ベティの家族はすぐに仮死状態になった。
ある生き物が父親のところに行った。
他の4人のリーダーはベティとテレパシーで交信した。
リーダーの身長は150cmほどだった。
他は約120cmほどだった。
全員が大きな洋ナシ型の頭、猫のように大きな包み込むような目、小さな耳と鼻をしていた。
彼らの口は動かない切れ目で、傷跡に似ていた。
それぞれがサム・ブラウンタイプのベルトで飾られた青いつなぎのユニフォームを着ていた。
袖には鳥のバッジが付いていた。
彼らの指は3本だった。
(その後、宇宙船に乗ると、彼らはグローブを着用した。)
足にはブーツのようなものを履いていた。
歩くというよりは浮いていた。
ベティは初め怖かったが、すぐに強い友情を感じて落ち着いた。
家族は大丈夫かと心配していると、生き物たちは11歳の娘のベッキーのこの不思議な無意識状態をいったん解いて、大丈夫であることを約束した。
それからベティは外に連れ出され、裏庭に傾斜した丘の中腹で静止している小さな宇宙船に乗せられた。
乗り物の直径は約6mだった。
それは2つの円盤のようで、一方がもう一方の円盤の上で逆さまになっていて、てっぺんに小さな構造物があった。
小型宇宙船は加速し、より大きな母船と合体したみたいで、ベティはそこで不思議な装置の影響を受け、身体検査を受けた。
その後、彼女は宇宙人のところに連れて行かれ、奇妙な実習を受けた。
その結果、辛かったがうっとりとした宗教的体験を受けることになった。
その日の夜10時40分、ベティは彼女を連れて行った2人の宇宙人によって家に帰された。
家に帰ると、彼女の家族はまだ仮死状態だった。
彼女が留守の間、監視するために1人の生き物が残っていた。
その後、まだ何らかのマインドコントロール下にある家族をベッドに寝かせ、宇宙人は去って行った。
宇宙人は何度かベティに、あることが彼女の心の中に閉じ込められていると告げた。
彼女は指定された時間まで彼らとUFO体験を忘れるように指示された。
彼女が意識して覚えていたのは、その奇妙な遭遇のほんの一部だけだった。停電、窓から差し込む色のついた光、家に入って来る宇宙人。
敬けんなキリスト教徒であるベティはこの生き物を神聖なもの、または天使のようなものと解釈した。
UFOの話題を彼女はほとんど知らなかった。
彼女の学歴はわずか10年で、基本的には家族、教会、地域の社会活動に関心があった。
彼女は自分の体験がUFOとの遭遇であった可能性を考えたのは、ずっと後になってからだ。
1975年、ベティはUFO研究家のJ.アレン・ハイネック博士が一般から個人的なUFO体験を募集しているという地元紙の記事に返事を書いた。
しかし、ベティの手紙にはわずかな情報しか書かれていなかったので、1977年1月に私たちが調査するまでその手紙は保管されたまま忘れ去られていた。
私たちの調査チームは、太陽物理学者、電子工学エンジニア、航空宇宙エンジニア、電気通信スペシャリスト、そして私で構成されていた。
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