第13章 一家のクローゼット
・ドリス H. ファウラー/母(1904-1987)
・12~13歳の頃
・突然、赤、青、緑と黄色の鮮やかな色を発する光が頭上の空から噴き出してきた。
・真上には周囲が鮮やかな色を発する光で囲まれた巨大な暗い物体があった。
・26歳の頃
・ドリスは1931年6月14日に女の子の未熟児を流産した。
・6月18日の夜遅く、人里離れた静かな家が突然、騒々しい振動するようなブンブン言う音で満たされた。
・その音はあらゆる方向からやって来るようだったが、音源がわからなかった。
・そして、始まった時と同じように、突然音が止んだ。
・40~41歳の頃
・1945~46年の夏、ドリスが外で1人で自転車に乗っていると、楕円形の灰色の物体が雲から降りて来て、停止して、それから雲の中に戻るのを目撃した。
・61歳の頃
・1966年3月23日の夜、ドリスは隣人の車で家に送ってもらっている途中、大きくて丸いオレンジ色に輝く物体が、海峡の上空の低いところに浮かんでいるのを見た。
・見たところ満月くらいの大きさだった。
・見ていると、全く同じオレンジ色の球体が北東方向から静かにやって来て、突然まっすぐ立ち上がり、滞空している物体のそばで止まった。
・72歳の頃
・1976年のある日の真夜中に、ドリスは窓を通して輝く光に魅了された。
・窓のところに行くと、満月くらいの大きさの丸い光の球体が家の後ろの野原の路床の上空をゆっくり漂っているのが見えた。
・その光はすぐ近くの幹線道路に近づくと、まるで誰かが電球を消したかのように消えてしまった。
・70歳代の頃
・1970年代の後半、ドリスがピーズ空軍基地の近くをドライブしている時、基地の真上で円盤型の物体が雲から降りてきて、再び入るのを見つけた。
・プリシラ/おば(1906-1978)
・70歳の頃
・1966年の4月、プリシラたちが自宅の窓のところにいくと、隣接する建物の最上部に近いところを有色光を発する楕円形の物体が浮遊しているのを見た。
・数年後の早朝、プリシラは窓を通して鮮やかなオレンジ色の光で満たされるのを見た。
・彼女はハッとして目が覚めた。
・起き上がって、外から赤みがかったオレンジ色の光が差し込むのを見て、ぼう然とした。
・その瞬間から何も思い出すことができなかった。
・レイモンド F.ファウラー/父(1901- )
・22歳の頃
・彼はアメリカ海軍の無線方位局で無線技師を担当していた。
・1923年の晩秋のある日、激しい雷雨で静電気がひどかった。
・午後11時、激しい稲妻が建物の外のケーブルに落ちた。
・それは送信キーを通り抜け、空気を飛び越えて、ちょうど彼のお腹の中に着陸した。
・それは腹腔神経叢の後ろで止まり、焼けつく太陽のように回転した。
・それは直径20cmの大きさで、彼の心拍と共鳴してゆっくり一定のリズムで脈動していた。
・彼は椅子から逃れようとしたが、まぶたさえ動かすことができなかった。
・突然、光線があらゆる方向に約2m拡大して、3つのはっきりした閃光が光り輝くローブを着た3人の威厳のありそうな笑顔の男性に姿を変えた。
・彼と彼らの思考は完全に同調していたので、言葉で話をする必要はなかった。
・次に、今まで誰も見たことがない奇妙なボールゲームが始まった。
・彼の左にいた人が、いまだに彼のお腹の中で回転している火の玉を指さした。
・光の閃光の状態で、それはその人の開いた手の中にパッと飛んだ。
・その人が一瞬それを握ると、玉は直径15cmに縮小した。
・それから彼の前にいる人の開いた手に、その人はトスをした。
・彼の前の人が一瞬それを握って、直径10cmくらいに縮めた。
・するとすぐに、その人は彼の右にいた人にそれを投げて、その人が握ると直径5cmに小さくなった。
・さらにまた、彼の右の人は彼の左の人にそれを投げた。
・彼の左の人はそれを無線方位局の銅製の金網にトスすると、たくさんの火花になって消えた。
・3人は全員ほほ笑んで、おじぎをして、3つの光の閃光となって消えた。
・この後、彼は動き回れるようになった。
・マーガレット/妻(1934- )
・27歳の頃
・1961年6月24日、マーガレットが車に乗っている時、野原の上空を木の高さくらいのところで、中央部分が太い銀色の円筒形の物体が滞空しているのを見た。
・30代の頃?
・ある早朝の時間帯の夜、マーガレットは何かが原因で目を覚ました。
・彼女は輪郭のはっきりした直径30~60㎝の光線が、天井を通り抜けてレイの頭上で輝いているのを見た。
・ビームの中には、熱波のような揺れる光線の出ることや、ビーズのような連続した光の出ることがあった。
・彼女は悪夢を見ているに違いないと思い、注意深く身を乗り出し、手を出して光線を触った。
・光線が手に当たると、彼女は恐怖で手を引っ込めて、ベッドカバーを引っ張り頭の上にかけた。
・フレデリック/弟(1936- )
・11歳の頃
・1947年の秋、フレデリックはいくつかの葉巻型物体の編隊が音もなく滑空しているのを見た。
・リチャード/弟(1941- )
・23歳の頃
・1964年10月1日、リチャードは真昼間に空飛ぶ円盤を見つけた。
・単純な三角法を使用すると、その物体は直径約7.5mで、高度600mを時速480kmで飛んでいると推定された。
・27歳の頃
・1968年の夏、リチャードが夜勤を終えてアパートに向かって歩いている途中、何かが原因でちらっと顔を上げた。
・空から赤い光が下りて来て、川の方の木の陰に降りた。
・シャロン/娘(1958- )
・11歳の頃
・1969年7月29日、イギリス休暇からアメリカに帰る飛行機の中から、2つの銀色の長方形の物体が飛行機のそばにやって来るのを見た。
・デイビッド/息子(1968- )
・8歳の頃
・1976年の夏、デイビッドと友人たちはビバリー空港のすぐ近くに着陸しようとするグッドイヤーの飛行船を追いかけていた。
・その後の8月、彼と家族はバーモント州のカナダの国境近くで休暇を過ごしていた。
・彼は車の中で突然、「見て、お父さん。グッドイヤーの飛行船だ」と叫んだ。
・彼は頂上がドーム型の楕円形の物体が、階段状に上昇するのを見た。
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