第8章 時の博物館
・女の子のような奇妙なブラウスと、だぶだぶのズボンを着けた20歳代の白人男性がいた。
・1人のインディアンがいた。
・彼らは生きている人のように顔色が良かったが、動かなかった。
・彼らめいめいの後ろに異なった景色があるが、それらは色あせていた。
・彼らは、氷の中にいるように見えた。
・まるで奇妙な昔風の服を着た異なる時代の人たちがいるかのようだった。
・子供、赤ん坊、黒人、中国人、まさにすべての異なる民族の人たちがいた。
・犬や猫や、他の動物たちもいた。
・1人が部屋に入って来て、「ほら、大丈夫だ」と言った。
・彼はベティの両手と指を見て、それらを下におろし、そして耳と口から装置を外した。
・ベティは突然浮き上がり、暗い部屋のドアを出た。
・ベティたちは、霧の立ち込めた暗い場所に入った。
・霧の中に3人以上の人たちが立っていて、その後ろに金属製の機械のような変わった物体があるのが見えた。
・真ん中の人がベティの方にやって来て、片手を挙げた。
・彼が手を下ろすと、ベティは後をついて行った。
・彼は、「あなたは家に近づいている」と言った。
・彼はベティをその物体のところへ連れて行き、ベティを浮かせてその中に入れた。
・ふたが下りて来て、ベティは中に閉じ込められた。
・その中で、ベティはたくさんの自分を見た。
・もう一度ふたが勢いよく開くと、すべてが輝く光の場所にいた。
・とても小さな人たちがいて、ベティを浮かせてその物体から出した。
・ベティは、透明なガラスのような大きなブロックの上に乗るように言われた。
・ベティがブロックを踏むと、それらの内部が点灯した。
・ベティは両足を動かした。
・そこの全ては透明なガラスのようで、透明なガラスの森のようだった。
・木々や葉っぱや芝生など、あらゆるものがあった。
・鳥たちは、非常に薄いガラスのようだった。
・非常に美しかったが、すべての動きが止まっていた。
・飛んでいる鳥までいたが、それらは動いていなかった。
・ベティが手を伸ばして蝶に触れると、蝶に全ての色がついて、生き返ってぐるぐる飛びまわった。
・鮮明な黒や青や緑の色があった。
・色が消え始めて、蝶は停止した。
・蝶の形が消えて、すぐに青白い小さな閃光になって、水滴のようになった。
・その水滴から、もとの氷のような蝶に戻った。
・それは驚くべきことだった。
・それは数秒の出来事だった。
・花に触ると美しく色づき、素晴らしい匂いがして、同じようなことが起こった。
・葉っぱも同様であった。
・ベティは「何が起こっているの?」と聞くと、彼は「これは、人類に理解させるために、あなたが覚えておかなければならないことだ」と答えた。
・ベティが「でも、どうして私が触ると、色が変わって飛び去ったの?」と聞くと、彼は「家に帰ればわかるだろう。家とはthe One(神、絶対者、万物の本源)がいるところだ」と答えた。
・ベティたちが歩いていると、その先に巨大なガラスタイプの球体があった。
・ベティが背中でその球体にもたれると、ひっくり返ってガラスの球体の中に入った。
・その透明な乗り物は、巨大な溝のような構造物の中を通して動き始めた。
・それは、何か回転以外の方法で動いた。
・小さな人が、ガラスボールの外からベティを呼んで、ついて来るように言った。
・ベティたちは、ガラスでできた巨大なドアのすぐそばまでやって来た。
・ベティは体から外に出て、2人になった。
・もう一人のコピーは、動いていなかった。
・小さな人が、「では、大きなドアに入れて、the Oneの栄光を見せてあげよう」と言った。
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