現在、インターネットで調べれば、600万人のユダヤ人の殺害と似た事につながった、同じような心の弱さと眼識のなさが明らかになるだろう。
リーズ卿は最近、「見たところ40%の人々が、進化論に対する証拠を真剣に受け止めていないのは、驚くべきことだ」と論評した。
それにも関わらず、良識のあるどんな人の話でも、その証拠は全く疑いようのないものだ。けれど、ヴォルテールの学説を選ばないと気がすまない人は、実際は少数派のようである。
おそらく、私たちと鍵のマスターのような並外れた立派な人たちとのギャップが大きすぎるので、そのギャップを有意に埋めることができないのだろう。多分、彼らはそういう訳で、しようとしないのだ。
私は、非常に個人的な理由で、このことが分かる。というのも、結局は新しい宗教のようなもの、つまり、多民族に関わる空想や巨大な政府の陰謀という綿密なフィクションを含む宇宙人遭遇という悲しい現代のファンタジー、となるものに、私の体験談をまとめたがっている人たちと、邪魔なくらい頻繁に遭遇するからだ。もっとも、実際は、曖昧で分かりにくく極端に奇妙な体験報告や、それらの体験がもたらす不幸にもやり場のない現実は除くが。
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