もしかして、鍵のマスターは、非局所的な所から集められた情報を頭に入れて整理することが可能となる詳しいメカニズムを明らかにしたのか? 彼の言った電磁気的な器官は、光の程度に応じてメラトニンを産生することが知られている謎めいた腺である松果体が中心となる、と彼は述べている。そして、下等動物において、そこには微量の磁鉄鉱が含まれていて、人間の松果体にも含まれる可能性がある、と考えている研究者もいる。中でも注目すべきは、松果体が、N、N-ジメチルトリプタミンやDMT(非常に強力だが短時間の作用しかない幻覚剤)の供給源であることが分かったことだ。

Rick Strassman博士は、著書のDMT:魂の分子(Park Street 出版、2001)の中で、高用量のDMTを投与すると、あらゆる種類の霊的体験が誘発される可能性がある、と解説している。1990年にStrassman博士は、米国で20年間実施する予定の、幻覚剤の影響に関する初めての研究を開始した。彼は、アルバカーキにあるニューメキシコ医科大学で、5年間にわたり60名のボランティアに、DMTを400回投与した。彼は、ボランティアの体験を記録して、「私たちは、目に見えない領域に入る。それらは、普段は感じることができず、その存在をほとんど想像できない領域だ。さらにもっと驚くべきことに、これらの領域には住民がいるようだ」、という記録をもとに論評している。

Strassman博士の研究は、単に松果体を刺激するだけで幻覚が生じる、という仮説に異議を唱えている。「私たちのボランティアの報告は、非常に明確で説得力がありリアルであったので、これは私の患者の夢では一度も聞いたことがなさそうだ、と何度も何度も思った。それは、はるかに異様で、しっかりと記憶されており、内面的に矛盾がなかった。」

さらに、異なるボランティアが、ランダムに起こる幻覚を見ているというよりはむしろ、まるで別の世界の窓を通して見ているかのような記録で一致していた。

UFO接近遭遇-未訳本の紹介

UFO関連で日本語訳のない洋書を紹介しています。 あらすじを参考に原書の確認をおすすめします。 私は本の内容を見抜く目を持っていません。 ご自身でご判断いただければ幸いです。 https://www.instagram.com/daisuke_ufo/ https://twitter.com/UFO_Tom

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