第21章 「オゥ」のマスター
(訳注:第21章は全訳して10分割しました)
21-1
・少し先の方に巨大な円筒形の機体が見えてきました。
・私たちは間違いなくその見た目の奇妙な乗り物に向かっていました。
・それは金属製の葉巻型の胴体をしているのが見えました。
・ゆっくりと回転する3つの輪が本体の縁からはみ出ていましたが、母船は静止していました。
・輪の内側の縁には入り口があり、そこから光と蒸気や霧が外に向かって放射され、霧状の雲となって機体の表面の一部を覆い隠しているようでした。
・前後の輪は同じ方向に回転し、真ん中の輪は反対方向に回転していました。
・大きな母船は宙に浮いていて、例の生き物たちの乗った宇宙船が白と赤の光で照らされた片方の端に向かって接近して、旋回していました。
・細長い船の巨大な入り口が二重に隔てられたねじれ装置によって自動的に開き、生き物たちの小さな球状の宇宙船は金属とガラスでできているような広い開口部に入ることを許可されました。
・この開いた空間の中には段階的に配列された着陸フロアがあり、フロアには宇宙船が着陸できる窪んだスペースがありました。
・母船の中心部に通じる2つの大きなドアと、いくつかの階段がありました。
・生き物たちが球体を着陸させて、私たちは外に出ました。
・私たちがそこに立っていると、1人の長老が出てきて迎えてくれました。
・長老は私たちをこの巨大な船の内部に案内してくれました。
・ザ・ワンの前に連れて行かれるのは、これで3回目だということを忘れないでください。
・この時、私たちは小さな船から出てきて、そこに立って待っていました。
・背の高い白髪の生き物が階段を降りて私たちの方にやって来て、階段を上ってついてくるように合図しました。
・私たちがついて行くと、大きなドアを通って、とても明るい長い廊下に入って行きました。
・それから彼は、私と一緒にいた2人の生き物に待機するように伝え、私について来ることを望みました。
・私たちが立ち去る時、宙に浮くのではなく自分の足で歩くことができたので、驚きました。
・この長い廊下を進んでいくと、両側に他の部屋や出入り口があるように見えました。
・私たちはさらにいくつかの階段を歩いて上りましたが、これはとても長い廊下のようでした。
・その後、別の階段で立ち止まり、もう1つ上のレベルに行くと、彼は私にそこで待つように言いました。
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