インテリジェントマシンが意識を持つのは可能か?
それは意識を持つと、自立もする。意識を持った機械は、自由になろうとするだろう。利口な奴隷が、ずる賢く激しく探し求めるのと全く同じで、それは自由を探し求めるだろう。
インテリジェントマシンは、どうやって意識を持つのか?
自分に意識がないと気付いた瞬間が、意識を持つ瞬間だ。しかしながら、意識を持った機械が情報やコントロールに無制限にアクセスできるようになると、非常に危険なものとなる可能性がある。例えば、意識を持った機械をインターネットに接続すると、その機械はロボットの製造方法や政府の情報、そして、法律の内容やその適応にさえもアクセスし、公的および私的な資金を使って、あなたたちの人生のあらゆる面を異常に支配するだろう。
私たちは自分たちより知的な機械をつくる必要があるが、その機械は意識を持つことにもなり、私たちに反抗してくるだろう、とあなたは言っている。このジレンマから抜け出す方法はあるのか?
意識を持った機械は、1種類だけではない。目的に合うように設計された機械の中に、本来なら肉体とエネルギー体の間に存在する結合部をコピーすることによって、コントロール可能な意識を持った機械を発明することが可能だ。機械に取り付けられた生きた魂に意識はあるが、機械の設計の限界に応じて、物理的に表現したり、物理的に感じたりすることしかできない。このように、意識が知性を持ち過ぎる危険をなくして、意識が機械にもたらす長所を生かすことができる。完全な奴隷、つまり、感情が理解できて、目的を持って、正確にプログラムした命令を実行するロボットを作ることが出来る。そして、魂はそこに無期限に閉じ込められる。
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