第8章 悲劇の前兆

・1975年、ベティはアッシュバーナムのラッセルヒルロードにある自宅の寝室にいた。

・ベティは光が中に入って来るのが見えた。

・光は家にひどく接近して来て止まったが、ジム(夫のジェームズ)は起きたくないようだった。

・とても静かだった。

・寝室に生き物たちが立っていて、「今こそ、その時だ」と(テレパシーで)伝えた。

・彼らは物事を準備していて、スタートさせている。

・ベティは少しの間、つらい時期を経験しないといけないだろう、と言われた。

・彼らはベティを見守り、(夫婦間の問題における)ベティの経験を見て、ベティに忠誠心のあることを確かめた。

・ベティは(今の自宅から)引っ越ししなければいけない、と言われた。

・天文学者であり、かつてアメリカ空軍のUFOに関する科学顧問の主任であったJ・アレン・ハイネック博士は、全国紙でUFOとの遭遇情報を求めた。

・ベティはその新聞記事を読み、1975年8月20日に手紙を書いた。

・ハイネック博士がベティの手紙を受け取って何カ月も経ってから、著者たちの調査チームに依頼があった。

・最初に528ページ3巻の報告書が作成され、主要なUFO研究団体に送られた。

・それから著者は「アンドレアソン事件」を書き、その本はアメリカと海外で出版された。

・それには日本語版も含まれていた。

・1975年の遭遇はつかの間で、彼らはベティに簡単だが広範囲に及ぶメッセージを与えたようだった。

・1976年、ベティはアッシュバーナムの寝室にいた。

・目に見えない真空フラスコのような異様な静けさに包まれると同時に、ベティは頭から足まで完全に麻痺した。

・そこには1人の生き物が立っていた。

・ベティは十分に経験をした、物事は変化するだろう、多少の苦難を伴うだろう、と彼は言った。

・ベティは(生き物が現れたことを忘れているらしく、何事もなかったかのように)別の部屋に行き、ジムと父が見ている西部劇のテレビチャンネルを7に変えた。

・ベティはどうしてそういう行動をとったのかわからなかった。

・ベティはチャンネルを変え、すぐに立ち去った。

・多くの家族と同じように、アンドレアソン家にはアルコール依存症に関係する深刻な問題があった。

・そのため長年にわたり、家族と結婚生活の安心や幸せに重くのしかかっていた。

・実際、まさにその晩、記念パーティーの後で以前と同じように暴力問題が起きて、逮捕ではなかったがジムは拘束されて、一晩留置所に入れられた。

・彼は釈放されても家に帰らなかった。

・彼は4カ月間行方不明で、1977年の1月になって初めてフロリダからベティに電話をかけてきたが、家に帰ることを拒否した。

・ようやくベティは彼のフロリダの住所を発見し、飛行機に乗って説得に行った。

・彼は家に帰ることを拒否したが、ベティに家の所有権を引き渡した。

・しかしながら、すでにベティは生活に困窮していたので、すてきな自宅を売らざるを得なかった。

・1977年の秋、ボブと友人はコネチカット州からカリフォルニア州にドライブするための長期休暇をとった。

・帰る途中、ボブはコネチカット州に真っすぐ帰る計画を中止したいという奇妙な衝動を感じた。

・その代わりに、彼は友人に会いにフロリダ州に行った。

・夫の逃亡が原因で、1つの職に落ち着くまで親せきと同居するために、ベティも一時的にフロリダ州に来ていた。

・ベティはUFOを体験したことや、著者らの調査を受けていることを職場の友人の1人に話した。

・そんな中で、たまたまベティの同僚がボブたちの会いに来ているまさにその人物だった。

・その女性はベティが何らかのUFO体験をしていることをボブにしゃべった。

・ボブはベティと会って自分の体験を語る必要があるのではないか、という気がした。

・こうして、ベティとボブは出会った。

・ベティは著者(レイモンド・ファウラー)たちとボブに会うための打ち合わせをして、ボブにも調査が行われた。

・1977年の夜の10時頃、ベティはアッシュバーナムにいて、ボブと電話をしていた。

・ボブは調査員のところに行き、自分に起こった出来事を正確に述べた、ということをベティに話した。

・ベティとボブの会話の途中で、生き物たちの声が割り込んできた。

・彼らは間違いなく怒っていた。

・彼らは「終わった、それは果たされた」と言っていた。

・それは奇妙な言語で、怒ったスズメバチのようだった。

・ボブは、電話を止めてすぐに調査員に連絡したほうがいい、と言った。

・電話を切ると、ベティは電話で何らかの音楽のような音を聞いた。

・その後、ベティと子供たちが寝ると、急に窓に差し込む光が出現し、時間が止まったかのように全員が非常に静かになった。

・生き物がベティのそばに立っていて、彼らは取り持つことはできないが、結果的にすべて問題なくなるだろう、と言った。

・何かが起ころうとしていた。

・ベティは眠りについたが、すぐにベッキーに起こされた。

・電車や飛行機がつぶれるようなあらゆる種類の騒音がした。

・部屋中に明るい光があった。

・部屋の中にあるそれらすべての光が集まって巨大な白い光体となり、頭の上を越えて部屋の中をヒューと移動して、窓から出て行った。

・ボニーとシンディも起きた。

・外の空は非常に美しく、稲光のようだったが、ピンク色やオレンジ色や黄色がかっていた。

・このあと起ころうとしていること、そして、それに対して彼らは全く取り成すことができない立場であることを、実は彼らはベティに伝えていたことは今では明らかだ。

・そのちょうど24時間後、ベティの息子の2人、つまり21歳のジェームズと17歳のトッドが自動車事故で亡くなった。

UFO接近遭遇-未訳本の紹介

UFO関連で日本語訳のない洋書を紹介しています。 あらすじを参考に原書の確認をおすすめします。 私は本の内容を見抜く目を持っていません。 ご自身でご判断いただければ幸いです。 https://www.instagram.com/daisuke_ufo/ https://twitter.com/UFO_Tom

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