第18章 超常現象の出現(ボブ執筆)
・ベティはボブと出会うずっと前から超常現象を経験していて、2人が出会ったほとんど最初の日から今日まで、どこに住んでいようと2人に付きまとっている。
・昔、ボブとベティはフロリダ州でデートを始めていた。
・ある夜、ビーチにいると、沖合400mから800mほどの海の上を、複数の白と黒の球体が素早く行ったり来たりしているのを見た話し。
・ボブとベティが通り過ぎると、偶然とは思えないほど異常な数の街灯が消える話。
・ボブの手入れの行き届いた車のエンジンがかからなくなる話。
・マサチューセッツ州のベティの家でボブとベティがキッチンテーブルに座っている時に、ボブが座っていた椅子がかなり強く振動し始めた。
・ボブが別の椅子に移動したところ、全体重をかけていても、その椅子は振動したり揺れたりし始めた。
・地下室にある炉や水道管などに異常はなかったという話。
・1978年8月にボブとベティは結婚し、コネチカット州メリデンの家に引っ越した。
・その家に引っ越してすぐに、何かがその存在をアピールしてきた。
・真夜中に近い時間、ベティとボブは1階のリビングにいた。
・玄関のドアベルが鳴ってボブがドアを開けたが、誰もいなかった。
・ボブが1人で外にいるときに、再びドアベルが鳴ったという話。
・それから間もなくして、ボブとベティと娘たちは家の中で足音を聞くようになった。
・2階で聞こえることもあれば、ボブたちが2階にいるときに1階で足音が聞こえることもあった。
・足音から程なくして、シャドーパーソンが現れるようになった話。
・電気機器や電化製品のトラブルも数多くあった話。
・朝、ボブたちが朝食を食べに降りてきたとき、キッチンの4つの壁に貼られた廻り縁がキッチンの床に転がっていて、前日に廻り縁を壁に固定した仕上げ用の釘がまだ残っていた。
・ステンレス製の大きな料理鍋は、鍋の一番丈夫な部分である上部の丸くなった縁がまっすぐ割れていた。
・ベティは透明なドリンクグラスの2つにまるでエッチングされたかのような不思議な曲がりくねった線が入っていることに気づいた。
・ボブたちは何が原因なのか見当もつかなかったという話。
・その後、マサチューセッツ州のプロの写真家から連絡があり、コネチカット州に来てその鍋の写真を撮ってくれたのだが、たまたま彼がいる間に黒いヘリコプターが1機やって来て、それも撮影したという話。
・ボブたちはコネチカット州のチェシャーにある家に引っ越したが、不思議な出来事はボブたちと一緒にチェシャーに引っ越した。
・ある日の夕方、近所の野外劇場から帰ってきて家に入ってドアを閉めた途端に、ボブとベティはこれまでの人生で聞いたこともないような美しい音楽を耳にした。
・まるで家の中に天使の聖歌隊がいてボブたちに歌ってくれているかのようで、数分間続いたものの、どこから聞こえてきたのかはわからなかったという話。
・警察官のラリー・フォーセットと彼の妻が訪ねてきたとき、ボブたちは食卓に座って昼食をとっていた。
・ガラス棚の1つには、透けて見える小さなガラス製のディナーベルが置いてあり、ラリーはそのベルが鳴っているのをはっきりと見聞きすることができた。
・床からも棚からも何の動きもないのに、ベルの中の舌がチリンチリンと穏やかな音を立てて動き続けていたという話。
[MIB]
・ボブとベティは秋にフロリダ州のポンパーノビーチに住むベティの姉妹を訪ねる旅に出た。
・途中にあるキャンプ場の入り口まで車でやって来たのは夜の10時頃だった。
・ボブは前日の夜にこのキャンプ場の上空でUFOを目撃したという話をしているのを聞いて驚いた。
・割り当てられた場所に車を停めると、コンパスは真北を指していた。
・そのすぐ後で、オレンジくらいの大きさの色とりどりの光の玉が運転席に現れた。
・光の玉は運転席のドアを通って車の中に入ってきて、ハンドルの中央前部の空中に浮かんでいた。
・光の玉は小さなミラーボールにとてもよく似ていて、さまざまな色を発散しながら、ゆっくりと静かに私たちの車の中を左から右へと浮かんでいき、ボブとベティの目の前を通り過ぎていった。
・その物体は最終的に車の助手席側に移動して、消えていった。
・ボブたちはすぐに睡魔に襲われてしまった。
・それもつかの間、真夜中過ぎにボブが物音で目が覚めると、キャデラックのセダンが後ろから来て、ボブたちの車と90度の角度で駐車した。
・夜中の2時か3時頃、ボブはトイレに行きたくなり、車のドアに鍵をかけてトイレに向かった。
・トイレを済ませて黒のキャデラックの運転席の前を通り過ぎると、本当に奇妙なことが起こった。
・4つのドアがまったく同時に開いて、アジア系と思われる見た目が奇妙な4人の男たちが車から降りてきた。
・黒いスーツと靴、白いシャツ、細い黒いネクタイ、縁の付いた黒い帽子と、服装はまったく同じだった。
・彼らは子供の椅子取りゲームのように車の周りを1度回り、それぞれが最初に出てきた場所とは反対側のドアの横に立った。
・彼らはみな車の横に立つとボブを見て、車に戻る直前にもボブを見た。
・不思議なことに、ボブはこの奇妙な人たちに少しも脅威を感じなかった。
・というのも、彼らは全員とても細長くて、風が吹けばすぐに倒れてしまいそうだったからだ。
・彼らはそれぞれのドアの横で1、2秒立ち止まった後、車に戻って4つのドアをぴったり同時に閉めた。
・その動作があまりにも正確だったので、ドアが1枚閉まっただけのような音がした。
・ボブは車に戻って眠りについたが、朝になってみると、車は真北を向いて同じ場所で停まっているのに、コンパスがほぼ真東を指していることに気付いた。
・そのコンパスは2度と正常に機能しなかった。
・ラジオをつけてみると、前日まで放送局と完全に同期していたデジタル時計が、20分も早くなっていたという話。
[異常な出来事]
・1980年の初め、ボブとベティは新しく出版された「アンドレアソン事件」という本の宣伝ツアーに参加していた。
・シカゴのツアーを終えて、ボブたちはロサンゼルスに向かう列車に乗車していた。
・夕方に車内で座っていると、すべての電気が消えた。
・他のすべての車両に電気がついているのが見えたが、ボブたちの車両だけ電気がついていなかったという話。
[1990年 フロリダ州]
・冬の休暇の間、ボブたちはフロリダ州レイクワース地区の親戚を訪ねた。
・ベティはコーヒーに砂糖を入れて、かき混ぜ始めた。
・ベティがスプーンを出してちょっと手に持つと、指の間にあるスプーンがすぐに2つに折れてしまった話。
・ボブは金曜日の午前4時45分頃に目が覚めると、男性の低い声で「ユーデイン」という言葉を聞いた。
・約10分後、ボブはトイレに行くために立ち上がった。
・寝室に戻って来ると、何百もの小さなキラキラした光のようなものが部屋の隅々まで広がっているのを見た。
・1988年9月27日(日)午前3時、ボブは目を覚ますと、左向きに寝ていた右足首に違和感があった。
・足首に目をやると、布団が数センチ浮いていて、サッカーボールくらいの大きさで中央に白い帯がついた黒い物体がベッドから出現して天井に消えていった。
・同時に右腕の肘から手首にかけて、軽い電気ショックのようなものを感じ、腕の毛がまっすぐに立っているような印象を受けたという話。
0コメント