第5章 結婚、トラブル、そして目に見えない苦悩
・ジムはベティをバイクに誘い、姉とその夫のバイクと一緒にニューハンプシャー州の叔母の家に子猫をもらいに行った。
・ベティは17歳になってからも、ジムと一緒にバイクを楽しんだ。
・1954年6月13日、ベティが17歳でジミーが21歳の時に2人は結婚した。
・1955年5月8日に女の子が生まれ、2人はレベッカ・マリー・アンドレアソンと名付けた。
・お金を節約するために買ったトレーラーに住み始めて2か月後の夜、奇妙なことが起こった。
・ベティは男性の優しい声が自分の名前を呼ぶのを聞いた。
・深夜であったし、森の木に囲まれた田舎に住んでいたので、ベティは誰が呼んでいるのか分からなかった。
・時間が経つにつれて、ベティたちはついに家を建てる決心をして、設計図と材料と借金を受け取るためにフィッチバーグの会社を詳しく調べた。
・間もなく建築が始まり、そしてベティは再び妊娠していることが分かった。
・引っ越しをして間もない1956年4月25日、長男のジェイムズが生まれた。
・その後もベティたちは家の仕上げを続けていたが、融資が限度いっぱいになっていた。
・会社が用意した材料のいくつかが基準に合っていないことがわかり、材料を変更するためにさらにお金をつぎ込まなければならなかったが、それは銀行には受け入れられないことだった。
・ベティたちは借金から抜け出すために、家を売らなければならなかった。
・アパートの1階に引っ越しをした6か月後にベティは再び妊娠していることがわかり、ジムは一家の大黒柱としての責任からビールを飲み始めるようになった。
・この頃ベッキー(レベッカ)は2歳半から3歳くらいで、ジミー・ジュニア(ジェイムズ)は1歳2カ月だった。
・アパートの1階に住んでいたある日、ベッキーに不可解なことが起こった。
・ベティは早朝に仕事に行くジムを見送り、子供たちがベビーベッドで眠っているのを確認し、施錠を確認してから寝室で横になった。
・ハッとして目が覚めると、誰かが玄関をノックしていた。
・アパートの隣人が立っていて、ベッキーが裏庭の砂場で裸で座っていることを知らせてくれた。
・ベティはベッキーがどうやって外に出たのか分からなかった。
・何年も経ってから、退行催眠によってその時の不可解な状況が明らかになった。(アンドレアソン事件の遺産 第1章参照)
・1967年、ベティが30歳の時の遭遇体験の記述。(アンドレアソン事件 第1、2章参照)
・遭遇の3日後に青い本を12歳のベッキーに見せた記述。(アンドレアソン事件 第10章参照)
・ベッキーがその本から手を離した時、彼女の手のひらに光の輝きが現れたので、彼女は何かを感じたに違いなかった。
・ベティはその中にかかれた奇妙な図画や文字を学び続けたが、9日目が過ぎてその本は消えた。
・ベティはその2,3ヶ月以内に3人目の子供を産むことになっていた。
・ある晩、ジムは全く家に帰らなくなった。
・ジムはベティたちを見捨てて、知らないところに行ってしまった。
・ベティと子供たちはベティの両親の家に泊めてもらった。
・ベティはジムの居場所もわからず収入もなく出産も近づいていたので、家族は大事なものであることをジムに理解してもらえるように、主に祈り続けた。
・ベティは2人目の息子のマーク・ジェイムズを出産した。
・ジムがベティの両親の家に姿を見せた時、ベティが病院から家に戻って2日たっていた。
・ジムはベティと子供たちがいないと生きていけないと言い、去ったことをとても後悔していた。
・ジムは船の上で働いていたが、船長に説得されてベティのもとに戻った。
・神がベティの祈りを聞き、聖霊の愛が現れて作用したことをベティは知っていた。
・ベティとジムはこれまでと違うアパートを借り、ベティも働きに出た。
・最終的にベティたちは家を買うための貯金を始めることができた。
・ジムの父は退職した後、湖の横の山小屋でほとんどの時間を過ごすようになった。
・ジムの父はウェストミンスターの独りで住んでいる大きな2階建ての家を売りたがっていたので、ジムはその家を買うという選択肢について父と話をした。
・ジムの父は賛成し、2人は引っ越しをして1959年から1963年までその家に住んだ。
・その間に、さらに男の子2人と女の子2人に恵まれた。
・子供の名前はスコット・ジェイムズ、トッド・ジェイムズ、ボニー・ベス、シンディ・ドーンだった。
・ジムは夜にゼネラルエレクトリック社で働き、日中に家の内部の改装をした。
・地下室の下にむき出しの場所があったが、ベティの両親が道向かいの丘の下に住んでいたので、かなり安全であった。
・ある晩ベティは悪い予感がしたので、地下室のドアノブの下に金属製の椅子で強くくさびをした。
・ベティはリビングに戻って本を読んでいると、窓の外側から彼女を凝視する顔を見てショックを受けた。
・赤褐色の髪、太くて濃い眉毛、威嚇的な黒い目をした男が窓の外にいて、ベティをにらみつけてから急に消えた。
・地下室で動く音が聞こえ、誰かがドアを開けようとしていた。
・その後、車のドアのバタンと閉まる音が聞こえ、ライトを消した車が走り去った。
・ある朝、嵐でもないのに所有地の境界にある非常に高い木々が曲がっていて、何本かは倒されていた話。
・ある晩、ベティが睡眠麻痺になった話。
・ある晩、ベッキーが寝室にいた恐ろしい動物から光線によって守られた話。(アンドレアソン事件の遺産 第2章参照)
・1963年か1964年頃、ベティがキッチンの床をモップで拭いている時、ベティは無意識にモップをあげ、まるでどこかへ引っ張られているかのように外に歩いて出た。
・ベティは裏の森の端にある大きな岩の隣まで引っ張られた。
・岩のそばに大きな頭と大きな黒い目をしたベティより少し背の高い人が立っていた。
・ベティは心を通じて多数の声が話しかけてくるのが聞こえた。
・誓いを守るためにベティは多くのことを経験するだろうということと、いくつかの問題がこれから起こるだろうということをベティに話した。
・心配する必要はなく、そのうち理解するだろう、と言った。
・ついに家を購入するのに十分なお金がたまったので、ジムは父親に話を持ちかけた。
・しかし、今となってはジムの父親は家を売りたくなかった。
・ジムの父親は山小屋を売って家に戻る決心をしていた。
・ジムはひどく落胆した。
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