20-2
・さて、話はヒガナム・キャンプ場での実在の青い光の玉の体験に戻ります。
・その玉から青い光線が出てきて、私の方に向かってきました。
・私は突然その中に入り、トレーラーから離れ、道路や木の上を移動しました。
・私は青い光に包まれ、自分に何が起こっているのか不思議に思いながら、別の船と思われる部屋の中に立っていました。
・私を覆っていた奇妙な青い球体は、突然、液体のように私の体から抜けていく感じがしました。
・青い物質は空中で固まり、小さな青い光の玉となって、上に向かって漂い、私の頭のそばに停まりました。
・小さな生き物がそばに立っていて、私の心に語りかけ、ひざまずくように言いました。
・その一方で、他の2人の生き物が、何か透明なドーム状のヘッドギアを持って入ってきました。
・彼らは器具の一つを私の頭の上に固定し、小さな生き物がもう一つの器具を彼の頭の上に置きました。
・それから私と小さな生き物は別の部屋に連れて行かれ、そこでは軽いグレイのゼリーの中をゆっくりと進んでいるような感じでした。
・しばらくすると、私と小さな生き物はこの部屋から別の部屋に連れて行かれ、そこで他の2人の生き物が私たちのヘッドギアを外しました。
・船が止まったので、私と小さな生き物は外に出ると、私の隣に浮かんでいた青い光がついて来ました。
・外はひんやりとしていて、以前にもここに来たことがあるとすぐに分かりました。
・小さな生き物が私を連れて行った場所はたいへん霧が立ち込めていて、そこには私が以前に一度履いたのと同じガラスのような靴が保管されていました。
・私たちは足に奇抜な靴を固定して霧の中を進むと、再び光り輝くクリスタルの森が見えました。
・クリスタルの道に沿って進んでいくと、この辺りは以前に見たことを思い出しました。
・右手のずっと遠くにはトンネルの入り口に停まっている船がありました。
・この入り口の横には、天空に向かって伸びる巨大なクリスタルの壁がありました。
・その生き物と小さな青い光は私の横をのろのろついて来て、クリスタルの道を進み続けました。
・樹木や茂みや草花でできたクリスタルの森は壮大なものでした。
・前に来たときに一瞬だけ命を吹き込まれたクリスタルのチョウのことが頭に浮かび、また見たり触ったりできるかもしれないと思いました。
・その時、ゴロゴロと大きな音がしたかと思うと、辺りは激しい閃光に包まれました。
・光の世界にいるザ・ワンが大きなドアを開けているので、小さな生き物は私に「逃げろ」と言いました。
・私は理由がわかりませんでしたが、言われたとおりにした方がいいと思い、走りました。
・靴を履いたままで走るのは難しいです。
・私の下の道がいっせいに動いたような感じがしました。
・上から半透明の光のシーツが差し込み、クリスタルの森の中に降りて来たので、辺りが極端にまぶしくなり、ほとんど身動きが取れなくなりました。
・私は降り注ぐ光の間を必死に走りました。
・どういうわけか、私は最初の道から外れてしまいました。
・その生き物は、私に立ち止まらずに走り続けるように言いました。
・私は怖かったです。
・私は動き続けましたが、その小さな生き物は私に追いつきませんでした。
・彼の様子を見ようとして、走ろうとしながら向きを変えると、例の奇妙な光のシートの1つにぶつかりました。
・私はあお向けに倒れ、奇妙な靴は私の足から空中に放り出され、別々の方向に落ちました。
・衝撃で私はクリスタルの床を突き破り、下へと沈み始めました。
・私は道から外れて、固いスベスベのクリスタルの上にいましたが、そのクリスタルは私が触れるとすぐに水の池に変化しました。
・私は必死になって泳ぎました。
・手足をバタバタしてクリスタルを触り、手や体が接触すればするほど、その場所は深い水に変わっていきました。
・私は水面上にとどまり固い地面にたどり着くために、足を動かしたり蹴ったりしようとし続けました。
・私が岸辺の水の中から必死に体を出そうとしていると、ようやくその小さな生き物が私に追いつきました。
・いたる所に光があったので、彼は光の帯を通り過ぎることができず、立ち止まらなければいけなかった、と言いました。
・その光ははっきりと明るさを増し、その生き物は私に「大きなドアを開くためにザ・ワンが動きました。大きなドアが開きました。」と言いました。
・いたる所にすごくまぶしい光があり、鏡のような奇妙な光の断片は小さくなって消え始めました。
・私はどうしたらいいのかわからず、小さな生き物と頭上の青い光の玉と一緒に地面で休んでいました。
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