21-10
・灰色の生き物が銀色の船に向かって歩いていくのが見え、長老と私は彼のすぐ後ろに続きました。
・すぐに灰色の生き物は乗船を始めました。
・私が長老の横に立つと、彼は私の頭頂部を触り、ビー玉くらいの大きさの光の球を3つ渡してくれました。
・私はそれらを受け取って手に持っているうちに、長老が今回は私たちと一緒に来ないことに気がつきました。
・私が船内に入る時、彼は船のそばに立ったままでした。
・灰色の生き物に案内されて別の部屋に入ると、壁に機器が掛けられていました。
・離陸すると、船の窓の周りが明るくなっているのが見えました。
・つまり、上昇するにつれて、暗くなってきました。
・さらに進んでいくと、その生き物は私に別の運搬装置に乗らなければならないことを教えてくれました。
・その生き物に案内されて別の部屋に入ると、部屋の隅に透明な泡のような球体が用意されていました。
・私はその中に入るように言われました。
・中に入る時、固い感じはなく、まっすぐ通り抜けました。
・部屋と球体の間に隔たりはないようでした。
・球体の中心に座ると、球体は私を乗せたまま船から飛び出しました。
・透明な光の球の中で、まるで空中を移動しているかのようでした。
・下の方に木々のてっぺんが見えてきて、球体が急に下に落ち始めました。
・球体が木々と同じ高さまで下がると、私たちのトレーラーが見えました。
・球体はどんどん下がっていき、ついには地面が見えてきました。
・気がつくと私は木の台の上に立っていて、透明な球は私から離れ、森の方へ飛び立っていきました。
・私は家に帰ってうれしかったので、急いでトレーラーのドアに駆け寄り、ボブがまだぐっすり眠っている寝室に向かいました。
・ベッドの横に着くと、ショックを受けました。
・というのも、自分自身が実際にそこで座っているのを見たからです‥
・けれども、私は自分自身の横に立っていました。
・私は休んでいた自分の体にさっと戻りました。
・私は再び外に出なければならないような奇妙な感覚に襲われました。
・私は立ち上がり、ベッドの足元に移動して、リビングの方に歩いていきました。
・外に出たいという衝動に駆られながらも、「外には出ない」と自分に言い聞かせながら、向きを変えてキッチンテーブルのそばを通り過ぎました。
・私はベッドに戻り、窓の外を見ました。
・外は静まり返っていました。
・虫の声も鳥の声もまったく聞こえず、何事かと思いました。
・その後、森の中で何か木が倒れるような大きな音がしたので、「何が起きているんだろう?」と思って外を見てみました。
・まだ外に出たい気持ちが残っていた頃、森の中で2本目の木が倒れる音がしました。
・木は大きな音を立てて倒れ、重い音を立てていました。
・私はすぐに起き上がって、ベッドの下に降りました。
・ボブがすぐに目を覚まし、「どこへ行くんだ?」と言いました。
・私は彼に「外に行かなければいけないの。何かが私を外に行かなければならないような気分にさせているの。」と言いました。
・ボブはすぐに 「君はどこにも行かない。」と言いました。
・私はベッドに入り、外に出ないといけないというこのひどい感じを彼に伝えました。
・「その気持ちと闘い続けていると、2本の木が倒れる音がしたの。森の中で2本の木が倒れる音がしたの。」と私は言いました。
・突然、私はへとへとになって、横になりました。
・「あなた、明日はあの木を探さないと。」と私は言いました。
・私はもう外に出る必要はないと思い、感謝して眠りにつきました。
・翌日、ボブと私は2本の大きな木が地面に倒れた音がしたキャンプ場の道路を歩いてみました。
・トレーラーを停めていた場所からそれほど離れていないところで、未舗装の道路の端から数メートル離れた森の中に、裂けたばかりの大きなオークの木を2本見つけました。
・ボブは2本の木の写真を撮り、裂けた木から繊維を取り出して調べました。
・植物学の先生が木片を調べたところ、木はしっかりしていて健康であり、2本の健康なオークの木が折れて倒れた原因を特定できませんでした。
・また、もう1つ奇妙なことがありました。
・木の葉っぱの先端が水ぶくれのようになっていたのでした。
・以前、この同じキャンプ場で別のトレーラーに住んでいたのですが、これと同じような体験をしたことがあったので、これは奇妙なことでした。
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