21-8
・その頃に長老が私に近づき、「これから地球への旅に出ます。」と言いました。
・彼は私に服を脱がなければならないと言いました。
・彼がそう言った途端、私は驚きました。
・というのも、突然、私は体から浮き上がり、同時に2つの場所にいたからです。
・生気のない自分の体を驚いて振り返ると、長老がすぐに美しい紫色の光の球を手渡し、持っておくように言いました。
・私たちは揺れる水の波のような大きな出入口に移動しました。
・長老は私の肩に手を置いて、私たちは黙って光の波が動く不思議な場所に入りました。
・暗くなり、森の中でホームレスの男らしき人たちが横になって眠っているのが見えました。
・そのうちの1人が目を覚まして立ち上がると、ぼうっと輝き始め、こちらに近づいてきました。
・長老はローブから色のついた小さな光の球をいくつか取り出し、それらを指輪のように左手の指にはめて、輝いている若い男に手を伸ばしました。
・若い男が手を伸ばしていくつかの指輪を取ると、それらの指輪は小さな球(オーブ)に戻ったようでした。
・紫色の大きな球を手に持つと、この不思議な光の球の内部で間違いなく何かが動いているのを見て感じることができました。
・煙のようにエネルギーが移動している紫色の波が揺れていました。
・長老が「これから別の場所に行かなければならない。」と言って、もう一度私の肩を触ると、明るい光が見えて、私たちは病室のような別の場所にいました。
・その部屋にはベッドが置かれていて、そこには重病のような高齢の男性がいました。
・そしてベッドの横は黒人の女性が座っていて、その男性を見守っているようでした。
・彼女は頭を下げて、祈っているようでした。
・何かとても奇妙なことが起こっていました。
・というのも、2体の黒くて細い生き物が、老人の頭を引っ張りながら宙に浮いているのが見えたからです。
・まるで、その人の体から魂や精神を引き抜こうとしているようでした。
・彼の胸元には光の生き物がいて、彼をしっかりつかんで引き戻そうとしていました。
・変な生き物の間で、生死をかけた戦いが行われているのがわかりました。
・背の高い長老はローブから2つの小さな光の球を取り出し、それらを醜い黒い生き物に向けて投げました。
・光が彼らに当たると、彼らはすぐに飛んで行きました。
・長老が再び私の肩に手を置くと、紫色の光の球が突然鮮やかな緑色に変わりましたが、球の中の物質は動き続けていました。
・それから長老が私に「もう一度行かなければなりません。」と言うと、まぶしい白い光が現れ、私たちは森の中に戻ってきました。
・まるで、長老か光の球のどちらかが周囲の光の力を変える能力を持っているかのようで、私たちはどういうわけか白い閃光によって、ある場所から別の場所へと瞬時に移動していました。
・長老が私の前を歩くと、私が両腕で抱えている光の球の内部が渦巻くような青色に変わり始めました。
・私はこの素晴らしい光の球を持ち続けたいと思いました。
・なぜなら、この光の球には何か強い力があるように思えたからです。
・この森を進んでいくと、青いスーツを着た2人の灰色の生き物が銀色の船のそばに立っていました。
・彼らは私たちをずっと待っていたようで、私たちが近づくと、青い球が水色に変わり始め、さらに白い光に変わっていきました。
・私は何が起きたのだろうと思いながら、船に乗り込み、別の部屋に連れて行かれました。
・生き物たちは部屋を出て行き、そこに立っているのは背の高い長老と私だけになりました。
・船が地面から浮き上がったかどうかは分かりませんでした。
・この部屋は空っぽでしたが、明るく照らされていました。
・そのとき突然、私の腕の中にある美しい光の球が紫色に戻りました。
・美しい球体の中ではエネルギーが変わりなく回転しているのが見えました。
・長老と私はちょっとそこに立って待っていました。
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