第16章 人生と家族の旅路
・ベティの2人の娘は高校を卒業後、一緒に空軍に入隊した。
・ボブは仕事で、女の子たちは遠くに離れ、ベティは時間が余っていたので仕事をすることにした。
・ベティはチェシャーのジョンソン出版社に出勤し、市の住所氏名録を更新していた。
・ベティたち6人の女性が絶えず電話を使って名簿のデータに書き込んでいた。
・ある日、その名簿のセールスマンが社長と話をするためにベティの働くオフィスに電話したところ、国防総省とつながった、という話。
・(以下はウォッチャーズ2 第9章を参照)
・ある夏、ベティたちがドライブインの映画を見に行って、映写ブースのすぐ近くに車を停めていると、突然、車の後部で大きな音がした。
・実際に車が揺れて、ベティたちの隣に停車していた男性も車から降りて、自分の車とベティたちの車の両方をチェックしたが、何も問題ないようだった。
・催眠術で分かったことだが、映画が終わって家に帰る途中、ベティたちの車は持ち上げられて、奇妙な場所に運ばれた。
・明らかに邪悪な数人の小さな生き物がベティたちの車のそばにいて、2人は屋根の上にいた。
・1人はベティたちの車のトランクから金属製のライトを取り出した。
・彼らはこの目に見えない磁気の物体を使っていて、それゆえその物体が車に当たった時、ドライブインで聞こえたような大きな音が発生した。
・強烈な稲妻から大きな雷鳴が起こり、背の高い白髪の長老が青いスーツを着た数人のグレイと一緒に現れると、その生き物たちは好戦的になったようだった。
・長老は指を差して手を振ったが、気が付くとベティたちはちょうど家に着くところだった。
・ベティたちはもっと早く家に着いているはずだったが、45分ほど時間が失われているようだった。
・同じドライブインでもう一つ奇妙なことがあった。
・女性がベティたちの車の前までやって来て、そこに座っているベティたちのストロボ写真を2枚撮って、何事もなかったかのようにすぐに立ち去った。
・(以下はアンドレアソン事件の遺産 第4章を参照)
・ボブの母親の死後、彼女の愛車の壊れたクラクションが何度も勝手に鳴った。
・その前日の晩にボブの夢の中に母親が出て来たので、ボブは心配になり、母は大丈夫だというサインが欲しいと祈っていた、という話。
・ボブの母の家では他にもいくつかの変わったことが起こった。
・ボブの母はアパートの下の階を親友に貸していたが、その親友が朝に目を覚ますと、大きくて重いロッキングチェアが元の場所から移動して、リビングの床の真ん中に置いてあった。
・別の時には、重いサトウカエデのキッチンチェアが丸いテーブルから引き離されて、床の真ん中に置いてあった。
・そこには彼女と猫しか住んでいなかった。
・ボブの母の友人が引っ越した後、ベティは内装の手伝いをして、それが終わると、ボブはカメラを使って各部屋の写真を撮った。
・写真の中の3枚に、男性の幽霊としか言いようのないものが写っていた。
・ボブの母が亡くなった後、ベティたちは短期間そのアパートの下の階に住んでいたが、バスルームの古い重たい回転するタイプの金属製の蛇口が時々勝手にフル回転してしまうことがあった。
・また別の時、ボブはアパートの下の階を貸し出していて、小さな男の子を連れた若いカップルが見学に来た。
・男の子は楽しそうに部屋から部屋へと走り回っていたが、急に静かになった。
・父親が「そこで何をしていたの」と聞くと、少年は「素敵な女性と話していた」と答えた。
・その素敵な女性はどのように見えたかベティたちが質問すると、少年はボブの母親のことを完璧に言い表した、という話。
・ボニーは休暇中に駐留していたバージニア州から家に帰って来た。
・ボニーが到着したのは朝の3時頃で、ベティは数分話をしてから自分の部屋のベッドに戻った。
・ボニーは寝室の明かりを消して、パジャマに着替えてベッドにのぼった。
・ボニーがベッドに入って数分経った頃、突然、紫色のバスローブを着たベティがベッドの下に立ってボニーを見ているのが見えた。
・その姿は化粧ダンスと鏡の方を向き、そこに立ち、無言でゆっくりと前後に揺れるように動き始めた。
・ボニーが何をしているのか尋ねると、その姿は「鏡の中に入るところだ」と言った。
・ボニーはそれがベティではないことに気づき、「ママ!」と叫んだ。
・ベティは自分の寝室から大きな声で 「なに?」と答えた。
・ボニーはその姿がベティであるはずがなく、ベティそっくりのローブを着た幻であることが分かった。
・ボニーは怖くなって、毛布の下に頭を隠した、という話。
・ベティの3人の娘たち全員に異常なことが起こっている。
・長女のベッキーは精神的な世界とUFO現象を体験したが、2人の娘は黙ってその現象を避けている。
・ベティの2人の息子も体験したことがあるが、彼らはそれらについて話すことを拒否している。
0コメント