私の手がかりは、ここまでだ。私は、彼に関するもっと確かなものを、何一つ見つけることができなかった。彼は宇宙人、あるいは彼が述べたように地球に居候している人間の一人、あるいは神の使者、あるいは神の化身ですらあったのかもしれない。彼はまた、非常に優秀でそれゆえ非常に利口でもある私の本のファンであって、朝の3時に私の不意をつくことで、彼の繊細なメッセージや提言に私が影響を受けやすくすることに成功したのかもしれない。

この男の正体について最終的な結論が出せれば、信じられないほど面白いだろう。鍵のマスターの言葉を読めば、彼が卓越した知識の持ち主であることを誰も疑わない、と思う。しかしながら、私はまた、繊細さと曖昧さを兼ね備えたこのマスターは、彼が神を見るのと同じように、自分をホログラフ的に見せたかったのかも、と疑っている。普通の人に話しているように感じる時もあれば、彼が天使のような力強さと喜びに満ちた貫禄を備えているように思える時もあった。彼が「神に冷酷だ」という言葉を述べた時、これは神だ、という感情が私の心の中に生じた。憐れみの口調がとても優しく、それにも関わらず、とても崇高であったので、その瞬間、宇宙の偉大な神がまさにそこに座っていて、深い自らの想像を絶するほどの膨大な苦痛を表現している、と容易に感じることができた。

彼は、非常に力強く私を奮い立たせた。私の友人の作曲家と同じように、私の残りの人生は、彼と過ごした時間を中心に展開するだろう。この男は真実を知っていて真実を語っている、というある種の確信が、私の心の底に満ちている。彼が質問に答えなかった、という裏には、それらが妥当な真実の質問である、というある種の確固たるものがある。その情報の裏には、同じように真実が感じ取れる。

もし、鍵のマスターが本当に真実を伝えたのであれば、彼は、私たちが全く違った種族になる方法を示した。こういった意味で、彼の言葉は進化の原動力である。それらは、私たちの世界の見通しのきかない暗闇の中の1つの光であり、もしかしたら、そこから私たちは新しい人類全体を作り上げることができるのかもしれない。 

UFO接近遭遇-未訳本の紹介

UFO関連で日本語訳のない洋書を紹介しています。 あらすじを参考に原書の確認をおすすめします。 私は本の内容を見抜く目を持っていません。 ご自身でご判断いただければ幸いです。 https://www.instagram.com/daisuke_ufo/ https://twitter.com/UFO_Tom

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