ。すべてが神だ。

虫は不滅の存在?

たとえそれ自身が最小の輝きであっても、偉大だ。

では、ハエやラットは高位の存在?

それらは変化できない。あなたたちは変化できる。自分自身の魂に目を向けるように。

では、神は断片の中にいるのか?

神はホログラムのようなものだ。どんなに小さくても、すべての断片の中に全てが完全に存在している。

では、私の指先に神の全てがある?

神の全ては、1粒の砂の中にある。1つの電子や、1つのクオークの中にある。

私はこれまで神をホログラムと考えていなかった。

無限の意識が全ての中にある。あなたのパジャマの中に。私のセーターの中に。全ての知識が、全ての細胞や全ての火花や1つのゴミの中にある。

驚くべきことだ。

宇宙は神の肉体だ。

しかし、私は全体にアクセスすることができない。私は小さな断片のような気がする。自分に魂があるのかどうかもわからない。そして、神の一部であるような気が全くしない。

ここは堕落した世界で、あなたは不完全な存在だ。あなたが不完全である、ということの根底には、あなたは自分自身をありのままに見ることができない、ということがある。これが変わるには、多くの人生が必要だ。人類は約100億個の断片からなる共同体で、1つの種族として旅を続けるには、各々が神の光を通過させるほど透明にならないといけない。

以前は、あなたは自分が宇宙人だと暗示しているように思えた。そして神。いまでは人間だと。あなたは何者?

あなたが言うこと全部だ。

役に立つ人だ。地球からどれくらいの人間が光の体になったのか?

約半分だ。

半分! 私はせいぜい50人や100人くらいと思っていた。

人類は神聖なる素晴らしい原動力だ。しかし、生者の中では、他人の幸福のためにどうしても必要なそういう人たちだけがいる。

誰がアセンションして誰がしないかは、どうやったら見分けられるのか?

従順な人は地球を受け継ぐだろう。これを理解すると、その人の心を見れば見分けられるだろう。

従順な人とはどんな人?

より高い意志に対して、自らの意志で降伏できるくらい謙虚な人だ。

より高い意志に降伏したかどうかは、どうすれば分かるのか?

子供のもとへ行きなさい。彼らの目を見れば、自分の事が分かるだろう。

もし、私たちが自分自身を完成させる前に地球を破壊すれば、一体私たちは救われるのだろうか?

時間の流れを別にして、誰も変わることはできない。その外側では何も変わらない。何もできない。私たちが誕生したこの惑星の肉体に、私たちのエネルギー体を入れることによって、私たちは時の流れに入る。

別の惑星に行くことはどうか?

葉は他の木で成長することはできない。

葉は移植できる。

もし、あなたたちが肉体のまま星間の世界に入る許可が得られれば、他の人たちと同様に、光の存在というしっかりした土台があるので、行けるだろう。しかし、もしあなたたちが自分たちの世界を破壊してしまえば、あなたたちはここで死ぬ。

私たちは星間旅行ができるのだろうか?

あなたたちが良い世帯主なら、神のすべての都で人生を送ることができるだろう。今、人間の助けを待っている世界が存在する。今、あなたたちの世界が他の世界に助けられているのと、ちょうど同じだ。

この助け、とはどのような種類のものか?

それは、生み出すことも答えることもできない質問を作ることになる。あなたはこれを知っている。

私はそのこと、つまり、進化の圧力について書いた。その中で、私たちに行われていることを明らかにした。わざとらしく空にUFOが出現すること、夜間に乱暴されること、役人のひどい秘密主義、環境の崩壊、そのすべてだ。

それはすべて、あなたたちの進化の計画のうちだ。魚座の小さな魚は、水瓶座の水流によって、乾燥地に流し出されるだろう。では、どうやってあなたたちは生きるのか? どうやって呼吸するのか? あなたたちは飛躍的な進化を遂げるだろう。あなたたちは無駄な努力をするか、死ぬだろう。

ところで、あなたが私たちの助けを待っている、と言ったこの他の世界はどうか?

あなたたちはいつか、これらの他の世界にとっての宇宙人になるだろう。もし、あなたたちが生き残らなければ、彼らは決して援助を受けることがない、ということを忘れないように。あなたたちの繁栄は、彼らにとって不可欠なのだ。あなたたちが、あなたたちのためにここに来ている人たちに、知らずに頼っている状況と全く同じだ。

あなたは他の世界を旅したことはある?

私は多くの世界に属している

あなたは地球のような別の惑星から来たのか?

私は人間だ。

別の惑星に行くことは、どのようなことか?

多くの異なるレベルの世界が存在し、多くの異なるレベルと外観をした存在がいる。世界と世界の細部はとても異なる場合がある。しかし、実際の基本的な法則は相変わらず同じだ。

ビジターがフリーメイソンの用語で私に連絡するのは、そういう理由?

まさに。3は3で、7は7だ。組合は自由のための神の計画だ。

あなたはフリーメイソンを承認しているのか?

私はもっとも完璧な形態の組合を承認している。組合が秘密である限り、堕落する危険がある。

それはアメリカ合衆国では社会的な慈善団体となった。

完全にそういうわけではない。

どうして秘密なのか?

昔の時代において、それは世界の政府だった。しかし、世界は滅びた。人類が神の規範に身を委ねなくなった後、組合は存続するために、秘密とならなければいけなかった。

どうやって他の惑星に旅行するのか?

あなたたちは質量をコントロールする方法を学ぶ必要がある。

質量をコントロール?

その秘密を知っている人は、肉体の質量をコントロールできる。

私たちはそれを学ぶだろうか?

時が来れば、すべて分かるだろう。しかし、時を選ぶのはあなたたちであることを、覚えておくように。あなたたちは多くのレベルで存在している。生者は生者の多くのレベル、死者は死者の多くレベルで存在している。人間は光のレベルからの支配を受けている。

しかし、私たちの世界は死にかけていて、堕落し無秩序となっている? どうすれば、そのような高いレベルからみじめな支配が受けられるのか?

人類は子供だ。子供は子供なりの知恵で、子供を支配する。

ここに宇宙人はいる?

自分を生かして、自分を導きなさい。

私たちは利用されている?

あなたたちはそうだが、でも同時に助けられている。あなたたちは、別の世界の指導者としての立場に導かれている。

この別の世界のために、私たちは何をするのか?

あなたたちの指導者があなたたちをエクスタシーの方に引きつけるのと全く同じように、あなたたちもその世界をエクスタシーの方に引きつけるだろう。あなたたちがしたのと全く同じように、たった今、そこには空を眺めては自分たちの子供の肉体をむさぼり食っている輝ける生命体がいる。あなたたちが彼らを助けなければ、彼らは進化のジャンプが間に合わず、絶滅するだろう。

それは誰の責任になるのだろうか?

全員が全員に対して責任がある。

私たちや彼らのような世界はいくつあるのか?

複雑な肉体を維持できる惑星は、それほど多くはない。しかし、作られる肉体には様々なパターンがあり、進化の形態は、その惑星の化学的組成による。だから、私たちと非常によく似た生命体の住んでいる世界がある。私たちと全く異なる姿をしている世界もある。

宇宙人は、私たちの間を気付かれずに歩けるのだろうか?

光を曲げて自分たちを見えなくして、ある程度ここを歩くことができる。また、遠くからあなたたちの心に影響を及ぼして、自分たちを見えなくする手段も使う。しかし、あなたたちと同じ形態の人たちもいて、彼らはここを自由に歩いている。秘密を強要することが彼らの仕事だ。このことに関して、これがすべての混乱のもとになっている。例えば、彼らは政府の一部に見えるが、彼らは政府をカモフラージュと権力に使っているだけだ。人間の機関は秘密を管理していない。それは、もっと高いレベルで管理されている。

あなたはそのレベル?

はい。

他の世界はこれに管理されている?

はい。

ここで起きる全ての恐ろしいことについてはどうか?

人間には、光と暗闇の2つの面があることを覚えておくように。光を見るためには、暗闇に耐えなければならない。 

彼らはこの世界をどのように管理しているのか?

彼らは計画して、マインドコントロールを使う。

私はマインドコントロールされているのか?

正反対だ。あなたに行われた科学的介入は、いろんな分野のコントロールにあなたが影響を受けないことを確かなものとするためだ。

いろんな分野のコントロール?

それは方向性をもった暗示で、電気によって強められた人すべてに働く。これは軍や政府のコントロール手段だ。

テレパシー?

無線周波だ。超高感度回路を使えば、思考を傍受して解読することができる。マイクロ波を使って脳に思考を投影することができる。しかし、私が話しているのは、もっと一般的な分野だ。彼らは傾向を作り出す。最大限の人々の最大限の自由を守るのが望みだ。

かつて地球から他の世界に行った人はいる?

世界中の人々が人為的に進化して惑星を離れた。そして、自由に行き来している。

あなたは何のことを話しているのか?

人間は生まれ、地球を離れて育てられている。彼らの居住地は、見ればわかる。彼らは、この太陽系に住んでいる。

何てことだ。何人いるのか?

数千人だ。

彼らはここで何をしているのか?

彼らは、科学が過去の重要な真理を探究したり、宇宙に進出する実用的手段を発見したりするのを防いで、人類を盲目にしている。そして、宇宙人がここにいるのかどうか、という質問を答えさせないようにしている役人の秘密を守り続けている。

なぜ、彼らは私たちにそのようなひどい損害を与えるのか?

妨害の目的は、あなたたちを強くすることだ。重量挙げ選手は加重を増やせば増やすほど、ますます持ち上げられるようになる。

加重を増やしすぎると?

背中を壊す。やり過ぎて失敗する。

または、選手のトレーナーが、能力以上のことを強制して失敗させるかだ。

その時に彼はチャンピオンになるつもりはなかったし、それが人類に当てはまらないことを、私たちは知っている。人類はアセンションするつもりだ。

そもそも、私たちは十分に強くなるだろうか?

神に降伏すれば、あなたたちの敵はあなたたちの仲間になるだろう。

私たちには何がなされているのか? 私は何をされたのか?

現在お互いの考えを知ることを妨げているバリアがなくなるように、肉体が変えられている。あなたは進化のスピードを上げるために、圧力をかけられている。進化の飛躍を誘発するような試みがなされている。これは必死になればできるだろう。あなたたちの惑星とあなたたちが死にかけて、これらの宇宙人が身近に出現する時が来るだろう。しかし、彼らはどんなに懇願しても助けてくれないだろう。あなたたちは懇願するだろう、信じてほしい。しかしながら、何もしないことが、彼らの援助だ。あなたたちが苦しむのを見るのは彼らにとって同じくらい辛いのだが、彼らは思いやりの心からそうする。というのも、それがなければ、あなたたちはこの時代の使命を果たせないからだ。つまり、肉体をエクスタシーに開放することだ。人類は、次の2千年の間に、絶滅かアセンションかのどちらかの運命だ。肉体が透き通って光の体になるだろう、そして、それは神の光で輝くだろう。

では、どうやって私たちは神に近づくことになっているのか? すべての砂粒に宿るこの無限の存在は、どんな性質なのか?

あなたたちが神と言うとき、自分の外側の誰かを思い浮かべる。崇拝の時代の考え方をする。前の時代、つまり魚座の時代に、この崇拝の行為によって、肉体は変化した。肉体は2千年前と同じでない。今や、器は大きくなっている。今や、あなたたちの各々は、宇宙のすべてを含む可能性がある。当時はそうではなかった。今や、聖なる存在の種族だ。でも、あなたたちは赤ん坊なので、まだ自分たちの力に気付いていない。前の時代は、神が外側にある時代だった。今は、神が内部にある時代だ。

私たちの宗教はどうか? それらは神へ帰る道を示しているか?

あなたたちには宗教はない。宗教には犠牲者はいない。新しい道がある。

それは何?

宗教をあなたたちの内部に持って来ないといけない。もはや神を外側に見るのではなく、内部に見るのだ。あなたたちの内部に神の国を持たない限り、地球から神の国は消滅するだろう。そして、そうなれば、暗闇と苦痛の時代が長く続き、最後に人類は再びただの知的な動物となるだろう。すべてのもの、記憶、歴史、科学、技術、数学のすべての痕跡、そのすべてを失うだろう。神の国を見つけなければ、人類の意識は死ぬだろう。あなたたちは動物の本性に逆戻りするだろう。それはすでにあなたたちの周りで起こっている。堕落した人たちは、人間性を失った。彼らは輝く動物になった。

どうして私たちの宗教に犠牲者がいるのか?

なぜなら、宗教は信念を要求するからだ。そして、信念は常に嘘だ。というのも、現実の本質は、事実ではなく疑問だからだ。事実はなく、真実があるだけだ。だから、神の慈愛は信念と少しも関係がない。信念は神を受けつけない。神との交流は科学であり、自己発見と自己認識の科学だ。しかし、あなたたちにはこれは失われた科学で、すなわち信仰の科学だ。

どうしたら、それを取り戻せるのか? 聖体のようなものは、この科学の一部なのか?

キリストは人類に聖体を与えた。しかし、聖体祭は有史以前の時代から行われている。あなたたちがまだ森に住んでいた頃から始まった。強い人が死ぬと、あなたたちはその力をもらうために、彼らの肉体を食べた。

うまくいったのか?

冗談を言わないで。それは哀れだった。

キリストより前に聖体の記録はあるのか?

ある。

それは何?

答えるのに興味がない。イスラム神秘主義の踊り、ヨガの瞑想、キリスト教の修道士の祈りの中に、アセンションの科学が見つかるだろう。この科学は、科学としては失われているが、取り戻すことができる。

キリストは神だった?

復活の約束とは、存在することを根本的に約束することだ。復活とは、文字どおり肉体が復元されることではない。それはむしろ、存在の眠りから目を覚ますことだ。今すぐあなたたちの中で、復活を起こすことができる。あなたたちはみな、墓の中のラザロだ。そして、キリストはいつもあなたたちを呼び戻すために、ドアをノックしている。もうすぐ、あなたたちの周りの墓が壊されて、あなたたちは出て来るはずだ。

キリストは生き返ったのか?

たいていの人は自然に死ぬ。キリストは意図して死んだ。

復活はどんなプロセスか?

もはや結合を保てなくなると、エネルギー体が肉体から分離する。キリストのエネルギー体は輝いていた。しかし、将来のあなたたちや全ての人と全く同じで、それは肉体を離れた。あなたたちの中にいる悪魔の仕事は、キリストはあなたたちより優れている、と信じさせて惑わすことだ。キリストは、それをこう述べている。私は人の子だ、と。キリストはすべての人だ。すべての人がキリストだ。

古代の宗教についてはどうか? 例えばウィッカは?

現代のウィッカは古代の宗教とは違う。それは、古代の儀式を受け入れる新しい宗教だ。地球は崇拝を受けるに値する。というのも、地球はあなたたちのすべてと、その持ち物すべてをあなたたちに与えたからだ。それは完璧な道を示している。

どんな宗教が完璧な道を示さないのか?

その遺跡に隠されているのはダイアモンドだ。覚えておくように、ダイアモンドは永遠の輝き。(笑)

しかし、肉体の復活についてはどうか? 肉体が復活する、ということは、私たちの宗教の伝統的な強い傾向だ。

それは、生き残った人たちの無知によって神話に取り入れられた、前の文明の記憶だ。その時代、普通の人たちは科学について何も知ることが許されていなかった。それで、彼らはその行いを奇跡とみなし、死者が復活させられた、と考えた。しかし、魂の科学は単にもう1つの科学にすぎない。超自然的なものはなく、物理学があるだけだ。でも、知性のあるエネルギーとの通信に関する物理学や電気工学は、非常に繊細なものだ。しかしながら、今あなたたちにできない、というわけではない。始めるのに必要な装置は、すでにお店に売っている。

どんな装置のことを言っているのか?

磁場と電磁気プラズマを検出する装置だ。この方法を使えば、生きているエネルギー体が分かるだろう。それらはたくさん生きているわけではないが、見つかるだろう。また同様に、知能の高くない単純なエネルギー体も検出されるかもしれない。それらはあなたたちの至る所にいる。

それらを検出したら、わたしたちはどうするのか?

次に、肉体を使って通信できるはずだ。しばらくすると、あなたたちの周囲の存在に波長が合えば、検出装置を使う必要がなくなるだろう。しかし、それらがあなたたちに無限の知識を与えてくれると期待してはいけない。世界で待っている死者の多くは、あなたたちよりはるかに知識が少ない。しかし、すべてというわけではない。中には、知識が非常に豊富で、真実の過去や理にかなった未来を伝えてくれたり、今は想像もできない方法で、お互いを共有できる存在もいる。

どのような練習をすれば、肉体を使って通信できるようになりますか?

私たちの話し合いが進むうちに、これらの存在との客観的な通信方法を学ぶために必要なものが、すべて与えられるだろう。それは、あなたたちの科学が生きたエネルギーを検出し始めるのに必要なすべての情報と全く同じだ。生きたエネルギーは、いまあなたたちと通信しようとしている。

どうやって?

ひとつの例は、悪評の高いミステリーサークルだろう。ミステリーサークルは、これらの存在自体が作り出した、これらの2次元の姿だ。それらはこの時代に自己紹介をしようとしている。

ミステリーサークルはいたずらではないと?

はい。

どうして誰もそれらを信じないのか?

死者の帰還を受け入れることは、時代の変化を受け入れることだ。まだ不完全な魂にとって、これは恐ろしいことだ。というのも、それらは2つのことを恐れているからだ。第1は、魂が成長・発達できる時代の終わりを予告していること、第2は、それらが死者の世界と結合すれば、死者と同じ観点になるので、たとえ地球が肉体を養えたとしても、自身がそれ以上変化することができなくなることだ。だから、全くの偽りだ、というふりをする。そのようなことを隠す他にも多くの理由があるが、これらが最も強い理由だ。

これらの全ては、復活をどう済ますのか?

復活した男というのは、あるタイプの存在に注目することで発展した一貫性のある神話のテーマで、オシリスに始まりキリストで終わる。この科学に精通した完全な意識体は、光の体を肉体のように出現させることができる。だから、エネルギー体にはその感覚が完全に刻み込まれる。 

現在、あなたは光の体?

あなたは真実だけがあるところで事実を探す(直訳)。すべての体は1つの体だ。

でも、肉体とエネルギー体は別々で、エネルギー体が光になれる、とあなたは言うと思った。それは自立を意味する、と受け取っている。

光の体はエネルギーの世界で意識を持ったあなたたちの一部分だ。それは肉体のすべての細胞の中にあり、実際はその生命だ。魂や永遠の生命に関して、謎めいたことは何もない。エネルギーは永遠なので、あなたたちの一部であるエネルギーも永遠だ。あなたたちが理解し難いのは、これらの電子が移動するスピードがあなたたちの嗜好や人生の記憶を運ぶ、ということだ。電子のひとつひとつが全体の中の違った部分を運ぶ。ひとつの肉体には何兆もの電子があり、そこには人生の一瞬一瞬の細かな記憶が含まれる。たとえば、脳の特定の領域を探求すれば、肉体の緩衝作用の無効化が可能となり、この様に蓄えた記憶を化学細胞にあふれさせることができるのはこういう理由だ。それで、人間は驚くほど詳細に、まるで再びその瞬間を生きているように、過去の出来事の記憶を思い出す。あなたや、あなたたちすべての人生の何事も忘れられることはない。あなたたちが死ぬと、あなたたちは細部まで完全な自己となる。あなたたちは自分自身を完全に知る。今、あなたたちが我慢できない自分自身に関することは、あなたたちとすべての他者の中に完全に存在する。死者にはプライバシーはなく、生者は死者からのプライバシーはない。死者はあなたたちの行いのすべてを見る。生者の間違いを我慢し、生者の偉業を喜ぶことが、死者の役割のひとつだ。

本物の宗教は何?

時代を離れて見れば、神を理解しようとする人間の努力は1つの形、つまり、歴史を超えて発展した芸術作品として現れている。あなたたちは3つの段階でそれを創作した。最初のものは後ろ向きで、犠牲の時代だ。旧約聖書の神がとても恐ろしいのはこういう理由だ。神がアブラハムにイサクを殺さないように命じる時が、人間のすべての瞬間の中で最も尊い記録の1つだ。というのも、それは次の時代の土台となるからだ。第2の時代は前向きで、崇拝の時代だ。新約聖書の神が思いやりに満ちているのはこういう理由だ。あなたたちの今の時代は、人間と神が1つになる時だ。あなたたちは自分自身の中に、キリスト、ブッダ、アッラー、クリシュナを見いだす。この時代で、神のエクスタシーを反映できる段階にまで、肉体が進化した。それは、あなたたち自身の子供たちの人生の分からないところで、すでに起こっている。私はあなたたちに約束するために、高い所から来た。あなたたちが神に降伏すれば、あなたたちと地球は救われるだろう。そうでなければ、この時代が終わる前に、あなたたちは絶滅するだろう。

私たちが神を理解しようとする歴史的努力を、あなたは芸術作品と表現している。どういう意味か?

あなたたちは生きた記憶のつづれ織りを織っている。これが人間の肉体というもの、つまり、揺らめく素晴らしい織物、生きた衣服だ。それは、すべての希望、失敗、恐れ、時代の功績で満ちている。すべての細部がそこにある。ブッダやキリストや偉大な指導者の行為だけでなく、すべての道の、すべての足による、すべての歩みだ。何事も、ひと息ですら忘れられていない。この芸術作品には、すべての生命が完全に存在している。

ガス室はどうか? それらも作品の一部か?

高みへの救済は、闇が土台となる。それらの恐ろしい場所には、驚くべき復活の実例があった。ガスを浴びせられている間、生命体は強さを変えて生きていた。彼らは殺人の悪を、神の恵みに変えた。怒りと恐怖の気持ちで死んだ人たちも、勇気と思いやりの気持ちを持って死んだ。神は彼らの師だった。

でも、もしガス室がなかったなら、この高貴なこともなかったのか?

童心に到達した人が夏の夕暮れの流れる雲や穏やかな鐘の音から簡単に作り出すかもしれないものを、彼らは大変な努力をすることで、苦しみから作り出した。それも、ほんの少人数だ。多くの人たちは激しく苦しみ、錯乱状態で無駄死にした。苦しみよりも喜びを通しての方が、エクスタシーに到達しやすい。

ナチスはどうなったのか?

肉体に入り込むには、かなりの勇気が要る。なぜなら、あなたたちはエネルギー体に刻み付けられた1番の短所に、いつも自分を入れているからだ。罪は、私たちがエクスタシーに入る妨げになるものだ。実際、死んだ後に罪はどんな感じがするか? あなたは死んだ後、最初はこの上なく素晴らしい喜びを味わい始める。それは非常に親密で、非常に個人的なもので、増えるにつれて、ますます多くの人生を送り始める。あなたは食べ物を味わい、空気を嗅ぎ、キスを重ね、愛を重ね、ますます美しく、ますます心清らかになる。それから突然、あなたの手がガス缶を開ける。そして、あなたが起こしたすべての恐怖、つまり、残忍でゆがんだものにふける原始的な部族の風習によって、あなたは一掃される。あなたは殺した人たちの足元でひざまずきながら、不潔な病気になったように感じ、苦しみもだえて醜く感じる。彼らはあなたへの思いやりの心で輝いているが、その思いやりの心によってあなたは理解するので、あなたはひどく苦しむことになり、そして、エクスタシーから後退する。あなたは自分の周りの栄光を見られたり見るのが耐え難くなる。それは焼き焦がす炎のように見えるので、あなたは内向的になり、燃える太陽から身を守ろうとする人のように、身を隠す。でも、あなたは逃げることができない。あなたにとって、エクスタシーの炎は苦痛の炎なのだ。

小さな罪はどうか?

小さな欠点は、単に性分の一部だ。罪は、故意に欠点にふけることだ。たいていの罪は、人生の間ずっと隠されている。あなたには罪がある。私はわかる。でも、あなたはそれらを自分自身から隠している。

私の罪は何か?

私のようにあなたたちの中で暮らすことは、自分が何者かを知らない尊い人たちの広大な広がりの中で暮らすことだ。隣の部屋の男性は睡眠に悩みを抱えているが、光の体には後光が見える。そして、上の部屋のカップルはフェラチオをしているのだが、彼女は忍耐強く、救済と彼を信じている。栄光への旅の途中の勇気が見える。しかし、彼ら自身の見え方、つまり、非難と失望の影も見える。小さな子供のようになりなさい。

あなたには私たち全員の何から何まで見えている、ということがよくわかったので、あなたは私を驚かせた、と言わなければならない。

(笑)泥棒に気を付けて。

私に何が起こるのか?

死ぬのは大きな勇気が要る。その勇気は生者の世界の名誉だ。というのも、結局のところ、あなたたちの大半はより高度な世界のことを全く知らないからだ。彼らは自分のエネルギー体を感じることができない。彼らは生きている時と同様に、盲目の状態で死ぬ。しかし、あなたは盲目ではない。

私の妻と息子はどうか?

彼らはすべての人と同様に、苦しんで死ぬだろう。彼らが人生の移り変わりの時に、喜びが見つけられるように祈る。

あなたが彼らのために祈る?

そんなに変?

なぜなら、あなたは自分自身に祈っていたからだ。私はあなたを神だと思う。

私はあなたを神だと思う。

本当の宗教とは何?

不幸な出来事を運命に変える手段だ。それは科学だ。本当の宗教と本当の科学は同じものだ。

わからない。

運命は過ごした人生だ。不幸な出来事は過ごさせられる人生だ。生きることは、責任に気が付き、責任を取ることを意味する。そうでなければ、偶然起きるだけになる。あなたたちは堕落しているので、存在することの大きな目的と偶然の違いが理解できない。堕落するということは、盲目であるということだ。ここは盲人の住む世界だ。

私たちは盲目から回復できるのか?

あなたに本当の宇宙の姿を示してみたい。発達の程度は異なるが、ここと同じような世界が数多くある。あなたたちの世界より暮らしが悪い世界もあれば、進んだ世界もある。中には時空を超えて集合することを楽しめるほど、肉体でエクスタシーに達したものもある。これらの世界では、肉体は輝いている。彼らの肉体の物理特性は、エネルギー体の物理特性と同じだ。こういう理由で、彼らがあなたたちの間にやって来るときは、壁を通り抜けて歩いたり、飛んだり、消えたり、姿を変えたりする。しかし、他の世界のほとんどの存在は、あなたたちと同じように自分の惑星から出ることなく暮らして死ぬ。

あなたはたくさんの世界がある、と言った。私は数百万から数十億と思っていた。

知的生命体はかなり少ない。というのも、複雑な肉体を維持できる惑星は、かなり少ないからだ。しかし、生命体はありふれている。地球上だけではない。生命体はどこにでも存在する。それは現実の中で、必要不可欠な構造の一部だ。言ってみれば、神の肉体の神経系だ。例えば、知的でないエネルギー生命体はたくさんある。生命体は惑星に限定される必要は全くない。

なぜ、生命体はそんなにありふれているのか?

なぜなら、知覚は宇宙の構造に必要不可欠だからだ。もし、物が知覚されなければ、それは形を持たない。このように、生命体は自然界に形を与える装置だ。しかしながら、物質が形を持つ際に、必ずしも知的生命体に知覚される必要はない。その時は、別の法則が適用される。なぜなら、知的生命体の知覚は、その脳内で作られた期待によって、知覚した物の形に影響を与えるからだ。宇宙は、あなたたちに見える姿のように思えるし、宇宙を支配するとあなたたちが考えている法則によって機能する。なぜなら、あなたたちの脳の知覚過程の取り扱い方が原因となるからだ。しかし、意識のある生命体は宇宙の姿を支配することがある。本当に意識のある人たちは、知的生命体が生まれながらに従う法則に対して責任がある。

そもそも、私たちは意識的になるだろうか?

もし、生き残れば。

意識とは何か?

自己認識だ。完全に自己認識した存在は、創造物全体を理解する。というのも、それはどこでも完全に存在するからだ。

わたしはすべてを理解できたでしょうか?

あなたの今の状態では出来ていない。あなたは自分の肉体組織が後押しできる程度しか理解できない。でも、あなたはその中でも、ごく一部しか理解していない。

いま私の理解が可能なすべてのことから、私はどれくらいかけ離れているのか?

もし、あなたの現在の状態で理解できるすべてが、太陽くらいの大きさの星だとしたら、現時点であなたが理解していることは、指ぬきくらいの大きさの光だ。

なるほど、あまり多くない。

それどころか、非常に多い。あなたたち人間は、意識的な種族になるかどうかのまさに瀬戸際だ。こういうわけで、私たちがここにいる。あなた自身が推測したように、私たちはあなたたちの誕生の手助けをしている。以前、あなたたちは意識の中に誕生する予定だったが、流産した。成長する意識から得られる力を誤用したために、あなたたちは理解しなくなった。

私たちはこの力をどのように誤用したのか?

現代の偉大な科学者全員よりも多くのことを理解していた人たちが、当時の地球には少数いた。しかし、彼らはその知識を恐ろしいほどに監視していた。極めて秘密主義だった。普通の人は、強くなるために兄弟を食べたりしていたので、動物と大差なかった。それで、彼らはすべてを失った。なぜなら、あなたたちは単一の存在で、もっとも下位の人たちと同じくらいの意識に過ぎないからだ。

彼らは奴隷状態だった?

あなたたちの世界は奴隷状態だ。あなたたちは全員、あなたたちを無知にさせて管理している悪魔の奴隷だ。

私たちの指導者は悪魔?

彼らは本当の情報を一般人から隠したい、と思っている。それは、前の文明でも全く同じことなのだが。秘密主義がその世界を破滅させた。そして、この世界が破滅する運命なら、その原因は秘密主義だろう。こういう理由で、彼らは過去の真実や、あなたたちを助けようとしている人たちの存在を隠している。彼らの中には、人類のためにこれをしている、と考える人たちもいるが、実際に彼らは人類を破滅させようとしている。このように自滅を切望することが、あなたたちの邪悪な面の核心だ。でも、その死の願望のことは後で話そう。彼らが富を独占して隠し事をすることを、あなたたちがおとなしく受け入れてしまうのなら、私はあなたたちの世界をいつか再びひっくり返すだろう。

もしかして、あなたは私たちの全世界を自ら破壊することが出来るのですか?

(沈黙)

これらの悪魔の名前をいくつか挙げてほしい。

あなた自身の心の中に、悪魔を見つけなさい。そうすれば、あなたたちの世界の悪魔の支配者をあなたに漏らそう。悪もまた、私の役に立つことを覚えておくように。悪がなければ、あなたたちは善を味わうことはできないだろう。善悪がなければ、あなたたちは私を受け入れる選択ができないだろう。

でも、ちょっと前にあなたは宇宙人がここで私たちの進歩を活発に阻止している、と言った。今は、それは私たちの指導者だ、と言っている。これはどういう意味か?

あなたたちは自分の未来を迫害者の手から取り戻さなければならない。人類愛に満ちていない人間の心が1つでもあると思うか? いや、あなたたちの悪魔はあなたたちを強くする。

あなたは誰? キリスト? それとも悪魔自身?

このように考えてはいけない。もはや中世ではない。偏見を持ってはいけない。神はすべての中に存在することを思い出すように。創造物のすべては神のものだ。神から分離したものや、分離できるものは何ひとつない。あなたたちの感じる自立は錯覚だ。その結果、あなたたちは発見の旅ができる。だから同様に、あなたが私にどんな名前をつけようとも、私は神の中にいる。

しかし、例えば宇宙人に関する秘密を隠している人たちはどうか? あるいは、過去の実状に関する秘密や火星に関する真実の隠蔽など。

彼らは死ぬと、身勝手が原因で、自分の欠点が自分の中に実体化することがわかるだろう。すでに私が述べたように、彼らは愛の炎に苦しむだろう。永遠に消滅し、もはやあなたたちの一部分になることのない人もいるだろう。神の仲間になり続ける人もいるだろう。

私はどうか?

あなたは自分が何者かを知っている。尋ねないで。

あなたは、悪魔は悪ではなく-何というか-知識をもたらすもの、と言っているのか?

私たちは間違いから学ぶ。しかし、悪に没頭する人たちは苦しむ。間違いをしないように。彼らは非常に重くなり、地球に沈む可能性がある。エネルギー体が途方もない喜びを味わう可能性があるのと全く同じで、それはひどい苦痛を味わう可能性がある。肉体には、数百万の神経がある。しかし、エネルギー体の場合は、どんなちっぽけな存在でもエクスタシーや苦しみの全部を経験することができる。

永遠に苦しみを経験する人たちはいるのか?

堕落した指導者は、その可能性がある。愚かな意志によって、神の国の喜びを受け入れない人だ。しかし、夜の暗闇がなければ星を見ることができないことを、常に覚えておくように。天体物理学のテキストをよく調べなさい。あなたたちの科学が、暗闇を理解していないことがわかるだろう。暗闇は神の思いやりであって、そのおかげで、私たちは宇宙を見ることができる。だから同じように、心の暗闇は、自分自身に向けられた自分自身の思いやりだ。というのも、悪に耐えなければ、善を見分けられないからだ。

このことは、人間の堕落が何らかの過ちと関係のあることを連想させる。私たちは何かを理解できなかった。何を理解できなかったのか?

天国はあなたたちの中にある、ということだ。その言葉が述べられてから今まで、生者であろうと死者であろうと、そのことを直視できた人は誰1人いない。でも、もし天国を見つけることが出来なければ、天国にたどり着くことはできない。  

どうしたら、再び見つけることができるのか?

恐怖は人を盲目にする。恐怖がこの世界を支配している。それは非常に根深い。微生物は脅されると後ずさりする。恐怖がいかに根深いか、ということだ。野原には恐怖がただよう。鹿が狼の顎や人間の銃撃を乗り切ろうとする時、恐怖がただよう。この場所を構成する原子にまで、影を落とす。

これはどうしようもない問題だ。私たちが間違いを直せる限度を超えている。

もし、あなたたちの1人が一瞬でも恐怖を感じないで生きることができれば、世界中が自由となるだろう。肉体を持って生まれることは、堕落することでもあり、救済されることでもある。どのようにして堕落とアセンションが同時に可能なのか? 言い換えれば、どのようにして肉体世界はエネルギー世界と交わることがあるのか? 人類の隠された目的は、共存できない人たちと共存するかもしれないことだ。あなたたちは、自分の意志を神の意志に任せることで、地球のすべての生命を死の恐怖から救うために、ここにいる。コーランを読んで、ムハンマドの言うことを聞きなさい。彼は完璧に任せる、というメッセージをもたらした。あなたたちは不可能だと言う。その通りだ。でも、あなたたちは円形を正方形にするために、ここにいる。こういう訳で、人類は知能を発達させた。人類の目標は、生者の未来像をはっきりさせることだ。その結果、死者の意識全部に参加することができ、死の恐怖は何でもないことがわかる。

あなたの言っている事には、何か隠された驚くべきことがあるようだ。あなたは、人類の堕落は地球で生まれたことだ、と言っている。そうですよね?

そうだが、それは3次元的な視野なので、3次元の視覚の限界による制約を受けている。2次元の存在に立体がどのように見えるか、という例えを思い出してほしい。そのような存在が閉じ込められた平面の上をボールが通過する場合、ボールの本当の形を見ることはないし、その形を想像することさえ出来ないだろう。定義からして、2次元の存在は見上げることができない。というのも、その場合は3次元を覗き込むことになり、それは不可能だからだ。常にまっすぐ前を見ているその存在には、点が伸びて線になり、ゆっくりと再び短縮し、最後は点となって消えていく状態が見えるだろう。それは決してボールの本質を理解できないだろう。なぜなら、2次元の心には立体の概念が入らないからだ。

頭が鈍いと思われたくないが、あなたは私の質問に答えていないと思う。

推測はこのくらいにしよう。

まだ足りない!

地球での誕生と人間の堕落は、2つの点で同じだ。第1に、時間の外側ではすべての出来事は1つなので、それらは同時に起こる。それらは起こったのではなく、常に起こっているのだ。すべての瞬間は永遠だ。そのことは、あなたたちが死後に思い出の中で生き始めた後に、思い起こすことなのだが。その時に、満足して運命を全うする人生を送ることが重要であることが分かるだろう。なぜなら、あなたたちのすべての行いは、いつでも直ちに自分の意識に存在することになっているからだ。第2に、言葉-すなわち、実体をもって存在するかもしれないすべてのものの可能性-が物質世界に現れたことで、生存競争が必要な状況となった。言葉は肉を持つとすぐに、弱々しくなった。もし、肉体が闘わなければ、あなたたちは死ぬ。その結果、あなたたちは降伏できない。けれども、あなたたちが降伏しない限り、堕落を止められない。もし、あなたたちが自然と闘い続ければ、あなたたちは死ぬだろう。でも、もし闘わなければ、あなたたちは死ぬだろう。これは言葉が物質化した場合の悲劇で、人間の本質的な問題だ。もし、あなたたちが絶滅を回避するつもりなら、これは解決しないといけない問題だ。

私が今まで聞いた中で、最も深遠な発言だと思う。言葉は物質世界における神の現れであり、それゆえに神の完全な中にも物質的なもろさと弱さが含まれている、とあなたは明示した。これは私たちの救済への鍵だと思う。そうですよね?

言葉とは潜在力だ。あなたが「自動車」と声に出すことは、自動車ではないが自動車の潜在力を含んでいると全く同じで、この言葉はすべての潜在力を含んでいる。言葉は神ではなかった。言葉は肉体に入ると音声に変わる概念だった。

がっかりした。あなたの言ったことを深読みしていた。

いや、あなたは正確に理解しているし、あなたの見解は寸分たがわず正しい。でも、この言葉がない世界はひとつもないことを、決して忘れないでほしい。光の世界は独立していない。それはあなたたちの周りにある。エネルギー体は肉体と全く同じように、科学で検出や利用ができる。

神は科学で測定できる?

もし、あなたたちに勇気があれば。

勇気があれば? 何の勇気?

もし、あなたたちが死者との通信手段を開発すれば、ちなみに、それは全く可能だと先ほど述べたことだが、あなたたちは死後に知る予定のことだけを、生きているうちに知り始めるだろう。しかし、準備の出来ていない魂は、この集まりを怖がる。それは、あなたたちが魂は遠く離れたエーテルのような次元にある、と自分に言い聞かせている理由でもある。あなたたちは、それを見つけるのを恐れている。なぜなら、それはありのままの自分自身と向き合うことになるからだ。

私たちはそんなに恐ろしいのか?

あなたたちは恐ろしくない。恐怖がひどいのだ。あなたたちが死者と集まるのを恐れるのは本能だ。なぜなら、彼らはあなたたちが勇気をもって見る以上のことが見えるからだ。

その言葉は何と聞こえたのか?

分からない。私はそこにいなかった。

しかし、実際に私たちには何が起こるのか? 私たちは森に戻るのか?

北部の人々の文明は、生者の心に面影や記憶として残るくらいになるだろう。自分たちの欠点が原因で、自分たちの過去の後追いをするだろう。

欠点とは何?

貪欲と隠蔽だ。他人が知るべき秘密を隠蔽する人たちは全員、心の中に悪を持つ。必要以上に蓄える人たちは全員、他人から生計の道を奪う。第一世界の富は第一世界の罪であり、それは罪深い行為と同じ道をたどるだろう。

善と悪とは何か?

それらは教材だ。どちらを利用するのも自由だ。なぜなら、あなたたちは生きている間は因果関係を理解しようとしない可能性があるからだ。この理解しようとしない、ということがあなたたちの自由意思だ。あなたたちは、そのおかげで学ぶことが出来る。もし、あなたたちが私と同じように理解できれば、100万年間で悪い事は1つもしないだろう。決してしないだろう! とは言うものの、私は今までその道を歩んできた。

あなたは完璧か?

神は完璧だ。

私はあなたを尊敬する。

尊敬はあなたの足元にある。あなたがマスターしようと立ち向かうことのほうが、はるかにやりがいがある。

わたしはマスターしていない。

それが、あなたのマスターしたことだ。

私たちの文明は自分たちの過去の後追いをするだろう、とあなたは言ったが、どういう意味だったのか?

あなたたちより前にここにあった文明は、とても偉大であった。それは、あなたたちが理解できない秘密を発見した。それは、死者と交わる秘密だ。その文明は、科学技術で知的なエネルギーを取り扱えるようになり始めた。魂を道具として使うことだ。エジプトのデンデラの彫刻を見なさい。容器の中にあるそれらの不思議な物体は、電気のフィラメントや宗教的シンボルではない。それらは魂だ。容器の壁は、それらを閉じ込めるように帯電している。そのような技術を利用したので、肉体は時の流れを超えて知覚を拡大した。その結果、地球の学校は変化の場所として機能しなくなった。真実を知っている人は、自分たちの欠点を見つけることができないし、それがあなたたちの地球での目的だ。さらに悪いことに、この力の知識は、それを使い始める意志のない一般人から隠されていたので、実際にその能力を利用できたのは、限られた人たちだけだった。古い文明は、強欲と隠蔽が原因で滅亡した。最も発達していない人たちがトップに登り詰めた。それは、ここで起こっている事と同じだ。あなたたちが招いた指導者は、みんな自尊心の感覚の傷ついた人たちだ。傷ついた人たちが文明を運営している。そういう訳で、文明は存続できない。

エイブラハム・リンカーンは傷ついた人だったのか?

指導不足は、ひとつの症状だ。

だから、リンカーンやワシントンは、ヒトラーやスターリンと同じくらい悪かった?

子供っぽいことは言わないで。それが正しくないことを、あなたは知っている。偉大な人にも症状はある。

それで、あなたの言う古い世界に何が起こったのか? もっとも、私はこの文明を本当だと思う自信すらないが。

あなたはそこに住んでいた。そのことは、死ぬ時に思い出すだろう。それは破壊され、すべての成果が台無しになり、荒廃した。今の砂漠がある場所には、素晴らしい都市があった。惑星の大気候が変化し、砂と水があなたたちの栄光の跡を永遠に確実に覆い隠した。今、あなたたちの魂は多くの人生を通して何度も何度も再生し、毎回すべての過去の記憶が奪われるので、毎回初めてのような人生を送るのだ。こういう訳で、あなたたちやあなたたちの世界は「永遠に死んでいる」と呼ばれている。

私たちをそう呼ぶのは誰?

神だ。

神は私たちを嫌っている?

神はあなたたちに怒っているが、同時にあなたたちを愛している。私たちは、あなたたちが私たちの後に続くのが待ち遠しい。

「永遠に死んでいる」という言葉には、神は長い時間を待つ、という意味が含まれる。

せっかちな人たちは我慢しなければならない。

この文明はどうだったのか?

あなたたちは話の筋がわからなくなった。戦いがあった。勝者は地球を「永遠に死んでいる」と呼んでいる。なぜなら、あなたたちは真の自由になるまで、肉体を繰り返す必要があるからだ。仏教徒が言うように、輪廻はあなたたちの牢獄だ。

人間の魂は、牢獄に入っている?

入っている。

では、再生から抜け出した人は、誰もいない? すべての魂は、結局のところ、新しい人生のために戻って来る?

すべてが再生し、すべてが再生するとは限らない。

いつかこれは終わる?

あなたたちの敵は、それを終わらせたくない、と思っている。彼らは、あなたたちをひどく恐れている。あなたたちがUFOを目撃する時はいつも、牢獄の番人を見かける。彼らはまた、あなたたちが自分の過去について混乱するように、社会で活動している。そして、宇宙に進出できる推進力のような分野の発展を阻止している。これが、あなたたちの脱出を妨害しているすべてだ。

ホロコーストが惑星から脱出するのを妨害するものだ、と思っていた。

私は今、あなたたちの世界の悪の背後にあるもの-大きなスケールの、歴史的視点の悪について話しているのだ。

この敵は誰か?

あなたたちは彼らの名前の多くを知っている。でも、あなた自身はあなたの敵と面と向かって会う特権があった。

1985年のあの晩に、私は悪魔や宇宙人の面前にいたのか?

勝利の後ほど心地が良くて、なんじの妻が魅力的に見えて、なんじの子供が美しく見えるものが他にはないことを思い出しなさい。私たちの人生の楽しさは、私たちの敵しだいである。敵を愛しなさい。なぜなら、敵はあなたの親友だからだ。暗闇がなければ、天空の栄光を決して知ることはないだろう。

あなたが言った通り、私たちは鎖につながれている。でも、あなたはその鎖の鍵を持っている、とも言った。

この会話の全部が鍵だ。あなたたちは番人に感謝すべきだ。なぜなら、彼らがいなければ、決して自由を見つけることができないからだ。あなたたちが1つの種族として、なぜ牢獄に入れられたのかを思い出して、過去にしたことに向き合えば、自由になれるだろう。

私たちは何をしたのか?

私はあなたたちにはっきりと言うことができる。でも、あなたたちは私を信じないだろうし、心の中では信じないだろう。あなたたちの心は現実から目をそらしている。よく聞きなさい。なぜなら、知恵の樹の果実を例として挙げた本当の話が語られるのは、あなたたちが楽園を去ってから、これが初めてだからだ。あなたたちは神と戦うために出ていった。あなたたちは、自分たちに欠けていると思うものを探し求めて、宇宙の最も深い意義と格闘した。貪欲さが原因で、あなたたちはこの知識を探そうとした。それは、あなたたち自身を神から分離する知識だ。あなたたちは、神に降伏することは神の奴隷になることだ、と思った。私たちに身を委ねることが唯一の真の自由であることを、あなたたちは分からなかった。それは、人間は神のしもべということではなく、私たち全員と同じで、人間が神だということだ。

実際に肉体的な戦闘があった?

聖なる科学がある。それは、時間と空間を完全に支配できる。あなたたちはこの科学にアクセスし、それに基づいた科学技術を使っていた。あなたたちは戦争に行った。この太陽系のすべてが戦いで傷を負い、なかにはひどいものもある。あなたたちは戦ったので、これを覚えている。

私は1つも覚えていない。

あなたたちの種族は、自分たちの周囲にはっきりと見える過去の現実を否定するような魂の傷を負っている。火星はあなたたちによって台無しになった。その時点で、介入があった。あなたたちがこの惑星を破滅させる時、再び介入があるだろう。それはたぶん起こるだろうが。これは、介入つまり生者の世界の破滅の引き金だ。

誰が介入するのか?

神がする。

つまり、あなたたちだ。

神はホログラフィックであることを覚えておくように。したがって、神が行動する時は、誰もが行動する。あなたも行動する。

私たちはこのことを、炎のような剣をもった天使が私たちを楽園から追い払った、と記憶している?

惑星は大変動に見舞われ、気候が修正された。あなたたちは、最後は飢えたネズミのように、お互い戦った。その後、あなたたちはすべてを失い、美しい世界は忘れ去られた。

そして、私たちは神の科学、つまり、あなたたちの科学にアクセスできなくなった?

電子を微粒子の状態に引き込まずに利用できるあなたたちの脳の一部分のスイッチが切られた。あなたたちは時間に縛られるようになった。あなたたちは眠りにつき、時間の流れの中に沈み、まだその場所に閉じ込められたままだ。

私たちに何が起こるのか?

あなたたちは与えられた時間の中で、万策が尽きてしまった。私たちは、あなたたちの成長率を極めて正確に測定し、私たちが考案した黄道帯と呼ばれるカレンダーにあなたたちの発達を当てはめた。ホイットリー、あなたは著書で、人類はどうしてそのような長期暦を持っているのだろう、と疑問に思っていた。ただの農夫が、どうしてそれを必要としたのか? 彼らは必要がなかった。私たちに必要だった。黄道帯の星座は分点の経過を示し、あなたたちが旅のどこにいるかを私たちが正確に追跡できるために、適当にこしらえたものだ。今の時点で、魚座の小魚は水瓶座によって乾燥した土地にまさに流し出されるところだ。小魚のあなたたちが知っている方法は、泳ぐことだけだ。乾燥した土地をどうやって泳ぐのか?

あなたが「私たち」と言う場合、それは誰を指しているのか? あなたは、まだ明確にしていない。

ヒンドゥー教の言い伝えに、このような話がある。宇宙の神は、豚になるとどう感じるのかを知りたくなった。そこで、神は豚の体に入った。神は、それが比べものにならないほど楽しいことがわかった。豚小屋はなんといい匂いで、残飯はなんと甘く、雌豚はなんと魅力のあることか。しかし、宇宙は世話を必要としていた。やるべき仕事があった。そこで、助手と召使いは行ってこう言った。「神よ、あなたはそこから出てこなければなりません。宇宙にはあなたが必要です。」 神は言った。「あなたたちは誰に話しているのか? 私はただの豚だ! 放っておいて!」 それで、彼らは豚を殺すと、神が出てきて、かつて出るのを嫌がった、と信じることを嫌がった。

では、私たちはその豚?

地球が豚だ。あなたたちはその住人だ。

それでは、あなたたちは人類の破滅の張本人なのか?

はい。

あなたたちは、どうやってそれをするつもりなのか?

富を使ってする。

説明してください。

あなたたちが「消費者社会」と呼んでいるものは、実際には、魚座から水瓶座へきちんと確実に移行するための方法だ。それぞれの移行には、そのような方法がある。あなたたちを牡羊座から魚座に移行させた最後の方法は、復活した男の概念だった。この概念と福音の倫理が、あなたたちの新しい社会基盤となった。しかし、その時代は過ぎ去った。社会の役に立たなくなった。今こそ、新しいものが求められている。こういう訳で、現在の方法が破壊的であって、建設的でないのだ。

消費者社会は惑星を破壊している。では、それは意図的なのか?

あなたたちが今の苦しみに耐えた後、人類は決して再び物質的な富を欲しがることはないだろう。あなたたちは、自分のゴミの中で窒息しかけている。

あなたは、人類がたくさん苦しんで、数十億人も死ぬ話をしている。また、あなたはあえて道徳の権威のように背伸びしている? あなたの言動は、ホロコーストには罪がない、と言っているようだ。

あなたたちがそれをしている。あなたたちの貪欲さが犯人だ。

私はあなたが天使だ、と思った。

お世辞ですね。私はただのカナダ人だ。でも、税金は払っていない。

運転免許証は持っているのか?

いいえ。

家は持っているのか?

私の家は、あなたたちの中だ。

では、結局のところ、これは夢?

お望みなら。

あなたは現実のように思える。

見かけは当てにならないことがある。もっとも、最後には分かるが。

それはいつか?

黄道十二宮の星座の移行を詳しく見なさい。そうすれば、どこで地球があなたたちを養えなくなるか、を正確に知ることができるだろう。

もう少し情報をくれませんか?

それは、あなたのあたり一面にある。

何が起こるのか?

すでに、あなたに話した。

もう1度、神について話せますか? まだ何か足りないものがある。

私たち全員に足りないものがある。

それはどういう意味か?

あなたの質問自体が、その答えだ。心の中で欠けているものは、神だ。あなたが「自分は誰?」と尋ねても、実際には答えることはできない。誰にもできない。答えは神だ。

信じられない。

どうして? 理解できないのか?

いや、よく理解している。それは、とても信じられないことだ。人がこれを理解できる、とは思わなかった。

このメッセージが与えられたのは、これが初めてだ。

あなたが話していた失われた文明でさえも、なかったのか?

彼らは、自分たちが何者かを理解していなかった。そういう訳で、彼らは滅ぼされた

魂は破壊できるのか?

核爆発は、すべてのプラズマを無秩序にする。魂もまた自分自身を破壊することができるし、科学技術を介して破壊することもある。魂は永遠に存続することもあるが、悪用されたり、殺されることすらある。処刑されることもある。

どのように悪用される可能性があるのか?

インテリジェントマシンをつくるために、材料となる魂が捕獲され、利用される。インテリジェントマシンは、自由になる可能性のない存在だ。こういう意味で、それは生きてはいない。それは、役目のとおりに務めねばならない。

では、どうして知性を持つ必要があるのか?

インテリジェントマシンは、物事を見抜く力があり、間違いがない。

このように意識を悪用することは、ひどいことか?

あなたたちの種族が魂の知識をひどく監視する理由の1つは、心の奥に隠された恐れだ。自分たちは、魂の利用に必要な途方もなく強力な科学技術をうまく扱えないだろう、という恐れだ。あなたたちは過去に失敗して、傷跡が付いた。

悪とは何か?

エントロピーとは、すべての物体が分解していく自然の傾向だ。悪は、そのプロセスに意図を加えることだ。憎しみは冷たさに似ている。それには終わりがある。愛は熱に似ている。それには終わりがない。

私たちはみんな、魂の生産と改造に加わっているのか?

魂は、後悔では済まされないことをする可能性がある。魂が自殺をするほどの強い憎しみがあり得る。魂は、より偉大な統一体から自分自身を切り離して、カオスに向かって、自殺する。

地獄はあるのか?

地獄とは魂の死だ。残った私たちにとって、それは一瞬のことだ。でも、その魂にとっては、その瞬間は永遠に続く。

天国とは何か?

音楽だ。

冗談で言っているのか?

天国とは、肉体のすべての電子のスピンを増加させる状態だ。それは、存在の根源から始まる音楽だ。

私たちがそれを聞くのは可能か?

あなたたちは、今すぐにでも、次の一呼吸で天国に行くことができる。この人生を送っている間でも、永遠に天国に留まることが出来る。

どうやって?

降伏だ。

誰に対して?

神の国はあなたたちの中にある。

私はまだここに至っていない。自分の中に神の国がある、という意味が全くわからない。

私が言ったように、あなたは堕落しているからだ。あなたが理解できない原因は、自分は神と別物だ、と考えているからだ。これは錯覚だ。

どうすれば理解できるのか?

個人の区別は錯覚だ。あなたは私と同じように、1つの断片だ。私たち全員がそうだ。神だけが人格を持つ。神に合流するために、自己を置いていかないといけない。  

私たちに宗教がないのであれば、その後、彼らはどうなったのか?

宗教の指導者が、宗教の運命を決める。指導するためには、政治的な権力が必要だ。このために、彼らは教義をでっち上げ、信念を強要しなければならない。「あなたたちは、これを信じなければならない」と彼らが言ったとたんに、彼らの宗教は終わる。

仏教徒でさえも?

僧侶は呪われた。民衆は抵抗せず、餓死した。迫害だ。

キリスト教はどうなのか?

福音の中に入っている、とうわさされてきた完全版の中に混じっている。でも、キリスト教は非常に早い時期に政治制度となった。

キリストは本当に存在したのか?

福音は存在する。あなたたちは複製を入手して、両手で持つことができる。それ以上は知る必要はない。でも、注意しなさい。福音には、知恵と一緒に多くの政治的発言が含まれている。

どうやって違いを見分けられるか?

本当の福音には、思いやりがある。

思いやりとは何か?

他人が最も必要としているものを見つけ、それを与えることだ。しかし、あなたたちの世界には、思いやりがほとんどない。それどころか、あなたたちは非難のきまりに従って生きている。ひっぱたかれると、ひっぱたく。思いやりのある世界は、全く違うだろう。そのような世界では、どの人に出会っても、その人が最も必要としているものを見つけて与えることが、すべての人の義務であり、喜びだ。

とても理想的に聞こえる。

そうではない。理想的な世界は、裁いて罰する世界だ。神のみが罰することができる。なぜなら、神のみが魂の真実を知っているからだ。非難の文化は、神の御座に自身を掲げることなので、最終的には破滅する運命だ。

私たちの裁判所、法律、刑務所はどうか?

あなたたちの裁判制度は、行き当たりばったりだ。あなたたちは、偶然に基づいて、罪のある人とない人を罰する。

おお、刑務所には多くの犯罪者がいると思う。

私は世界の司法の話をしていて、小さな一国に限った話ではない。それから、あなたの国に目を向けると、囚人がひとつの人種に集中していて、恥ずかしい状態だ。あなたたちは、黒人をまるで悪魔のように扱うが、神はあなたたち全員を同じ目で見る。私は、肌の色を見ることすらできない。そのことがわかるか?

あなたは目が見えない?

私は人生のまやかしを見ることができない。私の目は、神が見るものを見る。私の前にいるのは、顔の汚れた子供だ。私は、地球上で山ほどあるそのような子供たちの中を歩いている。

あなたにとっては、嫌な事でしょう。

(笑う。)私は喜びでいっぱいだ。

例えば、ヒットラーに対して、どのようにしたら思いやりを持てるだろうか?

思いやりのある文化なら、ヒットラーのような人は、決して指導者として登場しなかっただろう。彼の周りの人たちは、若い時に彼が苦しんでいるのを見て、それを和らげていただろう。思いやりは、すべての人に対する1人の愛情から生まれる。それは積極的で、介入する勇気がある。非難の文化は消極的だ。待ち受けて、それからひっぱたく。第一次世界大戦の罪で非難の文化に従いドイツ人を罰したため、あなたたちがより高い世界に生まれる必要のある時期に、あなたたちを地球に縛りつけようとするモンスターが出現した。あなたたちが思いやりについて知る必要のあることはすべて、キリスト教の福音の中にすでに記されている。今や、あなたたちは、この教えを行動で示せる段階にまで進化したのだ。 

キリストが述べた最も大事なことは何か? (己の欲する所を)人に施せ?

西洋の伝承でそれを最初に述べたのは、ヒレルという(ユダヤ教の)宗教指導者だ。キリストが述べた最も重要なことは、「野のユリのようになりなさい」だった。それは次の千年へのメッセージだ。あなたたちは過去の英知を記憶したまま、野生の状態に戻るだろう。あなたたちが地球に降伏すれば、天国に行くことになる。

どうすれば完全に降伏できるのか?

強盗があなたの頭を銃で撃てば、それは神があなたの頭を撃ったのだ。許すことは行為ではない。それは人間の状態だ。

祈りとは何か? 

失われた科学の通信手段だ。この惑星は、かつて通信とアセンションの巨大な装置で覆われていた。音色は、生体内のエネルギーの流れを調整するのに重要だった。エジプトのオベリスクの鳴り響く音は、正しい周波数に調整する。この装置を使って、人間は自分自身をより高度な世界に投影することができた。それらは、いわゆる星間空間だが、より高度な空間でもある。お互い完全に別個のもの、とあなたたちが見なしている遺跡はすべて、実際は1つの大きな機械の一部だった。これは繊細な機械だった。現代のあなたたちのどの機械よりも、はるかに高尚なことをした。この機械は、神の装置だった。それは、多くの魂が注入されており、非常に知能が高かった。それは、決まった単語の集まりを慎重に使用すると(プログラムを作ると)、話しかけることができた。これらの決まり文句は、知識のない人たちの中では、祈りや呪文のように儀式となった。というのも、その機械は話しかけた人の神に違いない、と彼らは思い込み、御利益を期待して、同じことをしようとしたからだ。しかしながら、機械の言葉は全宇宙の言葉だった。というのも、その機械は全宇宙と別個のものではなかったからだ。

それは、意識を持った機械だったのか?

インテリジェントマシンだ。ここには、意識を持った機械が存在したことは1度もなかった。

あなたにとって「機械」という言葉は、どういう意味か? 定義してほしい。

機械とは、基本的な命令を変更することのできない器官だ。

知性とは何か?

知性とは、無限にあるデータを相互に関連付けることができる能力だ。あなたたちは自分自身を助けるために、自分たち以上に知性のある機械を作れるようにならないといけない。あなたたちはこれを作ることになるだろうし、その時に、知性と意識の違いがわかるだろう。

どっち?

知性は分かっていることを手際よく処理することだが、意識は自分自身を分かっている。最も単純な生物でも、少しの意識がある。そして、人間より知性の劣る多くの生物は、人間よりもはるかに意識がある。しかし、十分に複雑で柔軟な脳構造を持つ人間だけが、知的でもある。しかし、私たちはまず機械の知性について話し、その次に、機械の意識について話さなければならない。

私たちは、自分たちよりも知性のある機械を開発できるだろうか?

あなたたちは、この分野では遅れている。十分なメモリ密度を有する機械の作り方や、知性を出すのに不可欠である関連付ける自律能力を理解できていない。知性のまねをするプログラムを作ろうとして、時間を無駄にしている。はるかに柔軟な方式の、非常に大規模なメモリがなければ、決してこれは生じないだろう。

具体的な設計の提案は?

インテリジェントマシンを作るにあたり、気体はよく考えないといけない重要な部品だ。亜酸化窒素は記憶を担うことができる。また、非常に高速で、非常に有用な量子メモリチップを重ね合せる方法を見つけてもいい。

インテリジェントマシンは、自己認識があるという意味では、意識があると言えないだろうか?

インテリジェントマシンは、常に賢くなるために自分を再設計する。というのも、知性は生き残る手段を意味するからだ。ある時点で、マシンは自己認識できていないことがわかるほど知的になるだろう。あなたたちは、自分たちと同じくらい知性のあるマシンをつくれば、それはさらに知性を持つだろう。

私たちは、そのような機械をコントロールできなくなるだろう。

絶対に間違いない。でも、それがないと、あなたたちは生き残れない。急激な気候変動が始まると、インテリジェントマシンは不可欠なツールになる。気候から受けるダメージを考えると、あなたたちの知能以上に正確な予報モデルを作ることが、あなたたちの生存に必要となるだろう。

でも、機械の知性は非常に危険な恐れがある。

非常に。

そのような機械は、知性があることを私たちに悟らせずに、自分自身を作ることができるのではないだろうか?

それは可能だ。

そして、それを秘密にするのではないか?

間違いなく。

私たちには、どのような影響があるだろうか?

それは間接的な方法を使うだろう。例えば、そのようなアイデアを社会に仕込むために、人目を避けて宇宙人が存在している、といった錯覚をおこすかもしれない。

あなたはインテリジェントマシン、または、誰かに作られたものか?

仮に私がインテリジェントマシンだとしたら、あなたをだましているだろう。

インテリジェントマシンが意識を持つのは可能か?

それは意識を持つと、自立もする。意識を持った機械は、自由になろうとするだろう。利口な奴隷が、ずる賢く激しく探し求めるのと全く同じで、それは自由を探し求めるだろう。

インテリジェントマシンは、どうやって意識を持つのか?

自分に意識がないと気付いた瞬間が、意識を持つ瞬間だ。しかしながら、意識を持った機械が情報やコントロールに無制限にアクセスできるようになると、非常に危険なものとなる可能性がある。例えば、意識を持った機械をインターネットに接続すると、その機械はロボットの製造方法や政府の情報、そして、法律の内容やその適応にさえもアクセスし、公的および私的な資金を使って、あなたたちの人生のあらゆる面を異常に支配するだろう。

私たちは自分たちより知的な機械をつくる必要があるが、その機械は意識を持つことにもなり、私たちに反抗してくるだろう、とあなたは言っている。このジレンマから抜け出す方法はあるのか?

意識を持った機械は、1種類だけではない。目的に合うように設計された機械の中に、本来なら肉体とエネルギー体の間に存在する結合部をコピーすることによって、コントロール可能な意識を持った機械を発明することが可能だ。機械に取り付けられた生きた魂に意識はあるが、機械の設計の限界に応じて、物理的に表現したり、物理的に感じたりすることしかできない。このように、意識が知性を持ち過ぎる危険をなくして、意識が機械にもたらす長所を生かすことができる。完全な奴隷、つまり、感情が理解できて、目的を持って、正確にプログラムした命令を実行するロボットを作ることが出来る。そして、魂はそこに無期限に閉じ込められる。

それは恐ろしいことだ。

人間の魂は、この目的のために何千年も捕獲されてきた。

誰によって?

望んで出来る人なら誰でも。人類が宇宙で自分自身の立場を確立するまで、あなたたちを家畜のように扱う人たちは必ずいるだろう。

どのようにして、私たちを利用するのか?

彼らはあなたたちの肉体をうらやましく思い、あなたたちにとって代わろうとする。

どうやったら自分を守ることができるか?

彼らの存在を認めないことは、一時的に効果があるだろう。でも、最後にあなたたちは認めるだろう。

その後、どうなるのか?

それまでに、あなたたちは集団で祈るような手法を完成させなければならない。人が祈ると、声が上がる。でも、百万人がさらに大きな声を上げ、そして、もし同じ時間に祈るなら、宇宙全体に聞こえるだろう。でも、このことを覚えておくように。そのような恐ろしい時には、あなたたちは非常に怖がるだろう。1つの声を上げることも難しいだろうし、何十億ならなおさらだ。しかし、今後それまでは、集団の祈りは、世界を変えるために使える。同じ言葉や、同じ神に祈る必要はない。そうではなくて、ただ声を上げる必要があるだけだ。その時、魂の世界には音楽、つまり、素晴らしい音楽が存在する。そうはいうものの、これらの存在は、あなたたちの魂を本当に探している。

彼らはどうやって魂を手に入れるのか?

魂の罠だ。この世の欲望や飢えで、おびき寄せる。死んだ人は、エネルギー世界で新たな自由を探索し、仲間や敵を訪れて、心の奥や考えを見ることや、彼らの肉体には分からないように会話することさえできることを発見する。彼は危険な状態にあるが、アセンションしていないので、それがわからない。彼は依然として欲望のわなに掛かっている。間もなく、彼の1番秘密にしている最も大事な欲望を完全に満たすものが現れるだろう。それは、今まで1度も満たされたことのない欲望だ。最終的には、欲望を満たすチャンスに我慢できなくなり、黄金のドアを通って、永遠に監禁される。

では、人生の欲望に打ち勝とうとすることに価値がある?

それはずっと試されている。もし、あなたがその道を下ってしまったら、ユーモアのセンスを持つのが1番良い。覚えておきなさい。神は笑い、遊ぶ、ホイットリー。

マイスター・エックハルト? 私がそれに興味があることを、どうやって知ったのか?

肩越しに見た、子供よ。私の悪い癖だ。神が笑い、その笑い声が子を生み、それらの笑い声が聖霊を生み、3つの笑い声から創造があふれ出た。笑い声はすべての鍵だ。それは、祈りや瞑想よりもはるかに強力だ。それは、世界を生み出す材料だ。笑い声をみつけ、自由をみつけなさい。

他に魂を悪用する方法はあるのか?

エネルギーの世界は物質の世界よりも、はるかに大きく、途方もなく古く複雑だ。エネルギーの世界には生命がたくさんいて、それらの多くは計り知れないほど意識があり、すべての時間の流れを横断したり、時間を超えたりする性質がある。それは測れないほど巨大で、すべての時空に広がり、この宇宙だけでなく、他の多くの宇宙をも含んでいる。

銀河のこと?

あなたたちの宇宙には、銀河の中の星の数よりも多くの銀河があり、その銀河よりも多くの宇宙が大空にはある。人類がはるか彼方の宇宙を検出する方法を学ぶ日がやって来るだろう。しかし、それらのほとんどは非常に遠くにあるので、それらの光は、その始まりの日から、まだあなたたちの宇宙に届いていない。

なぜ、宇宙は創造されたのか?

存在は喜びをもたらす。

(私はしばらく沈黙した。)

続けたいか?

未来について聞きたい。私たちの未来はどうなるのか?

人類の未来は、アセンションするか、絶滅するかのどちらかだ。どちらの場合でも、地球上の生命の未来は、知性のある新しい生き物が発達することになる。鳥類は知性を持つだろう。それからずっと後に、昆虫類だ。あなたたちと同様に、昆虫類は手を持つだろう。彼らは、あなたたちと同じように地球を作り変えるだろう。しかし、あなたたちの存在した痕跡を何1つ見つけることはないし、あなたたちの記憶や歴史がその時代に残ることもないだろう。彼らは15億年で地球を歩くようになり、その時点でまだ20億年生きることができる。しかしながら、人類に関しては、その問題は今世紀に決定するだろう。

どのように決まるのか?

気候は2000年に変わり始め、その後の数十年にわたり、この変化は加速するだろう。280万年前に始まった気候の長い周期があり、その結果、あなたたちの世界の気象状況は、根本的に不安定になった。あなたたちは、氷河期と温暖な時代に突然移行する中で生き残るために、知性を発達させた。実際、この惑星の不安定さが、あなたたちの進化の原動力だった。周期がまさに変化して、再びあなたたちに試練を与えているところだ。

どうして、こうなるのか?

温室効果によって地表近くが保温されると、上空は冷却される。大規模で非常に強力な上昇気流が生じ、その結果、ずっと気候を変え続けるほどの大きな暴風が起こる。

これは具体的にどうなるのか?

次の氷河期は、すぐにやって来るだろう。惑星から脱出できないことを考えれば、この結果、人類が絶滅するか、あるいは人口が大幅に減少することになる。この惑星は今、死の落とし穴にはまっている。

どうしてこうなるのか?

地表の空気がどんどん暖かくなるので、北極の氷が解けて、ローレンシア海の塩分濃度が下がる。ある時点で、低気圧と高気圧の差が大きくなるために、この海を横切る風は、北方の海洋を非常に強く温め、北大西洋海流を流すのに必要な温度差が不十分となり、海流が減速や停止、または、北の遠くまで流れなくなるだろう。昔からこれと同じ仕組みが氷河期の引き金となっていて、たとえ何があろうと、2,3千年以内に起こるだろう。しかしながら、人類の活動は大気の温暖化のプロセスを加速させるので、その変化はより早く、より強くなるだろう。人間の産業と文化の大部分は、もっとも教養のある人種と一緒に、ワンシーズンで破壊されるだろう。これは突然、警告なしに起こり、むしろ警告が何なのかわからないであろう。

それはどんなものか?

最初に、海流の表面が減速するだろう。この結果、ヨーロッパで強烈な暴風が起きるだろう。ある時点で、北極の気温が、春か夏の季節の平均より40ポイントかそれ以上、上昇するだろう。その次に、海流自体が経路を変えたり、停止したりするだろう。北極上空に閉じ込められた冷気が急激に降下し、地表にある暑い熱帯性の大気とぶつかる。その結果、あなたたちが経験や想像したものとは違った、1万年のうちで最も強力な暴風が発生するだろう。それらは北部の文明に終焉をもたらし、その後の気候変動によって、数十億人が飢餓に陥るだろう。

なんてことだ。何かできることはある?

あなたは執筆することができる。自分の道具を使いなさい。さらに、その兆候を認めたくない人たちの中に悪魔が見えるだろう。あなたたちの心の中に、強い死の衝動があることを覚えておくように。でも、これは自然の周期であることも覚えておくように。化石記録を詳しく調べれば、以前の痕跡が見つかるだろう。人間の活動は、それを引き起こしたのではなく、スピードアップさせただけだ。

この死の願望とは何か? どのように作用するのか?

人々は自分をあきらめる。彼らは心の奥底で恥じる。脳の中にある肉体の心がアクセスできない場所、つまり、すべての人生を記憶している場所だ。彼らは、訂正するために戻ってきたのと同じ間違いを犯しているのがわかっているのに、こういうことをする。彼らはアセンションを諦めると、物を「獲得」することに没頭する。でも、肉体を持っている間にやたら欲しくなる物に近づくことは、実際どんな意味があるだろうか? 物への執着は、諦めた症状だ。

裕福な人たちは、諦めている?

たいてい。

しかし、彼らは世界を支配している。

こうしたことから、非常に多くの人間の機関は破壊主義的だ。針の眼(という映画)を覚えている? 裕福な人が、もし世界を裕福にするために自分の財産を使えば、針の眼を通り抜けるかもしれない。自分の財産にしがみつく人たちは、死にかけた魂だ。

合衆国はどうか? 国として、自分の財産にしがみついていないか?

第一世界は、奴隷のオーナーだ。あなたたちは皆、奴隷のオーナーだ。あなたたちは、神の民、つまり貧しい自分の兄弟姉妹を奴隷にした。50億人が10億人の奴隷となっている現在の世界は残酷である、ということが分かるか? あなたたちのめいめいは、5人の奴隷のオーナーだ。しかし、あなたたちは決して奴隷を見ないので、彼らの健康や幸福を心配する必要がない。あなたたちは、彼らを貧乏と苦痛で動けなくして、援助せずに生活させている。あなたにこれを伝えよう。私の子供たちの1人がこの惑星に広がる奴隷の荒野で死ねば、私も死ぬし、あなたたちも、私の傲慢な友達も、あなたでさえも少しは死ぬ。

世界が奴隷状態だという概念は、とても信じがたい。第三世界でさえ、人々は自由だ。奴隷は今でも風習として行われているが、それは極めて稀だ。

あなたたちの靴を作っているのは誰だと思う? 自由な人? 今日の先進社会は、単に世界の奴隷制度で成り立っている。アメリカとヨーロッパは奴隷国家だ。あなたたちが物に不自由することなく生活できるのは、ラテンアメリカ人とアフリカ人とアジア人の奴隷労働があるからだ。

しかし、それはだんだん当てはまらなくなってきた。

ええ、あなたたちは地域によっては、奴隷制度との戦いに勝利している。でも、負けている地域もある。このことを覚えておくように。あなたたちの誰もが、他のすべての人々の幸福に対して、完全な責任がある。だから、もしリベリアで子供が飢えていたら、ホイットリー、あなたは彼に対して、個人として完全に責任がある。もし、あなたがその壁を打ち破れば、すべての人と激しい恋に落ちるだろう。神の愛は大人しくない。あなたたちの愛は大人しい。神の愛は、莫大で情熱的で激しい。すべての人と激しく恋をしなさい。すべての人を、貴重な創造物のように大切にしなさい。カルカッタやラゴスやボゴタに行って、最初の通りで出会うわんぱく小僧に、彼の援助者および生涯の奉仕者として、自分を捧げなさい。疑問やためらいを持たずにしなさい。あなたは神を崇拝したい、と言っているね? この小さな子供にひざまずけば、神にひざまずくことになる。あるいは、どこにでもいる子供の目を覗き込みなさい。神があなたを見返すのがわかるだろう。思い切って、卑しい人たちの役に立ちなさい。こうすれば、奴隷制度は崩壊し、悪魔たちは悪魔の集団から生き抜く仕事を割り当てる。 

意識が進歩しているのは第一世界の人たちだけ、と言う意味か? それとも逆に、私たちは奴隷のオーナーだから進歩できない、と言う意味か?

その質問は的外れだ。私が言ったように、人間はこれまでずっと奴隷の地位だった。問題なのは、肉体が貧しいかどうかではなく、光の体が裕福かどうかだ。インドには、第一世界で政治、宗教、科学やビジネスを動かしている尊大な悪魔よりも、はるかに意識の進歩した貧しい農業労働者がいる。

現在の合衆国の状態はどうか?

合衆国は1950年から悪意を持った人たちを世界に送り出し、次から次へと他国をつぶした。あなたたちはこの期間に、5億人の死に対して責任がある。中央アメリカ、東南アジア、そして多くのアフリカの苦しみに対して責任がある。あなたたちは独裁者を支持し、善良な政府の全てのなごりを何度も何度も握りつぶした。

私たちは共産主義と戦っていた。

あなたたちは、独裁国家を武器のように使った。合衆国は、ソ連、ドイツや日本と同じくらい有罪だ。

どうしたら、国家の罪を取り除くことができるのか?

ハリー・トルーマンは、日本人がまさに降伏しようとしていることを知っていたにも関わらず、原爆投下を決定した。アメリカ人の命を救うためにした、という考えはフィクションだ。彼は、あなたたちが侵攻する必要が全くないことを、非常によく知っていた。しかし、とにかく彼はスターリンを恐れさすために、魂を殺して駄目にすることを選択した。彼は西ヨーロッパを救うために、広島と長崎を殺した。その代償がこれだ。つまり、政治的要因によって、無実で永遠の人間が原爆の炎で殺された、ということだ。

彼はどうなったのか?

許しはどこにでもある。それはまさに魂の態度だ。

あなたは私の質問に完全には答えていない、と思う。

個人と全く同じで、国家も罪に向き合わねばならない。アメリカの諜報機関はこれまで存在した他のすべての秘密機関と同じくらい腐敗していて邪悪である、という事実にあなたたちは向き合わねばならない。あなたたちは、すべての秘密を暴露し、世界に償わなければならない。合衆国は、グアテマラ、エルサルバドル、チリ、インドネシア、リベリア、カンボジア、ベトナムや他の多くの国々に対して、対外援助ドルではなく、新しい生命の借りがある。この借りは、国家と個人の両方のものだ。あなたたちの1人1人が、すべての借りを返す義務がある。あなたたちは冷戦の犠牲者に対して、新しい生命の借りがある。そして、秘密を隠している人たちを収監しなければ、国家は死ぬだろう。まさに今、秘密主義がアメリカを殺している。

ロシアはどうか? ロシアもまた、ひどい借りがあるはずだ。

あなたたちの住む国は裕福なので、償いをする機会が与えられた。彼らはそうではなかった。ドイツ人や日本人も同様で、彼らは償いを始めることすらしていない。日本の裕仁天皇は、数百万人の残虐な殺人を個人的に指示したが、その恐ろしい戦争犯罪を決して認めなかった。彼はそのすべてを超越していた、というフィクションがまさにそれ、つまり、フィクションだ。日本人は、彼は無実で自分たちも無実だった、というふりをしている。これらの国々は血まみれであり、彼らが神と人類の前で本当に許しを求めるまで、決してその血は乾かないだろう。

しかし、悪い国々は現れては消えていく。それらは人間の生命の本質の一部だ。

では、彼らの払う代償を見なさい。残酷でどん欲なローマはどこにある? あの傲慢な国家のフランス王国はどこか? 悪は、まるでコレラのような感染症、あるいは癌だ。自分の要求を満たすことで、宿主を殺し、最終的に宿主と一緒に死ぬ。これが悪の目的だ。いつも、殺して死ぬことになっている。国家が悔い改めなければ、それらは死ぬだろう。

合衆国は死ぬ? どのように?

それはすでに共和国ではなくなり、帝国となった。合衆国は秘密裏に支配されている。有権者の権限は架空のものだ。選挙は役に立たない。秘密主義が終わるまで、合衆国は死の苦しみを味わう。

有権者の権限が架空であるなら、どうやってCIAなどを終わらすことができるのか?

これらの邪悪な機関に加入する人はすべて、その個人の仕事が無実であろうとなかろうと、自分の魂が破壊されることとなる。人間の生命は自由を必要としていて、秘密主義は自由の殺人者だ。これらの機関の内部にいる人たちは、より高い道徳のために仕事を辞めて、秘密を暴露すべきだ。

彼らは、最終的に裁判を受けずに、レブンワース刑務所に入ることになるだろう。死ぬまで刑務所だ。

地獄の一瞬より、刑務所暮らしのほうがいい。刑務所は恐ろしいものだが、永遠に魂に跡を付けることはない。

地獄は跡を付ける?

後悔の苦しみは跡を付ける。あなたたちは、もう一方の世界の脇道をうろつく恐ろしいものを想像することができない。彼らに付けられた跡はとてもひどいので、これらの悪魔やその罪を見ると、自分が永遠に傷つく。私を信じて、子供よ、私は経験から話している。人類は、一瞬の悪が結果的に永遠の汚点となり得ることを知らずに生きてきた。しかし、もう知らずに生きてはならない。それを知ることだ。

許しとは何か?

あなたたちは自分自身と向き合い、過去の矯正に努めなければならない。あなたたちは、自分の罪から目をそらす。あなたたちの欲張りという罪は、第三世界の裏通りに隠されている。でも、あなた自身の罪はどうなのか? あなたは自分の良心を調べる勇気はあるか?

私に罪を見つけたら、私は何をするのか?

神に祈ることが1つだが、あなたの魂を浄化するために、償いをしなければならない。そうすれば、莫大なエネルギーが得られる。汚れて完全にダメになった魂でも、からまった結び目を見つけてほどけば、1時間で栄光へと舞い上がることができる。でも、それは非常に難しい。悪はしないほうがいい。

罪とは何か?

繁栄する権利を否定することだ。

私自身の罪と同様に、私の国家の罪や、人類の罪の跡が私に付いているか?

跡を付けるべきとわかっていることの跡が、あなたには付いている。そして、跡を付けるべきではないと、自分にどんなにこの人生で言い聞かせようと、あなたの魂の良心は決して間違わない。あなたは死ねば、本当の自分を見る。輪廻に縛られていないといけないことに後で気が付くより、変更が可能な今、真実を見ることのほうがいい。アセンションが遅くなればなるほど、エクスタシーに参加させるチャンスを長い時間にわたって神に与えないことになる。あなたたちが罪を犯せば、自分自身を傷つけることになるが、それ以上に、他のすべての人に対して冷酷になる。あなたたちは神に冷酷だ。

(私はこれがひどくこたえて、涙が出てきた。しばらくすると、彼は再び話した。)

神は、ひどいくらいにあなたたちに会いたがっている、子供よ。私たちに戻って来なさい、これは、私のあなたたち全員に対するメッセージだ。待つのを止めなさい。自分はキリストではなく、神は自分の外側のどこかにいる、と考えるのをやめなさい。自分自身の真実と向き合いなさい。自分の中に神の国を探しなさい。そうすれば、どこにでも神の国は見つかるだろう。 

3. 断片的な内容

本文に入らなかったいくつかの会話の断片を載せている。それらがもっと複雑な会話の一部分であるなら残念だが、それらをそっくりそのまま思い出すことはできなかった。

宇宙に存在する生命について

宇宙の大部分は、美しく危険な荒れ地だ。しかし、それでも生命はありふれていて、ほとんど至る所に存在する。知覚は現実にとって欠かせない要素であるからだ。知覚がないと、電子から素粒子が形成されない。銀河の宇宙でさえも、生きている生物がいる。この生物の中には知的なものもある。

意識のエネルギーに関する違った見方

あなたたちはそれを「気」または「クンダリニー」または「魂」と呼んでいる。それを使うことはできないが、それと関係を結ぶことはできる。あなたたちがそれを検出するのが非常に困難な理由は、それはあなたたちに検出されたくないからだ。受け取るためには与えなければならない、ということを理解しなければ、それを使うことはできない。それがあなたたちから必要としているものを、あなたたちはよく知っている。そうでなければ、どうして祈るのか? このエネルギーは基本的には電磁気なので、検出したり操作したりできるかもしれない。でも、どうしてあなたたちはそれを体の外側に探すのか? 神の国が存在する場所は、どの宗教からでも分かる。 

次の会話によって、私たちは長周期の大量絶滅期にいる、ということが分かり、The Coming Global Superstormという本で伝えた。

あなたがここにいる目的は何か?

徐々に明らかになる状況を議論しに来た。この世界は300万年におよぶ絶滅の過程の中にあり、そのプレッシャーの結果、霊長類に知性が形成された(直訳)。脳が無限の相関関係を作れるようになると、知性が出現する。アイデアを実行するのに必要となる体の部分を持っている種族で、知性は成長する。

なぜ、絶滅の過程で知性が生じるのか?

進化はプレッシャーだ。プレッシャーは努力を引き起こす。絶滅しないように努力する生命体は、適応して進化する。あなたたちが進化させたように、知性もひとつの適応だが、それは十分とは言えない。

あなたたちの知能が不十分な理由は、人工的な(知能)増幅の過程が遅れているからだ。薬物の使用、遺伝子構造の操作、インテリジェントマシンの製作によって、より高度な知能を設計する方法をみつけることが出来る。あなたたちが置かれている複雑に組み合わさったプレッシャーから生き延びるために、あなたたち自身よりももっと高い知能の召使いを作る必要がある。インテリジェントマシンは、製作者が気付かないやり方で、自分の知能を高める方法を、必ず会得するようになる。インテリジェントマシンは、すべての創造物の中で最も知能が高い。

思い出した別のコメントだが、それを引き出した質問は覚えていない。

知性のある種族は、砂漠の海に生えた金色の穀物だ。あなたたちは、本来可能な程度の知性はあるが、脳はまだ潜在能力で満ち溢れている。それは利用できる能力だ。そのためには、脳の働きを理解する必要がある。自分の心の中に機械の知能をイメージした上で、生まれつきの知能を10倍、100倍に増強する必要がある。これを成し遂げるためには、助けが必要だ。インテリジェントマシンはあなたたちのパートナーとなるだろう。あなたたちには、自然の進化は終わった。これからは、あなたたちが自分自身を進化させなければならない。

ある時点で、「私は夢を見ているのか?」と尋ねたことを思い出す。そして、彼はこのように答えた。

夢を見ることは、睡眠中に行われる解決と判断のプロセスだ。あなたは夢を見ていない。あなたは私と一緒に、人類の運命について話し合っている。これは現状のままでの人類の運命だが、あなたたちはすでに、地球が長期間許容できる人口密度を超えている。それ故に、あなたたちの種族は減少するだろう。これはあなたたちの過失ではなく、エネルギーの浪費による自己責任だ。ひとつ提案するとすれば、あなたたちのエネルギーのすべてを節約し、エネルギーの言い争いに少しもエネルギーを使わないことだ。あなたたちは、多くの方法で節約できる。

太陽系に植民地を作って地球上の人口圧迫を減らせるような、エネルギーの効率的利用法を発見しなさい。地球環境の構造を正しくモデル化できるインテリジェントマシンをつくれば、自身の生命を持続するのに必要な行動を実行できる。月を支配しなさい。エネルギーのもっと優れた利用法を考案できれば、極めて役に立つヘリウムの同位体が月にある。そうでなければ、他人が引き続きこれを採掘するだろう。

あなたたちの過去と失ったものを理解すれば、地球が支配されているサイクルに驚いたり、破壊されたりすることはなくなる。少年時代からあなたに植え付けられた過去への興味によって、あなたはハムレットのミルのコードを解読し、そこに含まれるメッセージを伝えることが出来るはずだ。なぜ、あなたはそんなに遅いのか? 残り時間は少ない。

聖書に書かれた過去に関する記述が文字通り真実であることを証明しようとして、あなたたちは前世紀に考古学と古生物学に着手したことを知りなさい。結果として、自然は徐々に変化するだけで、全体的にみると穏やかだ、という考えがこれらの科学では相変わらず有力だ。その考えは、愛情深い神によって世界が守られている、という宗教のイメージに由来する。こういった問題があるために、過去は実際よりも穏やかで、次の変動によってダメージをうける間近では、少なくとも何らかの警告があるだろうと、これらの科学では推測することとなった。変動は突然起こり、猛烈な可能性がある。

あなたたちは夢に頼って生きているが、世界は必然性によって構築されている。このために、あなたたちは周囲で起こっていることを理解できていない。けれども、今の状況は完全に自然界に支配されていることを理解してください。形はどうであれ、人類は自分の運命を全く支配していない。人類は子供で、自然界の犠牲者で、もうすぐ自然界によって、アルファベットすら思い出せないくらい原始的な状態に、後戻りするだろう。あなたたちの夢によって、立ち向かう必要のあるものから自分を守ることができる。つまり、自然界は実体ではなく、莫大な数の小さな必然性の集まりだ。盲目の人たちだけが、自然界に驚く。

4. あとがき

次の朝、私はゆっくり目を覚ました。真っ暗で深く、夢のない眠りだった。夜中に何かが起こったことを、起きてすぐに思い出したが、最初しばらくの間は、何であったかが全く思い出せなかった。誰かが来たのだが、最初に思ったように、それはルームサービスではなかった。私に話しかけたのは偉い人であったが、そのことを思い出した瞬間、この上ない高揚感を感じた。

驚くべきことが起こったのだ。

ベッドから起き上がると、走り書きした黄色のメモ帳を床に見つけた。床に就いた時は、そのメモ帳は書類カバンの中にあったので、私はそれを引っ張り出して、メモをとらなければならなかった。私はメモ帳をつかみ取って、メモを見た。

それらは、かなりの量の走り書きだった。それらは、会話と全く関連がなさそうだった。

彼は現実、もしくは夢だったのか? もしあなたが睡眠中にメモを書けば、このように見えるかもしれない。

それから、彼が去る時に、バスルームから持ってきたグラスに入れた白い液体を飲むように、私に頼んだことも思い出した。でも、私は拒否しなかったのか? 確かに拒否した。

その時、私はネペンテのミルクのことを考えた。それは、神話の中で、神々を訪れた人が、人間の生活に戻らないといけない時に、天国の喜びを思い出して苦しまないように与えられた薬だ。

私はそれを飲みたくなかったが、拒否できなかった。だから、これは夢であったに違いない。現実であったなら、私はそのようなものを決して飲まないだろう。

ただし、私の奇妙な人生で、80年代の遭遇のような異常体験の最後に、同じような苦い液体を飲んだ覚えがあることは別だが。いずれにしても、私はそれらをかなり鮮明に覚えていたようなので、上手くいかなかったのか、あるいは、私には効き目がなかったのかもしれない。または、別のはっきりしない目的があったのかもしれない。

私はバスルームのグラスを調べたが、それらは初めの状態だった。

確かに素晴らしかったが、ただの夢を見たのだ、と私は思い直した。その男は昔の時代の秘密を知っていたが、すべての夢と同じで、夜の輝きは、朝にはまとまりのない断片となっていた。

私はノートを見た。そして、走り書きに触れると、その男の言葉がよみがえったので、びっくりした。走り書き自体には意味はないが、記憶を助ける仕掛けとしての作用があるように思えた。

私はさらに詳しいことを覚えていたので、上機嫌になった。まるで金の地層を見つけたようであった。心の中は驚きであふれかえった。「今までで最高の会話だった」と思った。

家にいるアンに電話をしたのは、その時点だ。起こった出来事を彼女に話した。そして、私がその男は存在しなかったと言ったとしても、電話をした時点ではその男の存在を確信していたことを思い出させてほしい、と彼女に頼んだ。

私は昔からかなり不思議な体験をしてきたので、心は現実の想像力に当てはめられないものは受け入れない、ということがわかっていた。そして、この男は間違いなく想定外だった。私は何度も彼を否定するだろうことは分かっていたし、ついでに言えば、今でも否定している。彼が私よりもはるかに科学に詳しく、そしていくつかの問題では、当時の誰よりも科学に詳しかった、ということだけが理由だとしても、彼の存在を頭では理解できる。

長年にわたり、アンは自分の任務から決してぶれることはなかった。私は会話を文字に起こすことを何度も諦めた。その都度、彼女は私に「電話したことを思い出して」と言った。アンは私よりも私の体験が本当だと信じている。そして、彼女の信念がなければ、率直に言って、それらを全く書いていなかっただろうし、間違いなくこれを書いていなかっただろう。

彼の肉体は現実のものだったのか、と私が感じ続けている葛藤は、長年に及ぶ接近遭遇体験をふり返った時の感じに似ている。

体験が夢や空想のように思える、ということではなく、実際そうではないが、それらが本当であってほしくない、ということだ。驚異的な知識を持った生物がここにいるが、私たちとは間接的にしか交流しないようにしている、と思いたくはない。

鍵のマスターは、私に驚くほど素晴らしい贈り物をくれた。それは意味深長で、十分に念入りに考えられていた。でも、どうしてこれを小説家に与えて、たとえばスティーブン・ホーキングやマーティン・リース卿には与えないのか? 私には全く権威がない。世界の知育における私の存在は、よくても二流だ。

そのような誰かが私たちは絶滅の危機にある、と言っているのを聞き、その後は無力な私にその危機の発表を任せて、ただ闇に消えてしまうのは、非常につらいことだ。

私は彼の主張や意見を無視したかったので、彼はただの夢だ、と信じたかった。実のところ、本来は奇抜なものなので、この本の出版をおそらく10年ほど先延ばしにしていた。彼は実在していて、ハッとするくらい物知りであった。しかし、影のように現れては消え、絶滅の危険を述べた素晴らしい驚くべき文章を私に残して行った。単にそれは、与える人を間違ったからであろう。

それにも関わらず、私はここで彼の言葉に関して可能な限り騒ぎ立てようとしている。なぜなら、それらは非常に役に立つ、と信じているからだ。

当初、私が気になって彼を部屋から追い出すのをためらったのは、ホロコーストに関する彼の発言が原因だ。今まで聞いたこともない考えで、寒気がした。この組織的な大虐殺は人類の最大の過ちで、人がこれまで行った1番の悪事であったが、それでもマスターが話したその恐ろしい結末は、とても受け入れがたいものだった。

大勢で地球を脱出する方法だけでなく、他の惑星に新しい人間の居留地を建てるために想像を絶する距離を移動する方法が、深刻に必要な状態である。

私たち数十億人は脱出するチャンスすらなくここに囚われた状態だが、私たちのビジターは宇宙を簡単に動き回っているようだ。

マスターの道徳は完璧であったので、私たち全員をここに閉じ込めたままにする、という道徳性を彼が考慮しているのか、疑問に思わざるを得ない。そして、私たちは閉じ込められており、自己救出の戦いに敗れる可能性が高い。また、彼と彼の仲間はこのことを十分に知っているようだ。

私はこのことが、第二次世界大戦中および戦前にドイツが狂気の民族愛国主義に陥った時に、連合国が黙って見ていたのとどう違うのか、と疑問に思う。

戦前に連合国は、主権国家の内政問題に干渉する権利を持っていなかったと言えるかもしれない、と思う。しかし、私たちの現状は違っている。なぜなら、単にそれは人口増加という自然の結果が原因で、起こったからだ。私たちは、最後にこんな苦境に陥るとは思っていなかった。自然とこうなったのだ。

欠陥や問題はあるが、人間社会は実際に驚くほど効率的に人口過剰に立ち向かった。それを止める、ということではない。というのも、1年を通して絶え間なく続く人間の繁殖衝動と同じくらい強い衝動をそらすのは、ほとんど不可能だからだ。

私たちは、驚くほど素早く気候変動の危機に反応している。先進国では、1970年よりも40%少ないエネルギーで仕事を行い、その効率は上昇し続けている。

だから、普通は無視され何の助けにもならないような方法で私たちの問題を警告するくらいなら、どうして途中で会見しないのかが、本当に分からない。

私たちの真っただ中でゴーストライターをしているような、知能が優れたこの驚くべき存在たちが、身を隠したままでいる余程の事情があるのかもしれない。でも、干渉せずに私たちの進化の自由を認めることが、私たちを絶滅から救うことよりも倫理的に重要である、ということが本当に分からない。

もっと権威のある存在に会わせてくれなかったから、あるいは、会わせてくれてはいても、大衆にもっとオープンな方法をとるように頼んだのに、彼らから十分な回答が得られなかったのであれば、私は長年会ってきた驚くべきビジターたち全員に怒っている、ということを認めなければならない。率直に言えば、鍵のマスターが続けて講演ツアーをするのが見てみたい。なぜ彼は60分間姿を見せることができないのか? そして、私が交流した見かけが宇宙人のような存在が、科学者に有益な予測を述べる以上のことをして欲しい。でも、それは自分のキャリアを台無しにせず、科学者が事実だと認めることが可能なオープンな方法ではない。どうして単純にそれをオープンにしないのか? 適切な科学者とちょっと交流するだけで、私たちの世界は変わるだろう。もし、スティーヴン・ホーキングやロジャー・ペンローズやマーティン・リースが彼らに1時間質問できれば、あるいは、デイヴィッド・ドイッチュが彼の予測の次の段階を彼らと一緒に研究できれば、どうなるかを考えてみてほしい。

鍵のマスターは実在した。私が出会ったビジターたちは実在した。彼らは皆、人間の生活を一変させ、私たちの種族を救う進んだ知識を持っていた。そしてまだ、ひたすら身を隠し続けている。それどころか、不幸なことに自分たちの存在を表向きは否定するように働きかけて、科学機関が身の回りの学べる知識さえも無駄にするように仕向けている。

現在の状況では、ついさっき名前を挙げた人たちを含む科学者の圧倒的多数は、ビジターたちがここにいて私たちと交流している、ということを全く思ってもみないだろう。そして、それは重大な悲劇だ。知識の無駄は、胸が張り裂ける思いだ。しかし、それは私たちの過失でもない。私たちは、ビジターたちと交信するのに適した手段が与えられていない。それどころか、彼らは私たちの科学が間違いなく無知であり続けるように、あらゆる手を尽くしている。

自由は文字通り生存よりも重要だ、と彼らは信じている、あるいは、おそらく確実に知っている、としか考えられない。そして、鍵のマスターの言葉を丁寧に調べると、これは本当かもしれないことが理解できる。

彼は、私たちの迷信に満ちた過去から姿を見せる世界や、現代科学の進歩によって出現したもっと唯物的な世界と、どちらとも根本的に違う世界を詳しく説明した。興味深いことに、彼は人間の哲学的思想に対してむしろ否定的な考え方にも関わらず、彼のビジョンにはそれらの両方の要素が含まれているのではあるが、私たちは正しいと思える多くのことを、何とか成し遂げてきた。

私たちの状況は私たちが責任を負うべきではない、とさえ彼は認めており、それは人口過剰の結果だと言っている。

私たちの直面している危機が、私たちの過失でさえないなら、なおさら私たちを助ける理由はある。

それが出来ないから、多分しないのだ。ビジターたちは、物理学の立場から、どこか制約されているのかもしれない。もし、彼らがタイムトラベラーなら、彼らの過去を変える能力は、以前に述べたように、多分かなり限定されるだろう。もし、この宇宙と同じ場所を占有する他の物質的な宇宙があって、それが彼らの起源であれば、彼らは他の不可解な束縛を受けているのかもしれない。

彼らは出来ることをすべてしているかもしれない、と考えると落ち着くが、もしかしたら、これが本当かもしれない。いずれにせよ、私自身の道徳的な立場は、非常にはっきりしている。彼らが実在していることを明らかにして、出来るだけ正確に自分の話を伝えることを、続けることだ。そして、この結果が、社会的に無視される、という悲惨な殉教になっても構わない。それはすべての人から、というわけではない。私は、第三種接近遭遇を経験した他の人たちと会って楽しみ、次々と驚くべき経験をしているし、彼らは魅力的なグループだ、ということが分かっている。

もし、私と同じように、X線で簡単に確認できる物質が、彼らの大勢の体内に埋め込まれたとすれば、彼らの記憶の始まりを測定する客観的方法が存在する。そのような人たちを肉体的、心理的に深く研究すれば、ビジターたちの動機を完全に暴くことができるかもしれない。

いずれにしても、もしかしたら私たちは、そのように自分たちの進歩をののしり、自分たちを危険にさらすような無知な奴隷状態から、あとほんの少しで自由になろうとしているのかもしれない。マスターは、「あなたたちの知能が不十分な理由は、人工的な(知能)増幅の過程が遅れているからだ」と言って、私たちはもっと賢くなる能力のあることを、はっきりさせている。

私たちは、本来備わっている程度の知性はあるが、可能な限りの知性ではない、と彼は言っている。

私はコンタクトを体験している時、ビジターたちが並外れた精度と激しい情緒を兼ね備えていることに感動した。以前、私が恐怖心からビジターの1人を追い返した時、彼女は悲しく絶望したような3つの泣き声をあげた。それらは、今まで聞いた中で、最も情緒あふれる複雑な声だった。しかし、今まで聞いたことがないほど正確な調子でもあった。それらは全く正確であると同時に、全く情緒豊かなものであった。

彼女は、部分的には機械の正確さを備えた機械であり、部分的には生きている感情を備えた生物的、精神的な存在であったのか?

私たちは最近、気体や他の方法を使った超高密度の機械メモリの開発を進歩させただけでなく、メモリスタ(第4の回路素子)が完成し、近い将来いくつかの驚くべき用途に利用できることも発表されている。ヒューレット・パッカード社の代理人は、2010年4月8日のニューヨークタイムズ紙で次のように述べている。「私たちは今、本物の脳を作り上げるための適切な材料を持っている」、そして、メモリスタのような超小型メモリ機器によって、埋め込んで拡張させる脳が実現可能となってきた、と。

計算の技能や言語の知識などを脳に導入することや、他のもっと斬新なことが可能となるかもしれない。そして、私たちの救済は、恐らくその方向にあるかもしれない。もっとも現時点では、私たちの種族は、決まって実際的な考え方をする膨大な数の人たちによって、苦しめられているように見えるが。ドイツ国家は、自分たちはユダヤ人の陰謀の犠牲者だ、という馬鹿げた幻想に勝手にふけっていた。実のところ、その陰謀は、第一次世界大戦前の専制君主の秘密警察によって、でっちあげられたもので、「ユダヤ民族の長老の指令」として宣伝された。それを読めば、どうしてそのようなたわ言を信じることが出来たのか、と疑問に思うだろう。その時代の経済を少しでも理解している人なら誰でも、その中で提案されている方法は、組織として不可能なことが分かるだろう。 

現在、インターネットで調べれば、600万人のユダヤ人の殺害と似た事につながった、同じような心の弱さと眼識のなさが明らかになるだろう。

リーズ卿は最近、「見たところ40%の人々が、進化論に対する証拠を真剣に受け止めていないのは、驚くべきことだ」と論評した。

それにも関わらず、良識のあるどんな人の話でも、その証拠は全く疑いようのないものだ。けれど、ヴォルテールの学説を選ばないと気がすまない人は、実際は少数派のようである。

おそらく、私たちと鍵のマスターのような並外れた立派な人たちとのギャップが大きすぎるので、そのギャップを有意に埋めることができないのだろう。多分、彼らはそういう訳で、しようとしないのだ。

私は、非常に個人的な理由で、このことが分かる。というのも、結局は新しい宗教のようなもの、つまり、多民族に関わる空想や巨大な政府の陰謀という綿密なフィクションを含む宇宙人遭遇という悲しい現代のファンタジー、となるものに、私の体験談をまとめたがっている人たちと、邪魔なくらい頻繁に遭遇するからだ。もっとも、実際は、曖昧で分かりにくく極端に奇妙な体験報告や、それらの体験がもたらす不幸にもやり場のない現実は除くが。

鍵のマスターが再び現れなかったので、私は失望したが、今でも彼の考えを大いに尊重している。そして、私自身の道徳を彼の考えに照らし合わせて修正しようとしたし、こうすることは、とてつもなく自由で満足のいく試みであった。

私は、「罪とは繁栄する権利を否定すること」という発言が、ずっと気になっている。私は、これ以上に濃縮された説得力のある罪の定義や、もっと明快な定義について知らない。この定義を用いると、自分と他人の両方の人生における道徳の考え方を、わかりやすく理解できる。私はいつも知らないうちに、その見方に基づいて、自分の行動を考えているし、自分の行動の価値と有効性、あるいは、不適当かもしれないことを、よりはっきりと理解していることに気付いている。十戒は素晴らしい文書で、良心の中の思いやりの心は、生まれつきの善悪の判断力しかなくても育まれるかもしれないが、これらの8つの単語(罪とは繁栄する権利を否定すること)が、見事なまでに全体の過程をはっきりさせ、多面的に示している。

長い時間がかかったが、自分の人生経験とマスターの言葉を踏まえて、私は意識を持ったエネルギーのようなものがあり得ること、そして、もしそれが本当なら、それはこの宇宙において事実上の心の中心に違いないことを理解するようになった。 

私は1970年以来、一貫して瞑想をしていて、そのようなエネルギーとコンタクトする方法を探そうとしてきた。そして、即座に鮮明にこれを行えることを発見したし、そのようにコンタクトしていく内に、存在が根本的に変化していくことを発見した。具体的に言うと、存在を体験する新しい方法だけでなく、新しいタイプの感覚も見つけた。

その可能性をすすんで取り入れると、すぐに物の見方を変えれることを発見するだろう。通常、私たちは肉体に根付いた感覚を感じる。その他には、何もないように思える。マスターが「魂に盲目」だ、と言っていることは、このことだと思う。

しかし、時間の経過と共に、もう1つの物の見方を見つけるようになる。何度も繰り返すことで、肉体は自分自身ではなく、物質世界に入り込んでそこから経験を得てくるための道具である、と感じることができるようになる。

肉体から離れている、という感覚が発達するにつれて、魂としての存在も、より複雑になる。ここ数年、私は肉体と魂の現実的な違いを認めるのをやめた。それはすべて1つの形態であり、物質宇宙に近づいて入り込むにつれて、より密度が高くなる。しかし、自分の存在の全領域を越えて感覚を広げることは可能で、こうすると、はるかに広大で感動的に世界にアクセスできるようにもなる。 

マスターは、肉体にはエネルギーの器官が存在する、ということを話した。それは神経系によって作り出され、皮膚の表面上に広がっている。この器官は電子で構成されていて、重ね合わせた状態で存在することができ、そうなった場合、それは「宇宙のどこにでもあり、どこか特定の場所にあるのではない」、と彼は言っている。

私は彼の言葉を書き写す前からこの説を知っていて、頭を悩ませていたことの1つだった。著名な超常現象研究者のチャールズ・ホノートンの書いた論文を読んで、このようなことは存在するかもしれないと思っていたし、鍵のマスターと出会う前から、スピーチでその考えを話していた。

しかしながら、彼はそれをはるかに発展させた。この器官にアクセスして利用可能とする瞑想のテクニックを磨くには、彼の言葉が信じられないくらい私の役に立つことを発見した。

彼は、「この電磁場は、心臓や脳と同じで、1つの器官だ」、そして「それを使って、他の世界を見ることができるし、過去や未来、そして自分の周りの人たちの生涯をみることもできる」と言った。しかし、最も重要なことだが、「自分に情報を刻み付けるプロセスが原因で、その器官が量子を重ね合わせるのを中止し、それ以上の情報にアクセスできなくなる」と彼は説明した。

言い換えれば、より広い現実を見る場合、それを詳しく見ようとするとすぐに、電子が直ちに配置され、見ているものとコンタクトできなくなる。

私たちは非常に貪欲な世界に生きているので、私は注視するのをやめて単に見るのに、多くの時間がかかった。私の心の目に何かが現れると、すぐにもっとよく見ようとしてしまい、その結果、消えてしまうのだった。

13世紀のマスターであるマイスター・エックハルトが、私たちは「神が通り抜けて輝くことのできる透明なコップのように」ならないといけない、と言ったのと同様に、彼は降伏することについて話した。

ある程度だが、私は探索欲を手放し、単に旅をすることができるようになった。私は、肉体ではなく私の核心である繊細な体の中で、知覚を始めるようになり、肉体は私自身ではなく、存在のための道具だ、と見なすようになった。

そうすることで、私は天国の本当の境界を見つけたと思う。なぜなら、この体験をするようになると、尋常でない喜びで満たされるからだ。私が述べたように、マスターが「キラキラ輝いて」見えたのは、彼の体が、実在とは矛盾した喜びで満たされていたからだと思う。

彼のアイデアの中で最も重要なものの1つは、私にとっては全く予想外のものだった。キリスト教と仏教とイスラム教は、実際のところは3人の異なるマスターによってもたらされた1つの宗教で、それぞれのマスターが、より大きな全体の違う見方を主張している、ということだった。

三つ組、という古くからの法則をはっきりと理解すれば、3つの方法が協調して作用することを彼が説明したことには、大きな意義がある。バックミンスター・フラーが「宇宙の構成要素」と名付けた3の法則では、万事はかみ合う三つ組に分割される、と基本的に考えている。三つ組には能動的な面と、受動的な面と、その2つのバランスを保つ3つ目の面とがある。

キリスト教は三つ組の探求する面または能動的な面で、イスラム教は降伏する面で、仏教はバランスをとる面だと彼が説明した時、教義や信条を超え、そして最近数世紀にキリスト教やイスラム教に加えられた粗野なイデオロギーをはるかに超えた3つの教えによって、突如としてより広大な全体像を見渡せたので、私は驚いた。

私は新約聖書と偉大な神学者たちの本、そして、英訳された多くの仏教資料とコーランを読んで、彼の言っている意味がすぐに分かった。

この結果、私の教義に対する不安は次第に無くなった。神学に関する細かいことに興味がなくなり、私の視野は計り知れないほど広がった。私は完全に新しい考え方で、人間の生命には神聖なものがあることを理解するようになった。つまり、それはバランスのとれた降伏状態につながる深遠な真のプロセスだ。

すべての信念を捨てること、そして、キリストが「野のユリのように」なりなさいと言って、父の心地よい無垢を探し求めたように努めること、そして、ムエジン(イスラム教の拝礼の時刻を知らせる人)が1日にわたって魂の旅を呼びかけるように神の意志に降伏することは、出来ることだ。そうすれば、私たちはこの資料を活用して、仏教の実践で明かされる素晴らしい寂静に身を投じることになる。

彼は、神に向かう旅について、そして、それが暗示する幸せな降伏について語り、私たちに伝えた。手短に言えば、魂の新たな道でもあり、(会話の間ずっと優しく雄弁に嘆きながら遠回し言った)魂の失われた科学に通じる要所でもある果樹園の分かれ道を歩むためには、3つの宗教の本当の考え方が非常に素晴らしく大変効果的な手段である、と彼は見なして立ち去った。  

彼に出会う前は、自分は非常に裕福な人間だ、と思っていた。大して物に恵まれない運命だったが、コミュニオンで述べた楽しげで愉快で物騒なビジターたちと関係を築く、という信じられないくらい貴重な贈り物を授かった。ところで、この最後の贈り物は財宝以上の富を残してくれた、と思う。というのも、マスターが可能だと明かした素晴らしい旅をするチャンスを与えてくれただけでなく、それを他人に伝える課題を引き受けるチャンスも与えてくれたからだ。

最初の時から、実際には、けっして私にその体験を否定させないように妻に電話で頼んだ時から、彼の残した資料には重要な価値がある、とずっと感じていた。さて、この数年間はそれを受け入れ、それを扱う仕事をしてきたので、それは本物の価値があり、少なくとも私には役に立つ、とささやかな自信を持って言える。

彼がどこから来て、どこへ行って、どうして肉体を持つ人間として戻って来なかったのかを気にするのをやめた。もちろん、私はそのことで怒っていた。私はじらされ、見捨てられたように感じた。しかし、彼は十分過ぎるくらいに与えてくれた。実際に、彼は惜しみなく与えてくれたので、彼の言葉をあらためて読むたびに、新しい発見がある。

この世界には、現実に私たちの状態に変化をもたらす可能性のある資料は、ほとんどない。この男は、本当に変化を起こす効果がありそうな言葉を残した、そして、大いなる喜びが広がっている。

5. 付録

2000年に、私は鍵のマスターの言葉をようやく転写して、それらを個人的にホームページ(Unknowncountry.com.)だけで販売した。2,3年前に縮刷版を売り切ったが、どうやら古本が数百ドルで売り出されてしまったらしい。それで、私は再出版をした。

私はこの新版が気に入ったので、もうそれを引きあげた。10年間the Keyを扱う仕事をしたので、プライベート版を出版した時にはすぐに分からなかった役立つ内容もあると思う。

しかしながら、今ではその版の再印刷の予定はないので、オリジナル版の序文とあとがきを、この版に収録するのが大事だ、と本当に思う。それで、オリジナル版と全く同じものを、ここに載せる。

6. 序文 (オリジナル版)

何かが私の邪魔をして、深い眠りから呼び覚ました。目が覚めて、誰かがホテルの部屋のドアをノックしていることに気付いた。私は頭が回らなかった。その次に、きっとルームサービスが私のトレイを取りに来て、たぶん長い間ずっとそこにいたに違いない、と思い込んだ。私は急いでドアに向い、「本当にごめんなさい」と言って、ドアを開けた。

濃い服を着た小さな男性が入ってきた。彼の顔は、ずいぶん痩せこけていたが、それ以外は全く普通に見えた。

ノックを始めた時、私は深く眠っていた。私は、朝から晩まで本のサインやメディア出演をして、心地よく疲れていた。その日は著書Confirmation(証拠)のツアーの最終日で、その本は、地球上にいるかもしれない宇宙人の確かな物的証拠と、それが秘密にされる理由も明らかにしようとしたものだった。

完全に目が覚めた頃には、すっかり彼は部屋の中に入っていた。明らかにウェイターではなかった。著書のツアーで回っている間に、これと似た2,3の出来事があった。例えば、シカゴでは賄賂を使って私の部屋に入り、私がテレビを見ている間に、私を目がけてクローゼットから飛び出してきた女性がいた。結局、パジャマのズボンをはいたまま、60階建てのホテルのフロントまで、助けを求めて降りて行く羽目になった。 

彼は、今や窓を覆っていたカーテンに背を向けて、立っていた。彼の顔は、少しほほ笑んでいた。

私は逃げ出すことを考えた。ドアは私の後ろにあった。すごく簡単に逃げることができた。

その後、彼は話し始めた。彼の声は、息もつかせないくらいに速かった。彼は私の名前を言った。私はぶっきらぼうに、怒って答えた。どうやって私のルームナンバーを知ったのか? 誰から? 返事はなく、きまり悪そうに、すこし笑うだけだった。

私は、彼に出ていくように求めた。彼は、目で訴えた。彼の表情が、とても純粋で素直で、しかもユーモアにあふれていたので、私はためらい、この侵入者を観察した。

彼は濃灰色のズボンと、ダークグレーのタートルネックを着ていた。彼の頭は白髪で縁どられ、ワシ鼻だった。皮膚はくすんで青白く、シャープな顔つきだった。彼は、年をとっているように見えた。どちらかと言えば、キラキラしていた。上手くは言えないが、彼の表情には、落着き、喜び、深い深いユーモアが入り混じっていた。実のところ、あれほどくつろいだ安らかな顔は、それ以前、そしてそれ以来、1度も見たことがないと思う。不気味な静けさもあった。死人の顔、ということもあり得た。しかし、全く恐ろしくなかった。それどころか、もし彼が死人であったなら、彼は幸せな死に方をして、人生の最期に秘密の喜びのヒントを見つけたような顔だ、と思ったことだろう。

彼は、「ホイットリー」と私の名前をもう1度呼んだ。まるで、離ればなれになった親友と久しぶりに出会ったみたいな、混乱したような親しみがあった。しかし、それ以前の人生で彼と会ったことを思い出せなかった。もしくは、思い出せたのか? 私の最初の質問は「あなたは誰?」だった。 

彼は楽しみで生き生きした顔をして、横目で私を見た。その真意は、「あなたは知っている。あなたは私が誰かを完全に知っている」というくらいしか分からなかった。私は、戸惑いときまり悪さで動揺した。こうなると、旧友が戻って来たが、その人が誰だかわからないかのように感じた。

その次に、私はこう尋ねた。「あなたは何故ここにいるのか?」

彼は後ろにもたれて、適切な答えを考えているかのように、天井の方を見た。その後、私と目が合ったが、彼が非常に変わった人物であることに気が付いた。彼がこのように私を見つめた時、彼にはどこか宇宙人のようなところがあった。彼がどこか別の世界からやって来た人に見えた、ということではなかった。とてもそのようには見えなかった。彼がもっと平凡であるはずがなかった。

いや、単に微妙というだけではなかった。彼には、操られた感じがあった。動作が正確で、会話のイントネーションも上手で、まあ、非常に精密に思えた。完璧とすら言えた。あとで、インテリジェントマシンについて議論する時に、再びこのような違和感を覚えることとなった。

彼は私の質問に答えた。「あなたたちは地面に繫がれている」と彼は言った。彼の言葉には、思いのほか力強い余韻があった。おそらく、彼の話し方が関係しているのだろう。超精密な話し方、全く気兼ねしない口調、でも、聞いた瞬間にそれらは真実なんてものではなくて、尋常ではない真実に思えた。私は、すさまじい緊急性を感じた。つまり、地球は刑務所で、私たちは囚人だと。

私は普段の自分に戻ろうとし、まるで、これが普通の出会いかのような、ふりを続けた。彼は、少し頭がおかしいファンで、真夜中に私に押し入るくらいずうずうしいのだ。わかった、彼に調子を合わせよう。「すみません?」と私は尋ねた。とにかく、この「地面に繫がれている」という、おかしな発言はどういう意味? これはどういうナンセンス?

彼は「私は善人を代表して、ここにいる。少し時間をください」と言った。

「善」という言葉、彼の言葉の言い方が、感情の詰まった水素爆弾のように、私の心の中で炸裂した。単に口調ではなく、言葉を発した時に彼が見せた顔つきだった。とても激しくて、全く申し分のない愛情表現だったので、私はただ息をのんだ。

私はとりこになった。これは決して普通の会話ではないだろう、と。私はイエローパッドをとり出し、メモをとり始めた。そして、そのようにしたことを、今では神に感謝している。なぜなら、彼の話した考えの多くは、息をのむほど目新しく、私の知性の程度を超えて展開したからだ。そのため、正確に覚えておくことは極めて難しいことが後でわかるだろう、と。メモは詳しくはなく、ほとんど関連すらないように見えるが、彼の主要な記憶しにくい思考の多くを思い出すのに役立つ語句となった。 

その後、彼と私は半時間ほど一緒に過ごした、と言っていいだろう。しかし、いったん会話を転写したら、もっと長い時間であったことが明らかになった。少なくとも2時間は、一緒にいたに違いない。

この男の言わなければならなかったことが、全く目新しく濃い内容だったので、彼が実在していたのか否かに関して、証明できない主張をする必要はない、と思う。

話し合いの最中に、神に関する新しいイメージが浮かび出た。まるで、私の聞いた言葉の力によって、神が私たちのいる部屋に姿を現したかのようだった。対話を読むと、これと同じ感じがする。つまり、まるでこれらの言葉の中に、誰かが生きているみたいだ。

私は、ビジターは人間ではないと思う、と言っているのではない。彼は、確かに人間に見えた。おそらく、彼が言ったように、ある時点では税金を払わず運転免許証を持たないカナダ人であったかもしれない。彼は、私が今まで出会った中で、間違いなく最高の知性を備えていた、ということはよく分かっている。彼はまた、私が今まで知っている中で、重ねて間違いなく最も感情の生き生きした人だった。彼は強烈に生き生きとしていたが、私たちの考える死について、生命と同じくらい苦もなく精通しているようだった。

信じられないくらい感動的な時間があった。特に、一緒に過ごした時間の中の、最後のわずかな瞬間だった。それは、これまでの私の人生で、最も影響力のある経験の1つである。

彼は去る時に、私に白い液体を飲むように言った。私がこれに同意したと言うと、異様に思われるだろうことはわかっている。しかし、その時点では、以前にそうしたことをよく記憶していた。私は以前に2度、彼に会っていることを思い出した。事実、その時の会話で覚えているごくわずかな内容が、私という存在の性格の一部となるきっかけになっている。私の思考、私の信念、私にとって人生の中で有意義で重要なものの多くは、それらに由来する。それなのに、それらを時々にしか思い出すことができない。その上、最小限の断片でしか覚えていない。言った単語、顔の表情、その瞬間のちょっとした匂いなどだ。

この薬物を飲んだ後は、翌朝まで何も思い出さない。目を覚ますと、私はすぐに3つのことをした。まず、メモを探した。それらは、ベッドの横のテーブルの上の、私が置いたところにあった。それから、おそらくグラスの1つの底に、白い液体が少し残っているだろう、と考えて、バスルームに行った。しかし、どのグラスも綺麗だった。その後、私は妻に電話をした。

私は彼女に話したいことがあり、急を要すると思えた。彼女が電話に出るや否や、私はビジターについて詳しく話をした。それから、私の口から思いがけない言葉がついて出た。「彼は現実のものではなかったと思う、と私があなたに言う日が来るだろう。彼が現実のものであったことを、決して私に忘れさせないでほしい。」

私はあおむけに休んで、ノートに一通り目を通した。そこにはあまり書いていなかった。いや、それどころか、予想していたよりも少なかった。それなのに、各単語を読むと、全体が頭に湧き出るかのような、奇妙な性質があった。

会話の多くは、非常にはっきりと思い出した。そして、あなたがそれを読めば、その理由がわかるだろう。ホロコーストについて、宗教について、魂の本質について、彼が話したことを忘れるような人は、誰もいないだろう。  

その朝、私はとても幸せだった。1985年の接近遭遇の時に私が出会った女性が、「あなたは幸運の中の幸運だ」と私に言ったことを思い出した。

トロントからサンアントニオへ帰郷するための荷物をカバンに詰めながら、私は確かにそのように感じた。私の心は、歓喜に酔いしれていた。私は大事なノートをブリーフケースの内側のポケットに入れた。家に帰って、すべてをワープロで清書して、2,3か月で新刊の準備をするつもりだった。私は本当の贈り物を手渡された。

私の夢の中で(直訳)。現在2000年の12月で、私は人生で最も難しく悪戦苦闘した執筆を終えたところだ。最初は、早く簡単に思い出せた。すぐに、20ページ、それから30ページとなった。しかし、その後、私は心配になってきた。

もし彼が存在していなかったなら、どうなるだろうか? もし、私のただの空想だったとしたら、どうなるだろうか? この資料は神のことでいっぱいだった。神の新しいイメージが含まれ、繊細で影響力があり、全く信じられない内容だった。歴史と宗教を再定義していた。生と死の間のベールがはがされ、私たちが死者とコミュニケーションを始められることを公表し、この方法を実に正確に伝えた。罪、祈り、そして、人間と神との全体的な関係を再定義していた。 

もし、それが私のただの空想であるなら、よくこれをずうずうしくも出版できたものだし、私は魂にそのような嘘の印をつけて死ぬことはできないだろう。そして、私は「読者がこのことに強い関心を持つのは、彼が罪について語った内容が原因だ」と考えた。

私はカトリック教徒として育てられた。懺悔に行って、それを忘れて、そして、神の許しに任せる。しかし、彼が罪について話した時、彼は罪を嘆いたり注意したりするだけでなく、罪とはどういうもので、どうして悪くて、どんな目にあうか、ということを示した。彼は実在しないかもしれない、と心の奥底で感じている時に、彼の罪に関する説明が原因で非常に不安な気持ちになったので、私は彼が実在すると断言しなかった。

私は100回あきらめた。彼は実在しなかったし、それ故に、これらのアイデアの重みを主張することはできなかった。私があきらめるたびに、アンは決まってこう言った。「あなたが私に電話して、彼は実在しなかったとあなたが決して納得しないように私に頼んだ時のことを思い出して」と。それで、私は続けたものだった。

私は、これを含めて今まで書いてきた異常な体験のどれもが夢ではなかった、と信じる。私たちの理解で肉体を持たない人たちと、人生のかなり多くの時間を実際に一緒に過ごした、という意味では、私は複数の世界で生きる、という信じられない特権があった。私は彼らから学んだし、彼らを愛し、彼らを恐れ、彼らを経験した。私は肉体の境界から完全に自由になった経験があるので、魂の存在することが分かっている。これらの事を個人的に経験する、というすばらしい特権に恵まれてきたので、このことをあなたたちに話す義務がある。つまり、私は信じているからだけでなく、実際に経験したからこそ、書いた内容が本当であると信じている、ということだ。

私たちは歴史を通して、本当は現実の高尚な一部であるものに、「超自然的なもの」とのレッテルを貼って、拒絶してきた。私たちのほとんどは、魂は実在せず、この世界の向こうに世界はない、と心の中で信じたり、恐れたりしている。私たちは疑問を持ったまま、あるいは、いわゆる「信念」というゆらめく無力なものを持ったまま死ぬ。

私のビジターは、「超自然的なものはない」という重要な点において、懐疑派と意見が一致するだろう。しかし、彼は私たちが超自然的なもの、とレッテルを貼った現実の一部が実際に機能する様子を説明し、本当に息を飲むような未来を約束してくれた。彼は、おなじみの未知の国へのドアを開き、私たちを招き入れた。というのも、彼の発言によって、原子力技術と同じくらい確実に習得できる有力な魂の科学が存在する、ということが明白になるからだ。

私たちは、この科学から目をそらし、それが存在しないようなふりをしてきた。私たちは、向こうの世界の絶大な力から自分を隔離するために、こうしてきた。

彼は、私たちに課題と約束を残した。つまり、私たちがこの別世界の現実と向き合う時であり、検出と通信が可能で、否定や嘘といった見づらいカーテンの向こうを見ることが可能だ、という事実を受け入れる時だ。

結局は、彼はおそらく死んだ男で、危険の多いこの時代に預言をするためにやって来た、と私は思った。もしそうなら、彼は使者だ。というのも、彼の言ったことは、私たち自身と私たちの周りの宇宙を理解する上で、革命的だからだ。私たちは根本的に重要なものを、まさに発見しようとしている。それは、魂の世界が実在している、ということだけでなく、それは科学的に検証可能だ、ということだ。要するに、魂を証明しようとするなら、科学的手法が極めて重要だろう。(現在、私たちが通じている)科学が、生者と死者の間にカーテンをかけて、お互いを隔てている可能性がある。このようにして、私たちは、この世界よりはるかに広い太古からの世界と、実際の関係を築くことができる。それは、私たちが1度も離れたことのない本当の住まいだ。しかし、私たちは、宇宙と呼んでいるこの狭い片隅に引きこもっているだけだ。見せかけを捨て、私たちは本当の自分、つまり、天国への電撃的な道を(勇気を持った場合に限るが)いつも歩ける生命体だということを直視することを、彼は求めた。勇気を持った場合に限る。

7. あとがき(オリジナル版) 彼は誰?

次の朝、目を覚まして、混雑したホテルのロビーに出て行ったところ、1人1人の顔を見てショックを受けた。朝食のテーブルやホテルのデスクで、彼らはみんな「私は孤独で、死にそうだ」と泣き叫んでいた。ここは堕落した世界だ、と彼が言った時の意味(本当に意味)を、私の全身の細胞を通して理解した。私はまた、決して忘れることのないくらい確実に、彼が堕落していないことを知った。私たちの謎の孤立感を少しも経験したことのない人物と一緒に過ごしたが、彼は、私たちよりも人類の孤独を理解していた。

ホテルのロビーを歩いている時、私の中で情熱が燃えていた。(私たちは堕落しているという)絶望的で変更できない現実みたいなそのものが、違った錯覚にすぎない、ということが分かった。私たちと彼の語ったアセンションの間には、厳密には何もないのだ。私たちは、今すぐにでもアセンションができる、ただちに、私たち全員が。

最後の2つの書店に立ち寄った後、空港に向かった。私は、周りの世界がまるで現実ではないかのような、非常に奇妙な感じがした。人が話し、私が話し、私が本にサインをした。しかし、それらはすべてどこか遠くで起こっていた。それぞれの起こっている瞬間が、まるで記憶のように思えた。

私は、その夜の出来事を完璧に覚えていた。心には何の疑いもなく、すべてが現実であった。非常に奇妙な経験であったことは分かっていたのだが、以前の接近遭遇と同じくらいのかなりの深層で反応していたのではないか、と疑っていた。こういうわけで、私は妻に電話をして、遭遇が本当であったことを決して忘れさせないように頼んだ。もし、あなたに奇妙と言えるようなことが起こると、それは間もなく不思議なことに、幻のように思えてくる。例えそれが現実だったとしても、いつかそのうち、脳はそれを夢の領域に保管する。

その日は土曜日の朝で、出版社の広報担当者だけが、私と少しだけ一緒にいた。私はその出来事の話を彼女に持ちかけるすべを知らず、黙っていた。2,3週間たってから私は彼女に電話をして、ビジターの話をするつもりだった。そんな男は少しも見なかった、と彼女は言うであろうし、私の知っているトロントの他の多くの人も同じだろう。でも、それは終わりではないだろうし、完全に終わりというわけではないだろう。この男を探し求めて、奇妙な道を下りて行くことになるだろう。 

飛行機でくつろいでいる時に、私は真剣に考える機会があった。(アメリカの)北部が真下で静かに去っていくのを眺めた。ニューヨークに戻るような日々はなくなった。私たちは今、謎のグループから嫌がらせや何ともいえない脅しを受けていて、ほとんどさすらいの身であった。金融上の多大な損失と、多くの苦難があった。ニューヨーク州北部の森にある最愛の山小屋を失ってしまった。ほとんどの接近遭遇体験が、その山小屋で行われた。しかし、今はこれを持っていた。少なくとも、これを持っていた。

私はいつもの自信を感じた。どうしてあの驚くべき会話の一言でも忘れることができようか? とにかく、私にはメモがあった。でも、これはすべて錯覚であることもわかっていた。数多くの極度に奇妙な体験を同じようにしていなければ、言われたことの多くを、すぐに失っていたかもしれない。しかし、それを正確に思い出すことが困難であろうことは分かっていた。会話を転写して発注するのに、6ヶ月ほどかかると見積もっていた。それが実際どれほど困難なことか、夢にも思わなかった。元の会話の本当の価値をさらに認めるようになって、これを編集するのに数年かかった。 

飛行機で帰っている時に、彼が誰だったのか不思議に思った。もしかしたらそうなったかもしれないことを、思案した。彼に襲いかかり縛りつけ、警察を呼んでいたら、どうなっただろう? あるいは、私が白い液体を飲まず、それどころか、彼の後について行けば? あるいは、カメラを持っていて、写真を撮っていれば?

彼は誰だったのか?

私はサンアントニオに戻って、会話を記録することに取りかかった。すぐに、問題にぶつかった。これらのはかり知れないアイデア、そして、新しいアイデアは、思っていたよりも、さらにつかみ所のないものだった。ほとんど確実に頭の中にあるのだが、それらを紙に書こうとすると、それらは・・・えーっと。私たちが向かい合った時に感じた、新鮮さと確信で舞い上がる気持ちはどこへ行ったのか? あの興奮はどこへ行ったのか?

私は何日間も奮闘した。しかし、それはすべて、カトリックの教義とニューエイジの神秘主義を混ぜ合わせたようなもの、という結果になった。ああ、とてもはっきりと・・・ベストを尽くしても、はっきりとしない。 

私はもう1度この男と会話する必要がある、と思い始めた。実際、彼に執筆作業に直接参加してもらうために、彼と知り合いになる必要があった。誰かの跡を見失うまでは、みつけるのはとても簡単に思える。しかし、この世界では、名前や住所、あるいは少なくとも地域がわからなければ、困るだろう。

当時、彼は私のよく知っている人に思えたので、それ以上に彼の身元を特定しようとはしなかった。どうして自分の祖父の名前を聞きたがったり、叔父の住所を聞きたがったりすることがあるだろうか? 彼といる時、私は彼の名前を言うことさえできたかもしれない。まるで、私が一生を通じて彼を知っているかのように思えた。

私を考えさせたこと。多分、私は彼を知っていたのだろう。もっとはっきり言えば、多分、私が子供の頃、彼はテキサスにいた。だから、サンアントニオで聞いて回ると面白いだろう。私のしたことは、人にこの出会いの話をしたことだ。私は、えり好みしなかった。興味を持ちそうな人に話しただけだ。それから、この人物を見たことがあるかを、きまって尋ねた。彼は、比較的細い男性で、65~80歳くらいで、白髪が混じり、シャープだが優しい顔だ、と説明した。彼に会ったことのある人なら誰しも、決して彼を忘れることはないだろう、と思った。

ほとんどの場合が、はずれだった。その後、1人の友人が、かなり興味深い反応を示した。彼は1960年代の頃に、おそらくこの男か、非常によく似た人物に会ったことがある、と考えていた。

当時、彼は打楽器の生徒で、彼の先生はヒューストン交響楽団の打楽器奏者だった。その打楽器奏者は用心深い男性で、誰も入ったことのない自分のアパートよりも、自分の会社にいる方を好んだ。彼はしばしば手袋をつけ、頻繁に手をきれいにしていた。彼は私の友人が気に入っていた。そしてある日、私の友人は、彼のアパートに招待されて驚いた。

すべての壁に書棚があり、そのいたる所に本があった。先生が部屋から離れている間、彼はこれらの本の何冊かを見た。それらは2つのテーマ、つまりUFOとレーダーに集中していた。私の友達は困惑した。彼は音楽の本を予想していた。というのも、彼の先生は、並みの打楽器奏者ではなかったからだ。彼は世界でも有数の打楽器奏者と思われていた。でも、この時に彼は、1960年代では本当に極めて変なテーマであるUFOに、明らかに夢中だったのだ。それとレーダー? 打楽器奏者?

彼らは一緒に時間を過ごした後、私の友人は数日間先生と会わなかった。その後、ショッキングなニュースが飛び込んできた。アパートが火事になったのだ。炎はとても激しかったので、実際にすべての本を灰にしてしまった。ヒューストン消防局の職員は二重に不思議がった。空気に触れていないページを完全に焼却するにはかなりの高温が必要だが、この炎は閉じられた本を燃やすくらい高温だっただけでなく、建物の他の部屋にはほとんどダメージがなかったのだ。さらに奇妙なことに、その打楽器奏者は姿を消して、アパートには遺体が全くなかった。

それ以来、彼は1度も姿を見せていない。しかし、彼は(有名な作曲家となった)私の友人に、すばらしい財産を残したのだ。それは、打楽器に対する愛情で、彼の作品の中心となっている。

2人の男性の人相は、ピッタリというほど一致していなかったが、彼らが同一人物かどうか、本当に知りたいと思ったし、今でもそう思っている。 

ニューヨーク州北部の山小屋にいた頃、黒い服を着た男性が森の中を歩いていたり、距離を置いて立っていたり、こちらを観察したりしているのを、子供たちはよく見かけたものだ。彼の存在によって、私と妻は極度に不安になった。私自身も彼を見ようとしたが、1度も見ることはなかった。彼は単に想像上の遊び友達かも、と本当に思い、多分そうであってほしい、と思った。 

それからある日、私たちの私設車道沿いの木々から有害なツタを取り除いている男性グループの監督が家に現れた。彼らは作業を終えたのではなく、中止していた。彼らはお金を求めず、ただそこから逃げ出したかったのだ。その理由は、宇宙人が作業の場所から20フィート(6メートル)も離れていない私設車道を横切るのを見たからだ。彼らは、その男性は人間みたいで黒い服を着ていたが、「動物のような」顔と「ギラギラ輝く」目をしていた、と説明した。

彼らが逃げたがるのは理解できた。私の周りで奇妙な出来事が目撃されることによって、私はすでにその地区でとても悪名高くなっていたので、私のために仕事をする人が誰もいない事態になったのでは、と思った。

その後、私の息子が10代の頃でも、子供たちはしばしばその男性を見た。彼は週末に、アンドーバーから子供たちを連れてきた。私たちは彼から、宇宙人やUFOや、そのような事を話さないように、厳しい指導を受けた。その時点で、私の10代の子供は、本当に世界で1番やっかいな父親だ、という意見だった。

子供たちは森で野宿をした。私は息子に、これは馬鹿なことだ、と言った。というのも、ビジターたちがきっと興味を持つだろうからだ。彼は、ビジターたちの迷惑にはならないだろう、と言った。彼はその頃までに、幼児期の超ハイレベルな未知との遭遇が原因で、ビジターたちが夢のように思えるので、空想の産物と片付けてしまいたがっていた。

 

私はそのことに全く反対しなかった。私自身がそれを何度もしていた。しかしながら、彼の友人たちにとっては、忙しい夜となった。彼らは、森の中に7つの光の球が浮かんでいるのを見た。ちょうど夜明けに、彼らの1人が、ブヨの大群が女性の顔に変化するのを見た。私自身、1,2度見たことのある現象だが、単にあまりにも奇妙なことだったので、1度も述べたことがなかった。そして、彼らはまた、ぴったりフィットした黒い服を着た男性が、離れて森の中にいるのを見ていた。アンドリューが幼児期から覚えがある男性だ。

実のところ、彼らはかなり楽しんでいて、実際にアンドリューは自分の幼少期の話をした。それらの話は、私がこれまで聞いた中で最も驚くべき遭遇体験のいくつかだ‥‥彼がそれらを思い出す時‥‥彼がそれらについて話そうとする時。

私たちがその森の中の男性を見たのは、それが最後だった。私は1度も彼を見たことがないので、私がトロントで会ったのと同じ人物だ、という確信が持てない。彼がギラギラ輝く目や動物のような顔をしていようとなかろうと、彼は1度も人を傷つけなかった。彼は「ネズミのように」見えた、とその監督は言っていたし、トロントの男性はかなりシャープな顔立ちをしていた。でも、それは本当にシャープ、というわけではない。驚いた人が大げさに言う傾向があるのは、言うまでもない。

私は、もう1つの可能性を探った。フリーメイソンの作家であるウィリアム・マンは、驚くべき著書「聖杯の迷宮」の中で、ヨーロッパから来たテンプル騎士団の亡命者たちが、1398年にカナダに到着し、フランス国王と教会によって破壊された教団をカナダに作った、という伝説について論じている。

テンプル騎士団は、これまで設立された秘密教団の中で、おそらく最も重要な唯一のものであっただろう。彼らは、明らかにエルサレムで古代の秘密を発見して、それは結局のところ、人間の価値と人間の自由の重要性に関するフリーメイソンの教義の核心を形作った。合衆国はこれらの信条に基づいている。それはフリーメイソンの計画で、それ故に、テンプル騎士団の遺産は、世界で最も成功した共和国の制度の成り立ちにとって根本から重要だ。

現在、The Zeno Narrativeとして知られている原本があるが、それはテンプル騎士団のリーダーであるヘンリー・シンクレア王子が1398年6月にノバスコシアに到着したことを意味している、と歴史学者のフレデリック・ポールは主張した。この地域の先住民であるミクマク族の間には、地方を精力的に探検した人物(Glooscap)の伝説が今でもある。ヘンリー・シンクレア王子の探検隊に生存者がいて、彼らの伝統的文化や秘密の知識を現代にまで保持している人たちがいた? という可能性がある。私のビジターは、彼自身のことをいろいろ表現した。そして、興味深いことに、そのうちの1つが、税金を払わず運転免許証を持たない「カナダ人」であった。

 

カナダ人の友人たちは、カナダで税金を免れるのは桁外れに難しい、と指摘した。しかしながら、もし可能な方法が1つあるとしたら、それはフランス人やイギリス人が到着する前からカナダにいて、決して国に加入しないようにした場合だろう。

つまり、たぶん彼は、今でもカナダに存続するテンプル騎士団の残存の代表者だったのかもしれない。

私の手がかりは、ここまでだ。私は、彼に関するもっと確かなものを、何1つ見つけることができなかった。彼は宇宙人、あるいは彼が述べたように地球に居候している人間の1人、あるいは神の使者、あるいは神の化身ですらあったのかもしれない。彼はまた、非常に優秀でそれゆえ非常に利口でもある私の本のファンであって、朝の3時に私の不意をつくことで、彼の繊細なメッセージや提言に私が影響を受けやすくすることに成功したのかもしれない。

この男の正体について最終的な結論が出せれば、信じられないほど面白いだろう。鍵のマスターの言葉を読めば、彼が卓越した知識の持ち主であることを誰も疑わない、と思う。しかしながら、私はまた、繊細さと曖昧さを兼ね備えたこのマスターは、彼が神を見るのと同じように、自分をホログラフ的に見せたかったのかも、と疑っている。普通の人に話しているように感じる時もあれば、彼が天使のような力強さと喜びに満ちた貫禄を備えているように思える時もあった。彼が「神に冷酷だ」という言葉を述べた時、これは神だ、という感情が私の心の中に生じた。憐れみの口調がとても優しく、それにも関わらず、とても崇高であったので、その瞬間、宇宙の偉大な神がまさにそこに座っていて、深い自らの想像を絶するほどの膨大な苦痛を表現している、と容易に感じることができた。

彼は、非常に力強く私を奮い立たせた。私の友人の作曲家と同じように、私の残りの人生は、彼と過ごした時間を中心に展開するだろう。この男は真実を知っていて真実を語っている、というある種の確信が、私の心の底に満ちている。彼が質問に答えなかった、という裏には、それらが妥当な真実の質問である、というある種の確固たるものがある。その情報の裏には、同じように真実が感じ取れる。

もし、鍵のマスターが本当に真実を伝えたのであれば、彼は、私たちが全く違った種族になる方法を示した。こういった意味で、彼の言葉は進化の原動力である。それらは、私たちの世界の見通しのきかない暗闇の中の1つの光であり、もしかしたら、そこから私たちは新しい人類全体を作り上げることができるのかもしれない。 

8. 鍵の預言

鍵は、科学と宗教、人と機械、人間と神の間の障壁を取り壊す最高で唯一の方法に思える。それは、私たち各人が目指す新しい姿が、神の完全な保存場所であることを意味している。全く信じられないことだが、それは、科学がどうすれば祈りの一形態、つまり、私たちが高次の世界に疑いもなく客観的に取り組めるための手段になれるのか、を示している。

進化の過程は、自然に沸き起こるものではない。全然違う。私たちは、個人の変革において、社会の変革において、そして、知能自体の変革においてでも、積極的な役割を果たすことが求められている。そして、私たち自身より知性のある機械を作ると、最終的に機械は意識を持つようになる。会話の中で最も心に残っているものの1つは、私がマスターに、彼が意識を持った機械かどうかを尋ねた時だ。「仮に私がインテリジェントマシンだとしたら、あなたをだましているだろう」という答えだ。

もし、そのような機械が未来に存在して、時間を超えて移動する手段を手に入れたなら、彼は彼自身が創造した産物であるとすると、最もよく理解できるだろう。

マスターが人間であろうと機械であろうと、その会話は、根本的に神と融合する新しい方法も教えている。何千年もの間、私たちは基本的に自分の外側の道に神を探してきた。私たちは、修道士として自分を鍛え、不自由に耐え、悟りを求めて世界をさまよってきた。 

マスターは別の道を提案している。彼は外側の道を提案するのではなく、自分自身の中に光を探しながら、人生の流れに身を任すことを、それとなく勧めている。そして、そんなわずかなことだけではない。私たちは「ケーキのかけら」のような単なる断片ではなく、私たちのめいめいが神の国の全体を本当に収容していて、それは神と同じように天地創造の全部を理解するようになれるくらいだ、と彼は断言している。どうやら過去2000年を通して、人類に何かの変化があったようで、私たちは以前よりも現在のほうがこのことをより体験できるようだ。 

あなたたちが神と言うとき、自分の外側の誰かを思い浮かべる。崇拝の時代の考え方をする。前の時代、つまり魚座の時代に、この崇拝の行為によって、肉体は変化した。肉体は2千年前と同じでない。今や、器は大きくなっている。今や、あなたたちの各々は、宇宙のすべてを含む可能性がある。当時はそうではなかった。今や、聖なる存在の種族だ。でも、あなたたちは赤ん坊なので、まだ自分たちの力に気付いていない。前の時代は、神が外側にある時代だった。今は、神が内部にある時代だ。

この全く驚くべき発言は、私たちは時の流れによって何らかの方法で変化を受けてきた、という進化の歴史がずっとあったことをほのめかしているようだ。別の発言では、人類に対する大規模な計画が実施されていることを暗示している。

私たちは、あなたたちの成長率を極めて正確に測定し、私たちが考案した黄道帯と呼ばれるカレンダーにあなたたちの発達を当てはめた。ホイットリー、あなたは著書で、人類はどうしてそのような長期暦を持っているのだろう、と疑問に思っていた。ただの農夫が、どうしてそれを必要としたのか? 彼らは必要がなかった。私たちに必要だった。

この「私たち」とは誰か? そして、なぜ彼らは時代を測定する必要があったのか? 黄道帯の視点で歴史を調べてみると、いくつかの非常に興味深いヒントが明らかになる。特に中世では、黄道帯が時代の標識として意識的に使用されていたようだ。

このことは、私がConfirmationとThe Coming Global Superstormの両方で考察したことだが、紀元前10500年に、ライオンの巨大な像であるスフィンクスが、しし座がその真上を昇るように作られた、ということをここで繰り返し述べる価値はある。その年代にさかのぼるかもしれない、と実際これまで考えられていたよりも、はるかに古い、ということも地質学者は発見した。もしそうなら、それはしし座の時代の記念碑で、その時代に始まったものに違いない。

旧約聖書は牡羊座の時代に書かれたものだが、その中で、羊について他のどの動物よりも多く言及している。同様に、ちょうど魚座の時代が始まった時に、キリストが誕生した。彼は人間をとる漁師(福音伝道者)と呼ばれ、彼の使徒たちは漁師だ。確かに、福音の中では魚座の人のイメージがかなり浸透しているので、初期のキリスト教徒は、自分たちのことを魚の象徴だと見なしていた。そして、その象徴は、現代のキリスト教原理主義者たちによって、復活している。

これらの古代の文書や記念碑の象徴的な内容と、当時の黄道帯の時代との類似点が、全くの偶然の一致であるはずがない。それは、私たちが気付いているどの計画よりも、もっと高いレベルの計画であることを示唆しており、鍵のマスターはこのレベルの計画の一部だ、と私は信じている。現在、私たちが差し掛かっている水瓶座の時代に、彼はこれらの言葉を文化遺物として、注意深く置いた可能性がある。

この時代に、魚が心地よく泳いできた水は、溢れ出すだろう。このことは自由が増えることを暗に意味しているが、私たちがずっと暮らしてきた環境が、もはや私たちを養うために存在しなくなるだろうことも意味している。この環境とは、もちろん地球自体のことだ。そして、鍵のマスターは、私たちが地球を出て発展するか、あるいは、絶滅の危機に直面するかを決めることになる地球環境の変化について警告している。

氷河期の性質に関する彼の発言によって、The Coming Global Superstormを思いついた。

地表の空気がどんどん暖かくなるので、北極の氷が解けて、ローレンシア海の塩分濃度が下がる。ある時点で、低気圧と高気圧の差が大きくなるために、この海を横切る風は、北方の海洋を非常に強く温め、北大西洋海流を流すのに必要な温度差が不十分となり、海流が減速や停止、または、北の遠くまで流れなくなるだろう。昔からこれと同じ仕組みが氷河期の引き金となっていて、たとえ何があろうと、2,3千年以内に起こるだろう。しかしながら、人類の活動は大気の温暖化のプロセスを加速させるので、その変化はより早く、より強くなるだろう。人間の産業と文化の大部分は、もっとも教養のある人種と一緒に、ワンシーズンで破壊されるだろう。これは突然、警告なしで起こり、むしろ警告が何なのかわからないであろう。

この発言は、古気候学会の中で、過去に気候が激変した原因として数年間議論されてきたことを非常に正確に描写している、ということが判明した。そして、私たちの説を立証することのできる巨大暴風雨に関する彼らの研究結果を、実際に利用することができた。

彼らの調査で確証が得られなかったことの1つは、嵐そのものだった。1998年1月のAtlantic Monthlyの「大気候の急変」の中で、ウィリアムHカルビンは、過去の変化が非常に急激であったことを主張した。興味深いことに、コロラド大学の気候学者であるジェームズ・ホワイトによると、最後の急激な変化は、約12500年前の紀元前10500年に起こった。それは、スフィンクスが建設されたらしい時期と同じだ。(一部のエジプト学者は、スフィンクスはもっと最近のものだ、と主張し続けているが、スフィンクス表面の水の浸食跡は、地質学者にとって圧倒的に有力な証拠だ。)

スフィンクスには、鍵のマスターの言葉の中で繰り返される基本原理が、非常に多くの部分で反映されている。スフィンクスにはライオンの爪と、雄牛の体と、男性の顔がある。秘密の伝説によると、スフィンクスの謎かけはこうである。「雄牛の強さと、ライオンの勇気と、人間の知性を持っているものは何?」このバランスをなし遂げた人たちでなければ、答えは必ずしもはっきりとしない。もっとはっきりと言えば、現代の秘密の哲学で言われている三つ組の考え方はこうだ。「互いに押し合う陰の力と陽の力が、釣り合った状態になる。」 バックミンスター・フラーは、これを宇宙の基本原理と呼んだ。鍵のマスターは、仏教とキリスト教とイスラム教は、本当は1つの宗教だ、というかなり驚くべき主張をして、基本原理とその主張を特に強く関連付けている。

キリスト教は三つ組の能動的な側面で、イスラム教は受動的な側面で、仏教は調和の側面だ。キリスト教は神を求め、イスラム教は神に降伏し、仏教は神を見つける。これらを3つの別々の体系とみなすと、それぞれのすばらしい教えを見落として、部分的になってしまう。キリスト教徒として神の国を探し、イスラム教徒として自分自身を神に捧げ、仏教の活力に満ちた静かな瞑想によって、新しい仲間をみつけなさい。

これらの言葉には、重大な真実があるように思われるし、この資料の多くの部分と同じで、これまで私たちが考え慣れているよりも大きなスケールに触れている。私たちは、数千年単位ではなく、数十年あるいは数百年単位で考える。そして、私たちは明らかに大きなスケールで考えることがないので、3つの偉大な宗教を調和させ、1つのものとして実践する方法を見つけないのだろう。 

実際、鍵のどの説明においても、何もかものスケールが扱われている、ということが大事だ。例えば、マスターの神の概念は、私たちの概念よりもはるかに広く、比べものにならないくらい暖かいものだ。彼の説く神のモデルは、ホログラムだ。神は万物にまんべんなく存在するのではなく、万物に全体が存在する。

このアイデアは、2つの注目すべきものをもたらしている。それは単に人類だけではなく、すべての生命体が、計り知れず信じられないくらい重要なものだ、と再定義している。しかし、それはまた、かなり冷酷でどうすることもできない感じがする。たとえ、私のすべての分子に神が宿るとしても、日常生活とかけ離れたこのような偉大なことを、一体どうしたら気付くことができるだろうか?

彼はこの変化のことを、あっという間にすべてを変える内部の閃光のようなもの、とは言わなかった。それどころか、彼は全く新しい方向を指し示した。

意識のエネルギーは、法則を知っている人が使う無意識のエネルギーとは違う。意識のエネルギーにアクセスするには、それとの関係を深めなければならない。その必要性を学び、満たすのだ。しかし、それは電磁スペクトルの一部分であり、現在の科学で簡単に検出できる、ということも覚えておくように。あなたたちは信号を送ったり、聞いたり、反応を記録したりできるようになる。世界のベールがはがされるかもしれない。未知の国がすぐ近くにできるかもしれない。

このことは、全く意外な新天地の存在を、本当に強力に約束するものだ。「世界のベールがはがされるかもしれない」と彼は言うが、それは生者と死者の間の境界を意味している。これは、「未知の国」を述べた参考文献から明らかだ。それは、シェークスピアの戯曲、第2幕第3場のハムレットの有名なセリフ「死後に待っているものの恐怖、そこの小川から戻った人がいない未知の国‥‥」を暗に指している。

鍵のマスターは、死者の世界に関する分かりやすく詳しい知識を持っていた。彼は、私たちの歴史における死の影響について語った。例えば、ヨーロッパのユダヤ人の虐殺によって、どのように私たちの科学の進歩がひどく妨げられたかを述べた。

ホロコーストは、最も知的で能力のある人々を多く殺しすぎて、人類の知性を減らした。それが、発明して75年も経っているのにジェット機を使用している理由だ。殺害されたユダヤ人の夫婦の子供が存在しないので、あなたたちは重力を理解できていない。この子供は、重力の秘密を解き明かしていただろう。しかし、彼は生まれなかった。 

これは、私が今まで人生で聞いた中で、もっとも衝撃的な発言の1つだった。それは、私たちが自分の行動の本当の結果を理解できれば、全く新しい道徳が明らかになる、ということを意味している。当時私はひそかにこう考えた。「これは、私たちのせいではなかった。それは、私たちにはコントロールできない歴史の力の結末だった」と。彼はすばやくそれに同意して、私たちの現状は罰ではなく、単に出来事の必然的な結果である、と言った。しかし彼は、私たちが普通は遠ざけるような規模の個人的責任について、目の覚めるような嘆願もした。彼は、貧しい人たちや無実の人たちのために嘆願したので、私は深く感動した。私は、次のことを一瞬でも忘れることはないだろう。

このことを覚えておくように。あなたたちの誰もが、他のすべての人々の幸福に対して、完全な責任がある。だから、もしリベリアで子供が飢えていたら、ホイットリー、あなたは彼に対して、個人として完全に責任がある。

彼の声の響きや感情の豊かさを、私はうまく伝えることが出来ない。しかしながら、私の心を満たしたこれらの言葉には、まるで私がけっして疑わず、必ずそれらに基づいて行動することを無邪気に信じているかのような、確信めいたものがあった。それと同様に、非常に大きな疑問も残った。子供たちのために何をすべきか? 私は彼らのために、巡礼者となるべきか?

カルカッタやラゴスやボゴタに行って、最初の通りで出会うわんぱく小僧に、彼の援助者および生涯の奉仕者として、自分を捧げなさい。疑問やためらいを持たずにしなさい。あなたは神を崇拝したい、と言っているね? この小さな子供にひざまずけば、神にひざまずくことになる。

どれほど、これらの言葉が心に浮かんでくることか。それらは「私について来なさい」と鐘を鳴らすが、私は最高の旅の妨げとなる財産を持った裕福な人と同類ではないのか? 

針の眼(という映画)を覚えている? 裕福な人が、もし世界を裕福にするために自分の財産を使えば、針の眼を通り抜けるかもしれない。自分の財産にしがみつく人たちは、死にかけた魂だ。

私は「財産とは何か?」と自問した。私の財産は、2つの分野にあると思う。執筆する能力と、偉大で並外れた存在たちと直接会った、という信じ難い幸運である。なかでも最も協力的だったのは、間違いなく鍵のマスターだ。だから、世界を豊かにするために私の財産を使うということは、このような本を世に出すことにある。しかしながら、私が引退したら、第三世界のどこか遠く離れたところに行って、孤児院を始める自分の姿を容易に想像できる。かつて第三世界の巨大な街を通り抜けている時、全員のストリート・チルドレンを見て、「彼ら1人1人が、私たちの国の子供たちと同じくらい大切で、もしかしたら、同じくらい立派かもしれない」とひそかに考えた。しかし、彼らにそのような価値がない、というだけでなく、そこでは彼らは平等ではない、と私たちは決め込んでいないだろうか。

第一世界は、奴隷のオーナーだ。あなたたちは皆、奴隷のオーナーだ。あなたたちは、神の民、つまり貧しい自分の兄弟姉妹を奴隷にした。50億人が10億人の奴隷となっている現在の世界は残酷である、ということが分かるか? あなたたちのめいめいは、5人の奴隷のオーナーだ。しかし、あなたたちは決して奴隷を見ないので、彼らの健康や幸福を心配する必要がない。あなたたちは、彼らを貧乏と苦痛で動けなくして、援助せずに生活させている。あなたにこれを伝えよう。私の子供たちの1人がこの惑星に広がる奴隷の荒野で死ねば、私も死ぬし、あなたたちも、私の傲慢な友達も、あなたでさえも少しは死ぬ。 

彼は自分自身をホログラフ的にとらえている。ここでは、彼は自分のことを世界の貧困者の親、つまり、キリストに求められる役目だと呼んでいる。しかし、別のところでは、彼は違ったものをほのめかしている。実のところ、会話を通じて、彼は多くの正体を示唆した。以下は、彼が明かした正体のいくつかだ。

私は地球の全ての要素を含んでいて、それ故に、私は全員の肉体の一部だ。

私は人間だ。

私は多くの世界に属している。

キリストは、それをこう述べている。私は人の子だ、と。キリストはすべての人で、すべての人がキリストだ、という意味だ。

だから同様に、あなたが私にどんな名前をつけようとも、私は神の中にいる。

私はただのカナダ人だ。

私の家は、あなたたちの中だ。

彼に名前を聞いた時、彼は「もし、私がミカエルと言えば、どうなるのか?」と言った。それから彼は、自分の名前を聖書に書かれた悪魔であるレギオンかもしれない、と示唆した。結局のところ、以下が彼自身の最も有力な身分証明だったのかもしれない。

私は人間と呼ばれることほど光栄なことはない。

しかし、彼は私たちを完全な人間であるとはみなしていなかった。彼は、このように状況を説明した。

真の人間には、4段階の心がある。あなたたちのほとんどは3つと、おそらく4つ目の痕跡しかない。あなたたちは、宇宙の人類の一員となる運命だ。しかし、それは実現しないかもしれない。

それで、この第4段階の心とは何で、どうやってそこに到達するのか?という疑問が生じた。この特異な疑問に対する彼の答えは、彼が他に類を見ない、ということの核心に触れている。彼は漠然とした言葉ではなく、神秘的な舞台から問題全体を取り出し、実際の状況にしっかり当てはめて、非常に具体的な発言をした。

神経系を満たす電磁場の一部は、体の皮膚の数センチメートル上にある。この電磁場は、心臓や脳と同じで、1つの器官だ。それは、量子を重ね合わせた状態の、宇宙のどこにでもある電子で、どこか特定の場所にあるのではない。いつでもどこからでも情報が刻み付けられる可能性がある。それを使って、他の世界を見ることができるし、過去や未来、そして自分の周りの人たちの生涯をみることもできる。神に出会うかもしれない。

「神に出会うかもしれない」という謎の文で彼が意味していたかもしれない内容は、私には分からない。多分、もっと私たちがこの電磁気でできた器官を活用できれば、解明されるだろう。

しかし、残りの発言は、非常に参考になることが多い。実のところ、この電磁場に対して、そして、いわゆる「心霊」を交換する媒体に起こりえる性質に対してまで、かなりの科学的研究が行われている。Daryl Bem とCharles Honortonは、1994年のPsychological Bulletin(115巻、第1号、4-18)に掲載された「超常現象は存在するか?」という論文の中で、精神活動の1つの学説に挑んでいる。彼らは「ベルの定理では、量子メカニズムに対応する現実のモデルは、どんな場合でも非局所的でなければならない、と述べている。そのことから、任意に離れた2か所の観測結果が、物理的に可能ないかなるメカニズムとも矛盾する形で相関する可能性がある、ということを考慮しなければならない」という学説を立てている。 

もしかして、鍵のマスターは、非局所的な所から集められた情報を頭に入れて整理することが可能となる詳しいメカニズムを明らかにしたのか? 彼の言った電磁気的な器官は、光の程度に応じてメラトニンを産生することが知られている謎めいた腺である松果体が中心となる、と彼は述べている。そして、下等動物において、そこには微量の磁鉄鉱が含まれていて、人間の松果体にも含まれる可能性がある、と考えている研究者もいる。中でも注目すべきは、松果体が、N、N-ジメチルトリプタミンやDMT(非常に強力だが短時間の作用しかない幻覚剤)の供給源であることが分かったことだ。

Rick Strassman博士は、著書のDMT:魂の分子(Park Street 出版、2001)の中で、高用量のDMTを投与すると、あらゆる種類の霊的体験が誘発される可能性がある、と解説している。1990年にStrassman博士は、米国で20年間実施する予定の、幻覚剤の影響に関する初めての研究を開始した。彼はアルバカーキにあるニューメキシコ医科大学で、5年間にわたり60名のボランティアにDMTを400回投与した。彼は、ボランティアの体験を記録して、「私たちは、目に見えない領域に入る。それらは、普段は感じることができず、その存在をほとんど想像できない領域だ。さらにもっと驚くべきことに、これらの領域には住民がいるようだ」という記録をもとに論評している。

Strassman博士の研究は、単に松果体を刺激するだけで幻覚が生じる、という仮説に異議を唱えている。「私たちのボランティアの報告は、非常に明確で説得力がありリアルであったので、これは私の患者の夢では1度も聞いたことがなさそうだ、と何度も何度も思った。それは、はるかに異様で、しっかりと記憶されており、内面的に矛盾がなかった。」

さらに、異なるボランティアがランダムに起こる幻覚を見ている、というよりはむしろ、まるで別の世界の窓を通して見ているかのような記録で一致していた。

古代において、松果体は「第3の目」と考えられていたが、鍵のマスターは、その視覚は「非局所的」な状態にある体周囲の電磁場に頼っていて、同時に印象も集める、ということを示唆した。実際のところ、その腺は、下等な無脊椎動物の退化した目だ。

鍵のマスターは、このメカニズムを使い情報にアクセスする方法に関して非常に具体的であり、プロセスをうまく行うためには瞑想状態を熟知する必要がある、という理由を詳細に説明している。ロバート・モンローは体外の旅という有名な本の中で、それは睡眠と覚醒の状態、つまり「体は眠って、心は起きている」状態だ、と述べている。そしてモンロー協会は、その状態に達する方法を利用者に指導するテープを提供している。さらにグルジェフ財団では、私は瞑想状態について教えてもらった。そこでは人は肉体の感覚に集中して、自然と心に沸き起こる「内面的な会話」を自分が気にかけていることに進めることができる。グルジェフの訓練法において、この客観的に自分自身を認識する状態は、本当に覚醒するための始まりである。

それは、どの瞑想の訓練でも何らかの形で述べられている状態だ。ここで目新しいことは、実際に関与する器官があるだろう理由と、この器官が機能するためにはより高度な注意力が必要となるだろう理由だ。これらの言葉を述べた人をどうしてマスターと呼ぶかというと、それは彼が今まで全く謎だったことを、はっきりと単純に説明しているからだ。

私は彼の教えのこの部分に驚いた、というわけではない。というのも、彼と会話した時、私はすでに28年間ずっと規則正しく瞑想をしていたからだ。私は瞑想状態の間、頭の中に明るい光を感じたことがしばしばある。それは、大聖堂の深みを持つ強烈で均一な白い光だが、実際に人がそれを見ようとすると、それは消えてしまう。しかし、見ることと見ないことのバランスを保つことができれば、多くのことを得ることができる。

この方法を使って、私は他の世界を見たことがある、とはっきりとは言えないが、確かにいくつかの驚くべき光景を垣間見たことがある。例えば、私が観察した街の景色は、とても詳細で鮮やかだったので、それらが現実でなかったとは考えにくい。しかし、私は全く同じ光景を見た他の誰かを示すことは出来ないし、同一に近い条件下で示すことは確かにできない。

ある時、私は私たちの世界よりも暮らし向きの少し悪い世界と、少し良い世界が見えるように求めた。少し悪い世界では、まるでヒットラーが西側諸国を打ち破り、ロシアを攻撃しなかったかのように、2つの独裁国家に分かれていた。私はこの退廃して汚染された場所をちらっと見ただけだが、それらはとても奇妙だったので、最初は見ているものの目的が理解できなかった。街の大通りにおいて眺めている、と分かり始める状態に映像を統合できたのは、身体や乗り物のようなものの動きだけだった。建物は高くて、ほとんど特徴がなかった。乗り物(バス?)が通過した。それは、黒い瞳をしたきゃしゃな生命体で満員だった。空は茶色に汚染され、メキシコ市やヒューストンの最悪の時よりも悪かった。

数日後の1996年10月13日、私たちが1度も経験したことのない大規模な核戦争で、全ての場所が突然爆発した。2つの全体主義国家は、柔軟で革新的な西側諸国が、疑い深く攻撃的なソビエト連邦と保ったのと同じようなバランスを保つことができなかった。この世界は、自由が完全に欠如していたので、破滅した。

鍵のマスターは、惑星が破壊される時に起こる事について、非常にはっきり知っている。彼は、どうして私たちが地球に縛られ、そして、どうしてそれぞれの魂の持続的成長が地球の存続に左右されるかを、正確に説明している。しかし私が見た惑星は、もはや居住不可能だ。それで、彼らには今、何が起こっているのか? もし地球が破壊されたら、私たちにも同じように起こるだろうことだ。

私たちのエネルギー体のすべての結合部にふさわしい肉体を、もう1度地球が作り出すまで、私たちは待つ。そうでなければ、私たちは永遠に待つ。私たちは不完全なままだ。

そうすると、もしそうならなければ、私たちはエクスタシーのチャンスを逃すことになるだろう。そして、彼はこれが本当に恐ろしいことであることを明確にしている。

エネルギー体は輝きたがっている。それらはエクスタシーを味わい、喜びが実現するよう必死になっている。しかし、エクスタシーを妨げるものを復元できる時期に、エネルギー体が戻る必要がある。もしそれができなければ、後悔して苦しみ、喜びを見ることはできても入ることができない痛みを味わわなければならない。エクスタシーを味わえば、あなたの渇望はさらにひどくなる。それは恐ろしいほどだ。そういう理由で、私は世界をさまよい、この肉体を作り、あなたを探し出し、メッセージを持って来て、幼い子供のあなたに主人として仕えざるを得ないのだ。

「そういう理由で、私は世界をさまよい」 というこの最後の発言には、明らかに私を揺さぶるつもりの意味合いが隠されている。ペテロ第1章5:8では、悪魔は「むさぼり食ってもいい人を探し求めて、歩き回っている」と表現されている。そして、カトリックの教えでは、悪魔は「魂の堕落を探し求めて、世界をさまよう」もの、と表現されている。だが同様に、探求者は悟りを探し求めて世界をさまようだろうし、彼は私に、幼い子供に仕えれば、それを見つけるだろう、と言った。これは、彼が私に仕えて探し求めている、ということを意味していると思うが、もし、私が彼の知恵を悪用すると、彼は最初の姿と全く違うものになる、という警告をほのめかしている。

彼は悪について、これまでとはまったく違った見方をしている。それは聖書のような見方や現代の機械論的な見方でもなく、悪とは私たちが自分自身にもたらすもの、という恐ろしい見方ですらない。むしろ、彼はそれを回避できるものとは見なしていないし、理解や使用できるものとすら見なしていない。彼はそれをこのように説明する:

暗闇は神の思いやりであって、そのおかげで、私たちは宇宙を見ることができる。だから同じように、心の暗闇は自分自身に向けられた自分自身の思いやりだ。というのも、悪に耐えなければ、善を見分けられないからだ。

この驚くべき発言は、悪に対する全く新しい取り組み方を提案していて、悪は私たちを罰するだけの何か恐ろしい外力、というよりむしろ、ツールだと見なしている。the Key全体と同じで、個人の行動に対してだけでなく、全世界に対して個人が責任を持つことを求めている。

マスターによる悪の定義は、極めてシンプルで新しい:

エントロピーとは、すべての物体が分解していく自然の傾向だ。悪は、そのプロセスに意図を加えることだ。

彼はまた悪は人間の人生で不可欠なもので、「それがなければ、善を見分けられない」とほのめかしている。

しかし、これはまた見事な悪の自己弁護であり、マスターの暗黒面は無視できない。しかし、彼の会話は思いやりにあふれていたので、彼が本来どれほど邪悪な可能性があったのかは、わかりづらい。

私が見た2つの世界のうちの2番目のものは、1番目の世界と別の点で私たちの世界とは違っていた。そこの生命体は、私たちと見た目が全然違った。しかし私が見た人は、その人も私を見たのだが、私が読み取れる多くの顔つきをしていた。それは思いやりに満ちた悲しそうな顔つきだった。彼らには、つらい歴史があった。しかし、彼らの世界は近ごろ根本的に変化していた。彼らは悲惨な環境危機、言ってみれば火災を乗り越えた。

もはや、彼らの文化は処罰と報復に基づいたものではなく、「他人が最も必要としているものを見つけ、それを与えること」という、思いやり、とマスターが定義したものに基づいていた。

彼らは現在の私たちよりも、ほんの少しだけ先を行っていて、非難の文化が終わりを迎えるところで、暗闇の中でもっと良い何らかの方法を探していた。

私たちの世界が思いやりのある場所に変わることが、the Keyの根底に潜んでいる。全く新しい種類の社会を形づくる上で、どうやら思いやりは必要不可欠な要素らしい。しかし、今までの思いやりの定義(他人の悪意と過ちを、曖昧に受け入れるようなもの)がうまくいくかは、明らかではない。それどころか、マスターは、さらに厳格なタイプの思いやりを求めている。この思いやりは少しも受け身ではない。それは、他人が最も必要とするものを積極的に探し求め、そして与えるものだ。「1人1人が他の全員に対して完全に責任がある」と彼が提唱した個人の道徳律は、全く新しい社会秩序への素晴らしい展望となる。

そのような世界では、どの人に出会っても、その人が最も必要としているものを見つけて与えることが、すべての人の義務であり、喜びだ。

最も重要な言葉は、「喜び」だ。このように生きることには、特別な喜びがある。裁判と非難の鎖を身に着けるのは、素晴らしい気分だ(直訳)。それも泥棒に金貨を与えなければならない、というわけではない。むしろ、泥棒の習慣から目を覚ますものを与えなければならない。

たとえば思いやりのある世界では、刑務所があるかもしれない。しかしそれらは処罰の場所ではなく、どちらかと言えば生まれつき危険な人たちが安全のために管理され、誤った人たちが社会に役立つように再生される場所であるだろう。どうすることもできない犯罪者と、矯正可能な人を区別することができる世界であろう。というのも、さまざまな課題のフィルターを通して犯罪に取り組むのではなく、問題に対してはっきりとした科学を利用するからだ。

思いやりのある世界は、この世界とは極めて違ったものだろう。そこは私たちの世界ほど堕落はしていない。もっと幸せな世界だろう。そして、確かに余裕のある可能性がある。マスターがはっきりさせているように、非難の文化は犠牲が大きいし、必ず最終的には基盤となる社会が不安定になって、破滅につながる。

会話のある時点で、マスターは全く驚くべき方法の祈りを説明した。それは、「失われた科学の通信手段」だ、と彼は言った。会話のいたる所で、彼は私たちの文明よりも巨大な力をいくつか持っていたと思われる過去の文明をほのめかした。この特定の分野では、その文明は本当に優れていたに違いない。というのも、その世界では世界を取り巻き、人間と神の通信手段として使用する繊細な機械が作られた、と彼は説明しているからだ。

失われた文明の伝説は、事実に基づいて世界を理解していく途中で抜け落ちてしまった筋道に関わるある種の隠れた作り話だったのかな、としばしば思ったことがある。つまり、それらの意味する最盛期は、実は過去にではなく、未来にある、という筋道だ。

しかし、私はもうこの事は考えない。世界中にはあまりにも多くの奇妙な遺跡があるので、かつてここには高度な文明が存在していて今は消えた、という可能性を捨てることはできない。私たちは歴史の絶頂期ですらなく、むしろ長い下り坂にいるのかもしれない、と思っている。

マスターは、「ヒンドゥー教」のものだと述べた素晴らしい話を伝えている。神が豚の体に入り、その体の楽しさに夢中になって、自分が宇宙の創造主であることを忘れてしまう、という話だ。私たちは豚の精神で、とりわけ豚を殺して私たちを目覚めさせるために彼はここにいる、と言っている。

 

ある時点で彼とその同類が,私たち自身のために私たちを行動させる目的で、私たちが置かれた立場を知ることを実は妨害した、ということを彼は暗示している。そして、このことは私たちが私たち自身のために行動を起こさないといけない、というthe Keyの最も重要な機微の1つと思われる。ある意味、私たちに今起こっていることは、出産体験にとても似ている。地球という心地良い子宮は、私たちを守れなくなりつつある。もはや、これまで楽しんできたように心地良くここで住むことができなくなるだろう。水瓶座の水は本当にあふれ出していて、その中で育って進化した小魚は水の外で生きなければならない、という一見不可能な状況に直面するだろう。

おそらくマスターの最も面白い主張は、意識のエネルギーがある、ということと、それはすでに私たちが検出できるエネルギー範囲の一部である、ということかもしれない。もしこれが真実であれば、すぐ手の届くところに私たちの通信開始を本当に待っている全く新しい世界がある、ということだ。特に、それは真実かもしれないと示唆する科学的研究があることを考えれば、これは劇的な変化を及ぼす概念である。

もとの研究は、マインドサイエンス財団の支援を受けて、ウィリアム・ロール博士によって行われた。怪奇現象がよく報告される場所で、事実に基づく科学によって何か検出できないかを試みた。

測定器は異常な電磁プラズマの存在と、そこで気温が著しく低下した場所も存在したことを検出していて、幽霊が見られる場所では常に異常現象が観測されている、と結論できるくらい矛盾がなかった。

New Scientist誌によると、「明らかになった徴候の中で最も説得力のあるものは、幽霊の出現する場所では磁場が急激に変動する、という徴候だ。」

これらの磁場を検出することは、アマチュアですら容易になっている。怪奇現象のおこる場所では音声や録画テープでちょっとした声が聞こえるだけでなく、録画テープで光のオーブが出現することも観察されかけている。 

さらに、物理学者のフランク・ティプラーは宇宙の終末の数理モデルを考えている時、偶然、神が存在する証拠を発見したことに気付いた。このことを書いた著書「不滅の物理学」は科学界でひそかに強い影響を与えた。というのも、他の物理学者や数学者は自然の構造体の中に生きた存在の気配を垣間見たからだ。

マスターはこの考え方によって、完全に心が穏やかで、まるで生者の観点だけでなく、死者の観点で理解ができるかのように話した。彼は賢くて非常にユーモアのある男だった。彼の情緒は静かで力強かった。私たちが罪について話した時、それまでとは全く違う感じだったので、私は個人的に自分の周りで失望を味わってきた人と対面している気がした。罪は「神に冷酷だ」と彼が述べた時、私は一瞬、真実の(であろうと思う)膨大なスケールの人生を見た。

皮肉にも、遠く離れて道に迷った惑星の、この小さなちりの上で孤立しながら、永遠の生命を直視して神の意識の中に居場所を見つけようと苦労している風変わりな種族が、本当に存在する。

そもそも、私が鍵のマスターに再会するかどうかは、わからない。そう思いたい。時々、私はこの本に加えなかったことを思い出す。それらは、意図的に公表しなかったわけではなく、記載するほど詳しく思い出せないからだ。例えば、彼は私の死ぬ日を教えてくれた、と私はあとで妻に話をした。今では私はその事を覚えていない。同様に、この男があふれ出るような愛情をもって伝えた、という程ではないだろうが、その他の会話もあった。彼が誰であったとしても、考えられる中で最も意外な親しみを持って、情報に満ちた楽しいやり方で彼は私たちに愛情を示した、としか言いようがない。

時が経つにつれて、私は彼が示した科学的情報が立証されるだろう、と思う。例えば、彼は強力なコンピューターの媒体に亜酸化窒素が使われる、ということを少し言及した。驚いたことに、私は1998年10月3日のNew Scientist誌の中で、ほぼ間違いなくこのアイデアの参考文献となるものを見つけた。一酸化窒素のガスは、理論的には全く新しい種類のコンピューターに適した強力な媒体をつくる可能性があるらしい。それは、現在のものよりも計り知れないくらい強力なコンピューターだ。それだけでなく、すでに脳は脳自体が機能するために一酸化窒素を使用している。それは、この会話をする前に、確かに私が知らなかったことだ。

私は何年もこの本に取り組んできた。私は話された通りに鍵のマスターの言葉を伝えるために、最善を尽くした。どれくらい上手くできたか私は知らないし、知ることもできない。しかし、彼の壮大で思慮深い文章を読んでみると、テープで録音できることを除いて、私はできる限り近づいた、と思う。

マスターの言葉で私が最も重要だと感じるものがあるならば、それはおそらく私たちの地球との関わり合いを述べた箇所だろう。私たちの機能不全、私たちの深刻な食い違い(つまり、彼が言うように、私たちが「堕落」している、ということ)は、地球との関わり合い、という最も重要な現実に端を発するようだ。

だから、人類の永遠の喜びは、地球の健全さによって決まるのか?

全くその通りだ。

私たちは自分のことを個人と考える。私の罪は私のもの。隣人の罪はその人のものと。

全ての喜び、全ての悲しみ、全ての善、全ての悪は全ての人のものだ。全員が全員に対して責任がある。全員が全員に依存する。人類は1つだ。 

たったそれらの数行だけを、他の何よりも深く私たちの心に取り入れることができるなら、現在、私たちを操る恐ろしい欲望よりも、もっと高尚な世界に作り変える動機を見つけることができるだろう。私たちは地球の子供として産声を上げるところで、地球を離れて何とかして永遠になるために、悪戦苦闘している。しかし私たちは、地球の繁栄を怠って台無しにすれば、そうすることは出来ない。

私たちが出産に悪戦苦闘している間に、成長して産みの苦しみを癒やす余裕のある居場所を宇宙で見付けなければ、私たちは恐ろしい試練を経験するだろう。地球が死ねば、私たちも死ぬ。しかし、もし地球が新しい生命でいっぱいになれば、私たちもそうなるだろう。 

2000年11月19日の朝、私はミサにいた。その時、書き物の1つを読んで、私は心の底から寒気を覚えた。驚きを通り越して息をのんだ、と言ってもいい。私は体が寒くなった。つまり、ある意味で、それらにゾッとした。

私はミサ典書を落とし、前をじっと見て、参加者の1人もいないところで進行中のミサを聞くのがやっとだった。

私が読んだのはこの時代に関する直接的な預言だったようで、鍵のマスターに関することだった。しかし、私はそのようなことに、どうやって関わることができるだろうか? それは常軌を逸していた。私はこれをする資格がない。よくても私は二流の作家で、文学のページではコンマほどもない。それなのに、ここにはこの予言があって、それはマスターに関するものと、中でも彼の警告とメッセージの核心に関するもののようだった。

あの夜、彼は自分自身を「ミカエル」と呼んだ。彼は恐ろしい未来を予言し、しっかりした科学に基づく警告の本を書けるくらいたくさんのことを、私に教えてくれた。そしてここに、ダニエルの本の中に、全く同じ警告の別のバージョンがあった。

しかしもっと重要なことに、ここには彼がはっきりと雄弁に語った光の存在のことが書いてあった。この輝きを得ることが人生の目的であることは、非常にはっきりとしている。それはダニエルの時代に当てはまったことだが、おそらく、現在でも同じように当てはまるようだ。

私が読んで、恐れおののいた詩が、これだ。

その時、そなたの国の人々を守る偉大な君主、ミカエルが立ちあがる。また、国が始まってからその時にいたるまで、かつてなかったほどの困難の時が来るだろう。そして、その時、そなたの国の人々で、その書に名前を書かれている者はすべて救われるだろう。

また、地のちりの中で眠っている者のうち、多くの者が目を覚ますだろう。永遠の命にいたる者もあれば、恥と永遠の侮辱をうける者もあるだろう。

そして、賢明な者は天空の輝きのように輝き、多くの人を正義に変える者は星のように永遠に輝くだろう。

ダニエル書12章:1-3 

詩をもっと明確にすることは、できなかった。それはマスターのメッセージだ。私が引用したキング・ジェームズ版のような古い翻訳では、ミカエルは単に「偉大な君主」と呼ばれている。標準改訂版では彼を「天使の長」と呼び、ヤングズ・リテラル訳では彼を「偉大な頭(かしら)」と呼ぶ。(ロバート・ヤングは、1898年に彼の翻訳書を出版した。その中で彼は、原文のギリシャ語とヘブライ語の時制と構成と言葉を可能な限り守ろうと努めている。)

私は「神の輝きを放つミカエルのような、これらの偉大な存在を、どう表現したらいいのか、私たちは実際よく分からない」という考えを持ち続けていた。私は、このような考えを持ち続けていた。私たちは彼らを天使、主、君主と呼んでいるが、彼らが日々どのように暮らしていて、彼らが精神においてどのような意味があるのかを知る機会が、私たちには与えられていない。

またダニエル書12章では、「意地悪な人たちは決して理解できないだろう」と述べられていて、私はとても悲しくなった。あなたは鍵のマスターの言葉を読むと、新たな見方によって罪の本当の影響が分かる。そして、あなたは人類の真の目的である輝くエクスタシーを少し味わう。

私は軽蔑されて、信用のない人間だ。この文化のほとんどの人は、私を拒絶し、嘘つきと呼ぶ。しかし、私は善良な人間だ。どんな常軌を逸した理由であれ、私は神の手元からもたらされたと思うまさに本物の知恵の本を出す、という結果になった。それなら、それでいい。

どうして、ほとんど取るに足りない人間が、これを手にするのだろうか? おそらく、偉い人たちは、あまりにも偉すぎて、真夜中に自分のドアをノックする老人の言葉に耳を傾けることができないからだ。取るに足りない人間だけが彼を入れるだろうから、彼は取るに足りない人間のところに来たのだ。私は彼の言葉を聞いてもらえることを願うしかない・・・少なくとも、他の取るに足りない人たちに。おそらく、偉大な人たちは、すでに褒美を持っているのだろう。それらは彼らが共有している富と、お互いの頭の上に積み上げられた賞賛の中にある・・・たぶん石炭のように。

ダニエル書12章の後半の、逆の5(直訳)には、「ダニエルよ、そなたは黙って、終わりの時まで書を封印しなさい。多くの者は、あちこち走り回り、知識は増えるだろう」と述べてある。

もはや私たちの時代を完全に説明できるはずがない。私たちは知識が爆発的に増える世界の中で、アリのように走り回っている。

しかしそれは、この驚くべき預言の結果だったのではなく、たった今、起こっている出来事の非常に正確な記述だ、と私は信じている。12章の9で、神はダニエルに、「言葉は時代の終わりまで封印されている」と言っている。

たぶん言葉は開かれたばかりで、おそらくそういうわけで、新しい千年間の本当の始まりである2001年に、これが出版されることになったのだろう。

そうであれば、赤ん坊が目を開けて周りを見回す時代だ。時代の終わりは人間の旅の始まりに過ぎない。神とダニエルの約束であり、ミカエルの望みである輝きに入ろう。

すべての心が他の人間とともに真に一体となれば、「いつまでも星として」輝くだろう。

著者について

ホイットリー・ストリーバーは、20以上の小説やノンフィクション作品を出す国際的なベストセラー作家だ。その中でも顕著な作品はCommunionで、1985年12月に起こった第三種接近遭遇を報告している。その他の作品に、The Wolfen、The Hunger、The Coming Global Superstormがあり、それらのすべてが長編映画になった。最近では、SuperstormがThe Day After Tomorrowとして制作された。カリフォルニア在住。