しかしながら、フレッドは驚くべきデモンストレーションを行い始めた。
フレッドがベティの夫をピンで突き刺し始めたにもかかわらず、彼は痛みや出血を感じていなかったので、ベティは怖くて顔をしかめた!
それからフレッドは、ボブがフロリダ州でベティと初めて会ったときに退行させる実験をした。
ボブが2人の最初の出会いを生き生きと語るのを彼女はうっとりと聞いていた。
(彼らのアブダクションが額面通りに真実だとすると、この2人の出会いは外部のものによって計画されていた可能性が高い。)
1977年の秋、彼は友人のエディと一緒にキャンピングトレーラーで国内を旅行していた。
カリフォルニア州を通ってテキサス州に行き、次にオレゴン州に行った。
初めはフロリダ州に行く気はなかった。
しかし、彼はそこへ行きたいという強い衝動に駆られ始めた。
もともとはコネチカット州に戻る予定だったが、ボブはフロリダ州まで車を走らせた。
到着後、ボブとエディはエディの妻の妹キャサリンを訪ねたところ、しばらく滞在するように誘われた。
会話の中でUFOの話題になった時、ボブは10年前の体験を彼女に話した。
その後、話はとても不思議な方向に展開していった。
キャサリンは地元のレストラン「クロック」でコックとして働いていた。
彼女は最近ベティという名前のウェイトレスと友達になったのだが、ベティは個人的に素晴らしいUFO体験をしていることを彼女に伝えていたらしい。
キャサリンの新しい友達は、もちろんベティ・アンドレアソンだった。
ベティはフロリダ州の姉の家に引っ越したところだった。
家を探している間、足手まといにはなるまいと決意したベティはウェイトレスの仕事を見つけた。
キャサリンがベティの体験をボブに話すと、ボブは衝動的に「クロック」に行って、自己紹介をした。
何年も悩んでいた自分のUFO体験の答えを見つけるのに、彼女が手を貸してくれそうな気がしたのだ。
ボブがUFOを体験したのは1967年1月のベティの体験のわずか6ヶ月後のようだった。
ボブはハモナセット・ビーチに行く途中、コネチカット州ダーラムの国道68号線を1人で運転していたことだけは思い出せた。
午前中で空は晴れわたり、素晴らしい天気だった。
いつもなら車で30分ほどだった。
森林地帯の近くを車で走っていると、太陽の光を反射するものに目を引かれた。
ちらっと見上げると、2つの大きな光る葉巻型物体が雲ひとつない青空にくっきり浮かび上がっているのが見えて、ショックを受けた。
大きな機体の1つから2つの小さな楕円形の物体が落下した。
1つはすぐに飛び去ったが、もう1つは彼の方に向かってきた。
それは光沢のない金属のようだった。
円盤型の機体は落ち葉のようにゆっくりと降下し、約300m前方の木々の陰に消えた。
ボブはその時とても不安になり「彼らは私を追ってくる!」と考えたことを思い出した。
ボブが次に覚えていたことは、午後2時頃にビーチに到着したことだった!
彼は3時間以上もの間、何が起こったのか全く覚えていなかった。
何年もの間、ボブの意識のある体験は彼の心に重くのしかかっていた。
1977年12月3日の退行催眠で得られた予備データによって、ボブはアブダクションされたことが示された。
0コメント