聖書に書かれた過去に関する記述が文字通り真実であることを証明しようとして、あなたたちは前世紀に考古学と古生物学に着手したことを知りなさい。結果として、自然は徐々に変化するだけで、全体的にみると穏やかだ、という考えがこれらの科学では相変わらず有力だ。その考えは、愛情深い神によって世界が守られている、という宗教のイメージに由来する。こういった問題があるために、過去は実際よりも穏やかで、次の変動によってダメージをうける間近では、少なくとも何らかの警告があるだろうと、これらの科学では推測することとなった。変動は突然起こり、猛烈な可能性がある。
あなたたちは夢に頼って生きているが、世界は必然性によって構築されている。このために、あなたたちは周囲で起こっていることを理解できていない。けれども、今の状況は完全に自然界に支配されていることを理解してください。形はどうであれ、人類は自分の運命を全く支配していない。人類は子供で、自然界の犠牲者で、もうすぐ自然界によって、アルファベットすら思い出せないくらい原始的な状態に、後戻りするだろう。あなたたちの夢によって、立ち向かう必要のあるものから自分を守ることができる。つまり、自然界は実体ではなく、莫大な数の小さな必然性の集まりだ。盲目の人たちだけが、自然界に驚く。
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