第6章 育児室を訪問
・(第5章の続き)
・それらの光はすべて(ベティの前にある別の小さな)宇宙船のドアの中に入って行き、ドアが閉まった。
・大きな宇宙船が近づいて来て、小さな宇宙船の上空に停止した。
・ベティと生き物たちは一列に並んで小さな宇宙船の中に入った。
・ベティたちは大きな丸い部屋に入った。
・滝のように下向きに流れる円柱状の光のカーテンのような物があった。
・その周りを白い光の筋が順番にグルグルと環状に回っていた。
・それらの光の筋は、ベティたちが通り抜ける際のシールドとしての作用がある、と彼らは言った。
・突然(ベティを含む)3人組が白い光の回転する輪に向かって動き出すと、どういうわけかその輪は振動しながら輝くドーナツのように厚くなった。
・それと同時に、ベティのチクチクする痛みは止まり、光のドーナツを通り抜ける通路が出現した。
・ベティたちは前進して、ドーナツのような光のリングを通過したが、光には触れなかった。
・滝のような光のところに近づいたが、それは水ではなく光だった。
・ベティたちは光でできた円柱に入ると、そこは中空だった。
・ベティたちは非常にゆっくりと上に動き始めた。
・ベティたちは上の大きな宇宙船に移動したようだ。
・通路に沿って移動して、部屋に入った。
・3つの背の高いガラスのような円筒形のカプセルが1列に並んで立っていた。
・最初のカプセルには遠隔透視のできる画面のようなものがあって、地面や木や石のようなものが映っていた。
・画面の4つが点灯していた。
・2つ目のカプセルにも4つの画面があって、水や地面のようなものが映っていた。
・3つ目のカプセルにも画面があって、空や雲のようなものと星が映っていた。
・ベティたちはドアを通り抜けて、巨大な生態動物園のような森に入った。
・小さな池の中にすべてのサイズの魚が詰め込まれていた。
・シダ類もあった。
・2つの光の球が浮かんでいた。
・1つは池の上で、もう1つは森の奥深くに見えた。
・いくつもの色とりどりの小さな光がやって来て、池の上の光の球の周りを回り始めた。
・森の奥にあった白い光の球がやって来た。
・その生き物はベティに草地の上に座るように言った。
・池の水が排水され始め、あらゆる大きさの魚がバタバタ跳ねているのが見えた。
・池の底の近くで排水管のような何かが開いて、水が渦を巻いていた。
・水と魚は穴を通って下の水路へ落ちて行った。
・その後、穴が閉じた。
・(池の上で白く光る球の周りを回っていた)小さな球は去り、木や地面など様々な場所に落ち着いた。
・その後、池の水は再び満たされ始めた。
・生き物たちはドアから出て行き、ベティはそこに1人で残された。
・ベティは何度となく地面から身を起こそうとしたが、出来なかった。
・突然、ベティは光のリボンでグルグルと周りを囲まれた。
・警報装置が作動して、2人の生き物が再びその区域に入ってきた。
・1人が小さな四角いきらめく箱を運んで来た。
・すると、リボンは彼が持っているものの中に入った。
・生き物たちがベティを座らせると、ベティの周りには非常に小さな赤ん坊たちが歩き回っていて、それらは人間のように見えた。
・赤ん坊のような生き物は、小さいとはいえ完璧なプロポーションで、大人のように歩くことができた。
・彼らは一まとまりとなって森から出て来て、ベティに興味があるように見えた。
・彼らはとてもかわいらしくて、きれいだった。
・生き物の1人が手に何かを持ってやって来て、ベティに差し出して、それを開けた。
・それは何らかの箱のようで、いたる所がキラキラ光るクリスタルのように見えて美しかった。
・彼はベティにそこにあるものを手に取るように言った。
・ベティが杖のような器具を木々の中の光の方に向けると、それらの光はかすかに光り、まるで生きているかのように美しかった。
・ベティはその器具を彼の言う通りにもっと高く上げると、それらの小さな光は木々からはずれ、空中を通り抜け、小さな赤ん坊たちの眉間に着いた。
・赤ん坊たちはそれぞれの眉間に異なる色の光を1つ受け取った。
・そうすると、赤ん坊たちは一列に並び、白い光の筋の方へ移動していった。
・ベティは悲しい気持ちになったが、赤ん坊たちは楽しそうに白い光のあるところへ行ってしまった。
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