第23章 神秘的な帰還
(訳注:第23章は全訳して12分割しました)
23-1
・ベティ: 私が聞いたあの強風は何だったのだろうと思いました。
・私は不思議な静けさを感じました。
・そこは霧さえも落ち着いていて、ほとんど動いていないようでした。
・エリア全体には、非常に明るい光がまだ残っていました。
・とても驚いたことに、私が体験した強い振動は急激に弱まっていきました。
・まるで何かが変わってしまったかのようで、ぜんぜん違っていました。
・私が頭を下げたまま、ただ独りでそこに立っているような静けさでした。
・彼の声が聞こえるのを待っていると、突然、誰かが私の肩に触れました。
・私はショックを受けました。
・もしかして、ザ・ワンなのでしょうか?目を開けるべきでしょうか?
・勇気を出して頭を上げて、目を細めて見ました。
・大きくため息をついて、全身がホッとしました。
・それは約束通りに戻って来てくれた長老でした。
・どうやら私を驚かせたので、私を少し休ませたいと思ったのでしょう。
・それから、もう一度私の肩に腕を置き、ついて来るように言いました。
・私たちは金色、白色とクリスタルでできた床に広がる濃い霧の中を進みました。
・エリアの全体は、未だにすごく白い光に包まれていました。
・私は長老の後を追って、横に、それから下に移動しました。
・ここはまだ、とても明るくて美しいです。
・私は開き直り、先ほどまでの震えがなくなってきて、この不思議な普通ではない出会いにだんだんと気分が良くなってきました。
・ボブ: ちょっとリラックス。ちょっとリラックス。あなたは大丈夫ですよ。
・ベティ: 長老は再び私の方を振り返り、私の肩に手を置いてついて来いというジェスチャーをしたので、私は長老の後をついて行っています。
・私はひと休みするために、何回か深呼吸をしました。
・私は辺り一面にあるこの美しい光の壮大なエネルギーにどれほど感謝したことか、と思いました。
・それはまるで、永遠に続くそれ自身が生きた存在であるかのようでした。
・それは精神です。
・ああ、本当に生命はなんて美しいことでしょう。
・感謝していることがたくさんあります。
・私は驚きました、というのも、類まれな光の美しさを肉体の感覚器官の域を越えて忠実に見て、感じていたからです。
・その暖かさと輝きは多くの恵みを授けてくれます。
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