私は彼に、魂とは何か、と尋ねると、彼は、潜在的な「光の体(radiant body)」だ、と答えた。「意識のエネルギーから作られるもの」だと。

それは取り扱えないことはないが、実際それに関与するには、それとの関係性を作らなければならない、と彼は言った。そして、こう付け加えた。「それは電磁スペクトルの一部分であり、現在の科学で簡単に検出できる」と。

ウィリアム・ロールのような研究者は、プラズマが幽霊のような存在と関連している証拠を提示し、比較的単純な機器を使って、これを行った。マスターは、この分野をさらに勉強する素晴らしいきっかけをくれた。つまり「未知の国がすぐ近くにできるかもしれない。」ということだ。

こうなると、私たちの世界は根本的に変わるかもしれない。実際、私たち人類は二つの部分、つまり一つは肉体で、もう一つはプラズマ状態のようなものに分かれているように思える。まるで、一つの脳が脳梁離断術を受けたように、二つの半球に分断されたようなものだ。

結局のところ、私は魂が実際は物理世界の一部である、ということを受け入れるようになった。それは電磁界が物理世界の一部であるのと全く同じだ。しかし、この正確な意味は、はっきりしていない、と思う。私の中では「魂は存在するのか?」から「どうしたら魂の存在を理解できるのか?」に質問が進歩した。

多分、死者は彼らの側から私たちの間の亀裂を修復する手助けができるのだろう。もしそうなら、彼らと有意義に交流すれば、私たちは他人との間のギャップをなくせるかもしれない。

いずれにしても、もし死者が存在し、彼らと信頼性と再現性のあるコミュニケーションが可能になれば、世界史的に大革命となるだろう。

彼は、私たちの世界は「堕落」した世界だ、と表現した。そして、「あなたたちは自分自身に対する計画を持っていないので、あなたたちには計画がない。」と言った。彼はあからさまには言わなかったが、私たちが世界をありのままに見ることができず、死後の世界があることを絶えず否定する理由は、自分自身が罪深くて不十分であるという未熟で耐え難い真実に向き合わねばいけないからだ、ということを強くほのめかした。

この驚くべき男は、会話の初めから終わりまで、力強く一貫して道徳を奨励した。まるで、道徳的な人生を送れば本当の自分が見えてくる、と言わんばかりだった。

UFO接近遭遇-未訳本の紹介

UFO関連で日本語訳のない洋書を紹介しています。 あらすじを参考に原書の確認をおすすめします。 私は本の内容を見抜く目を持っていません。 ご自身でご判断いただければ幸いです。 https://www.instagram.com/daisuke_ufo/ https://twitter.com/UFO_Tom

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