第12章 監視開始(ボブ執筆)
・「アンドレアソン事件」が公開される直前の1978年、ボブたちの自宅の上空にヘリコプターが現れるようになり、空中からの監視が始まった。
・誕生日プレゼントとしてベティに買ってもらった望遠レンズを使って、ボブはこれらのヘリコプターを撮影した。
・機体には連邦法で必要とされるID番号が見られなかったので、これらは普通のヘリコプターではないことがはっきりした。
・1979年の秋にボブたちがチェシャーに引っ越すと、ヘリコプターの低空飛行も一緒に移動して、メリデンの家の上空の飛行が中止されたことを隣人が報告した。
・当初、ヘリコプターはほとんどいつもヒューイ UH-1だった。
・後になって、シコルスキー社のブラックホークとヒューイ UH-1の両方が時には毎日、時には週に5,6回自宅の上空に現れるようになった。
・ボブはヒューイのヘリコプターを製造しているベル・ヘリコプター社に連絡し、ヘリの写真を送ったところ、ベトナム紛争で心理戦用に空軍によって改造された多くのUH 1F BFヘリコプターのうちの1機であることがわかった。
・これらのマークのないヘリの低空飛行は何年にもわたって続き、しばしば休暇中のボブたちの後をついてくることさえあった。
[その他の監視形態]
・ボブたちを車で追いかけるようになった話。
・FBIの写真付き身分証明書を持った2人の男性がボブの職場に現れ、ボブの居場所を知りたがっていた話。
・少なくとも電話盗聴に関して、犯人は空軍の諜報機関かもしれない、とボブは考えている。
・レイ・ファウラーが最初の本を出版すると、国税庁がボブたちに嫌がらせを始めた話。
・空港の発券業者から嫌がらせをうけた話。
・多くの嫌がらせの電話があった話。
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