私は、マスターが「魂とは意識のエネルギーである」と説明したことを思い出した。科学技術を使ってそのようなエネルギーにアクセスすることは可能で、彼は悪用される可能性のあることも不安視していた。そして、私は死者とビジターが一緒に出現するように見える事を思い出した。

かつて、ある男性が私に電話をかけて、彼の7歳の子供が寝室で多くのこのような生命体に起こされた、と説明した。その子の兄も、一緒にいたらしい。兄は両親に、自分は大丈夫だ、と言っていた。その直後、彼の妻は巨大な光がすごいスピードで家から離れていくのを目撃した。

彼は、私の著作権代理人を通じて連絡してきた。そして、これが他の人にも起こっているのかを、非常に知りたがっていた。

私は、それはよくある接近遭遇体験だ、と教えることができた。もっとも、それはUFO研究家が報告しているわけではない。というのも、実は全く予想外の、ほとんど知られていない何かが起こっている、と明らかに言えるからだ。

彼がこのことを熱心に知りたがったのは、彼の17歳の長男が、前の週に自動車事故で亡くなったからだ。

もう1つ事件が起こった。これもグレニーズ・マッケイが関わっていた。このことで、魂に関するマスターの詳しい説明が、ある意味で正しいことを確信した。魂は肉体の死後も実際に存続し、おそらく生きていた人の幻影のようなものでなく、理路整然として存在する。

アンと私は、グレニーズと彼女の夫を車に乗せて、ディナーに向っていた。私は彼女に、いつも死者を見るのか、と尋ねた。彼女は見る、と答えた。それで、その時に私たちと一緒に死者がいるのか、と聞いた。彼女は、ええ、死者があなたと一緒にいる、と言った。その男は、タキシードを着て、ピアノを弾いていた。それから彼女は、バイオリンも、と付け加えた。

私はクラッシック音楽が好きで、かなり広い範囲の演奏者を聞いて、楽しんでいた。しかし、彼女は「彼は自分の名前はミルトンだ、と言っている」と言った。

私は驚いて、高速道路から転落しそうになった。彼女は誘導尋問をしなかった。実際、全くしなかった。彼女は単に見たものを言っただけだ。

私が子供の頃、通りの反対側に住んでいた年長の少年が、ピアノとバイオリンを弾いていた。彼は地元の交響楽団のバイオリン奏者になり、演奏中はタキシードを着ていた。

彼の名前はミルトンだった。彼が70年代の初めに亡くなったことは知っていたが、少なくとも30年は、彼のことを全く考えていなかった。

あちらには、何かがいる。何かが生きている。そして、それは私たちの生活や交友関係を見事に把握している。それは鍵のマスターが言った通りだ、と思いたい。

UFO接近遭遇-未訳本の紹介

UFO関連で日本語訳のない洋書を紹介しています。 あらすじを参考に原書の確認をおすすめします。 私は本の内容を見抜く目を持っていません。 ご自身でご判断いただければ幸いです。 https://www.instagram.com/daisuke_ufo/ https://twitter.com/UFO_Tom

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