23-12
・私たちはこのエリアを通り過ぎて別の部屋に進むと、そこには明るい光のドアが開いていました。
・その部屋に入り、部屋の向こう側を見ると、3人の光の存在がじっと座っているのが見えました。
・彼らはあぐらをかき、膝の上には曲げた腕と開いた手があり、手のひらを見せています。
・彼らは動かず、ただじっと座っています。
・彼らと一緒にもう1人の長老が立っています。
・もう1人の長老は、例の光と奇妙な水のたらいのあるところで私たちと一緒にいた人に違いないのですが、こっちに来て、そこにある椅子に座りなさい、と私に言いました。
・それは何か見た目の変わった椅子でした。
・座りながら、ちらっと光の存在たちを見ると、もう1人の長老が腕と手を上げて、指を上下に動かしているのに気が付きました。
・3人の光の存在はすぐに立ち上がりました。
・驚いたことに、彼らは立ち上がると、普通の人に変わっていました。
・女性1人と男性2人でした。
・彼らはパジャマを着ていました。
・女性はナイトガウン、1人の男性はパジャマ、もう1人は白いTシャツとボクサーパンツを着ていました。
・突然、私は寒気がして立ち上がりました。
・小柄でがっちりした少し頭の禿げた男はわざと私の方に顔を向けて、まるで私を知っているかのような驚きの表情を見せました。
・その男性はとても見覚えがあって、私たちがみんな白いローブを着ていた時に握手をしてくれた人と同じではないだろうか、とひそかに思いました。
・長老はそのまま3人を移動させ、別の明るい出入り口を通って外に出ました。
・わあ!すごいな、わあ!
・あの時、こんにちは、と私の手を握って、私に電気のような衝撃を走らせた人と同じ人に違いありませんでした。
・彼も私に気付き、だからこそ振り返って私を真っ直ぐ見つめたのだと思います。
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